第74話 食堂を作ろう
メリルに確認したら、このメイドは関係が無かった。
チリルの説明では、あの3人は元々のメイル付きのメイドで
王妃が来る少し前に、採用した者らしい。
だから平気でいじめていたと、この国の国民の忠誠低く無い?
「それはあの裏切り者の貴族の娘達だったからです。
成功すれば王子との婚約させると、言われたそうです」
マリーンが現れた。
「今事情聴取して来ました。
ここに居るメイドの方も事情聴取したいのですが?
王様許可を下さい」
えーと俺の方でやるから、大丈夫だよ。
「駄目です。
メイドとして雇われるなら、私の面談が必要です!」
「アンタ何で私らの事を邪魔するんだい。
雇って貰えるのに」
「ここで働く女の人でメイド雑用給仕を含め
メイド総長である、このマリーンの眼の黒いうちは
だれも勝手な行動はさせません!」
そんなー個別採用したら駄目なの?
「もし刺客や間者など入ったらどうしますか?
その為の面談です。
側室等は奥方様達の面談でお願いします。
もし私が側室に成ったら、そちらの面談も請け負いますよ!」
さらっと言い寄ったよメイド総長。
「そうねそうならない様に、この第一夫人のオーロラが
旦那様の手綱を引いておきますはメイド総長!」
「又抜け駆け第一夫人はまだ確定では無いわよ」
「「「早々」」」
「その様では私の側室入りは出来そうですね。
とりあえずこの10人は連れて行きます。
面談後危険で無ければお返しします。
後そこの料理人達は、総料理長の面談でお願いしますよ王様」
チリル悪いけど総料理長呼んできてくれ。
料理人達ここに居て。
チリル三姉妹は出て行った。
「あのーよろしいですか?」
なんだ帝国の姫。
「トイレに行きたいんですけど」
その辺の隅でしとけよ!
「何言ってんの旦那様、人質とは言え女性ですよ!」
「全くデリカシーの無い、キチンと対処してあげて」
え〜うちらのトイレ使わせる?
「今は仕方ないです、テントの許可して下さい」
誰か監視について行って、首輪してるから何も出来ないと思うけど!
しばらくして扉が開く。
料理長らしき人物が、チリル達と入ってくる。
「王様こちらが、王城内の食事を作って居る料理長です」
「初めまして、私が今の所料理長を任されて居る
ヘンリーです」ぺこり。
ここに居る料理人を雇いたい、しばらく一緒に作っていただろー?
「イエ帝国の方は当方とは、別の場所で作業してました」
何箇所か料理出来る場所あるんだ?
「はい通常城内食堂と王家専用の食堂。
それとパーティー用の大広間に付いている所が有ります」
なら彼らは王家専用の方か?
「はい私たちは通常の王城で働いている者達と
チリル様御姉妹と元王・王子の分を作ってました」
元王妃は中々やってるね、それでは料理長これ食べて。
塩ダレ弁当を渡す。
「これは帝国の食べ物ですか?」
違う俺の国の食べ物、BOXに入れてあるから大丈夫食べて!
「それではいただきます・・・・これは・・・・美味い」
少し静かに食えよ。
後ろの君たちはさっきあげたでしょう。
ヨダレ垂らすなよ。
「これは美味しい物ですね、初めて食べました」
「そうだろー俺達もそれ食べて、師匠に弟子入りしたんだ!」
「そうですか、なら私も弟子入りしたいです。
師匠!」
待てお前達、いいか俺は基本料理人では無い。
しかしある程度の知識があり、それと現物をBOXに入れてある。
これでこの世界の料理を発展させたい!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「悪いがどちらか1人残ってれ、俺だけでは説明が上手くいかないかも」
「兄さん頑張れ、私達は王女様に会いにいく」
王子ジャンピング土下座。
「お願いします、王と帝国に行くためにご協力して下さい。
お願いします」
「兄さん本当に」
「良いわ私が残る、カール2人に言っておいて!」
「分かった、でもなるべく早く合流よ」
ここで又2組に分かれる、この先どうなる!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます