第82話 オーロラもメイド修行

おはよう、マリーン。


「おはよう御座います王様、朝から相変わらず騒がしいですね」


そうなんだ、帝国の姫が夜這いをして来て大変なんだ!


「なら犯罪者ですか、警察庁長官を呼びます?」


いや話はついた! 後はメイドとして雇ってやれと言いたいが、他国の姫だどうするか?


「何を今更です王様、チリル様姉妹は元ヘキニの姫ですよ! 今更1人2人増えても大丈夫です、面倒見ますよ」


なら、メアリー以下3人メイド修行して来て、早々メイド服はこれね。


ピンクのミニメイド服を渡す、チリル達にも渡して! メリルには大きいかな? でも直すと効果が無くなるしな仕方ないか。


「待って鑑定、接待100%アップ、武力・防御100アップ(ミスリルより上)殿方の愛情100%アップ」


「ウワー旦那様なんてもん渡すの」


「側室増える!」


「可愛いですね、私にも下さい王様」


メイド総長、年齢制限で着れない様だ諦めろ。


「何歳まで着れるんですか王様?」


30歳ぐらいかな!


「王様私は何歳に見えるんですか?これでもまだ22歳です!プンプン」


あーゴメン苦労してそうで。


「罰としてそのメイド服と側室1号の権利貰います、奥方様承認下さい!」


「そうね女性の年齢を間違えるのは罪ね」


「女の子はいつでも、可愛らしい服着たいもん」


「側室は私達が子を1人産んだ後に、許可しますよ」


「私達の妊娠中の浮気防止に、早めに許可した方が良いよ」


「そうか穴あきパンティーなら、妊娠しないしね」


「「「「「許可します」」」」」


俺の意見は無しかよ。


「「「「「あるわけ無いは」」」」」


何で、俺が選ぶの駄目なんだー。


「旦那様は何を基準に選びます、顔・スタイル・家柄それでは駄目です

まず私達と一緒にやっていけるかです。私達奥様を立てて一歩引くその後に、旦那様の基準の顔やスタイル家柄が続きます」


「帝国の姫は折角私達が誘ったのに、すぐ判断しなかったので駄目になりました」


直ぐ判断しないとダメなんだ?


「旦那様が直ぐ走り出すから、止めないと」


「瞬時の判断が出来ないとね、困るわ」 


「今回だって帝国まで行ったわよね」


「悪いのは旦那様よね」


「「「「早々」」」」


「それでは王様、次の奥様なり側室選びは私も参加しますね、よろしく」


「所でメイド総長は男性経験はあるの?」


「綺麗です、嘘はつきません、仕事が忙しくて出会いなくこの歳です」


「そう苦労したのね、今晩でも来なさい今日から仲間よ」


「「「「ウンウン」」」」


「旦那様メイド総長がテントに、入る許可をして下さい」


あゝマリーン許可する! 一瞬光る。


「ありがとうございます、また来ますね、では無い報告です。

帝国のメイドは配置どうしますか、今までのメイドは?」


帝国メイドとチリル達姉妹は俺たち付きにして、今まで王族を担当してた者は宰相達のお付きで、その他の者も再配置。


ただし元王族を旗印に、反旗をおこしそうな者は首な!


「はいそれは全員に言い聞かせます、それと未払いの給金はどうしますか、後この者達の給金も?」


えー払って無いの、なんてブラックな職場だ!


「前王妃がこの方達の賃金を払ってました、後贅沢三昧でお金を使ってまして、メイド部門の賃金を3ヶ月程払ってません。

そして執事部門も、王子の贅沢三昧で同じ状況です」


分かった、残ってる宰相を呼んでくれ、この国のお金の事を聞く!


メイド総長は出て行く、残るは元帝国メイドとチリル姉妹。


帝国姫と忍者3人娘。


朝飯食おう!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


謎の少女の食事は続く。


「ギルマスさんなら、偉い人ですね」


「そんな事ないわよ、此処は7つの部族で出来ているグン自治領。

うちの位は最後よねお父さん」


「そうだよ、1番上はライアン家な、うちのタヌー家は下だ。

そう言えばライアン家のお嬢様は、冒険者になってるな」


「そうよね、冒険者のギルマスも商業ギルドのギルマスも

選べるのにわざわざ冒険者」


「結婚が嫌だったんだろー、6位のスカング家の嫁じゃ」


「そうね2位のタイガン家じゃ無いとね」


「逃げたお嬢様は、なんて名前なんですか?」


「ユーナ様よ、少し抜けてるけど可愛いし強い方よ

獣人で最強ね」


「皆さんはやはり獣人なんですね」


「この耳と尻尾でわかるでしょうまさか貴女人族?隠してるので無いの?」


「え〜と獣人では無いです、まぁ人ですね!」


「そうか私達獣人は耳と尻尾隠せるの、人族に合わせてね」


「このグン自治領は獣人の国なんだ、まぁゆっくりして行ってくれ」


「間違っても隣のリズリ聖国には行くなよ! エルフどもに殺されるぞ。

あいつらは自分達以外、あの国に誰も近づけさせない!」


「行くならオーリン共和国か、トーラン王国ね!」














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