第75話 女性のトイレは長い

まず米を使った料理を普及させたい。


その為の拠点作り!


何処か余ってる土地に、商業ギルドの建物出して中を改造するかな。


料理人を何人か雇ってまず材料を集めて、地球と同じ物あるか確認だな。


料理長! 帝国の料理人と少し料理を作ってくれ、腕を見たい。


「王様それではこの者らと一緒に、料理を作って参ります」


料理長と帝国の料理人達は出て行く。


メリル達も監視に行ってよ!


メリル達3人も出て行く。


やった俺の周りに誰も居ない、よし帝国との戦いに参戦しよう。


「本当に1人にすると碌な事しか王様は、考えないんですね」


「早々奥様方が言っていた通りです」


「仕事終わらせて帰って来てよかった」


現れたのは忍者3人娘。


君達外に居たよね、偵察の報告受けに行ったんでは?


「報告に戻りましたよ」


「奥様方達はいませんね」


トイレ、君たちの所では厠と言う所にいるよ。


「それでは報告は後でで?」


今聞く、どうなったのか教えて?!


「まず裏切って処刑された貴族の領外に居た様で、すぐ見つけました。

逃げた帝国人が報告して帝国兵は撤退しました。

残った貴族はどうするか、話し合ってる様です」


ならウチの騎士団達でどうにかなるな!


「それですと、恩賞で領地がもらえる予定の貴族達が騒ぎますよ」


大丈夫適当に分けてあげるから、どのみち再編成だね!


しかし帰ってこないな、大きい方か?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その頃トイレの奥様達。


「ごめんなさい、内の旦那様が失礼な事言って。

捕虜でも女性なのだから、デリカシーが無いと困るわよね」


「イエ、捕まっているのでそこは大丈夫です。

それでこのトイレの使い方は?」


「そうね、まずその穴の上に腰掛けてね。

終わったらトイレットペーパーで拭いてね。

その紙も中に捨てて後、隣にある砂を上に掛けといてね。

一杯になったら捨てるから!」


「座る時気になるなら、その瓶の水を紙に浸して拭いて消毒液だから」


「葉っぱでは無く紙ですか?」


「早々一度使うと葉っぱに戻れ無いわ、旦那様と離れるだけで不安になるわね」


「「「「ウンウン」」」」


「順番に使ってみてね、スカート汚さない様に」


3人が順番で使用する。


「この紙どの様に作るのですか?」


「この砂臭いを消すんですか??」


「消毒液て使って良いんですか???」


「やはりこのトイレは帝国に無いの?」


「無いです、お城も精々臭いのある花が置いてあるだけです」


「この王国に全てあるんですか!」


「無いわ、隣のユーグラン王国にも」


「そうね旦那様の側にあるだけ、知っている人も私達だけね!」


「なら最高機密ですか?」


「話が早くて、良いわ!」


「もう私達は帝国に帰れない、帰るなら死体ですね」


「そこまではね、ただ帝国に帰ってもこちらに戻りたくなるわよ」


「そうね、この後食事でも食べたらもう帝国に戻れないわね」


「だから貴女達の知っている事喋って下さい」


「それに貴女、帝国の第一位後継者でしょう。

帝国は女の皇帝で、男の後継者はいないはず!」


「よく知ってますね」


「私もユーグラン王国で、下の方の順位持ってますので!」


「ユーグランの王族ですか?」


「私は第三王女後継者順位は低いのよ。

だから旦那様に全てを賭けたのよ、もう後戻り出来ないの!」


「「「「ウンウン」」」」


「ユーグランの第一第二王女は知ってます、更に妹さんも

いるとは」


「姉達を知っているのね。

話は戻るけど旦那様は、止めないと何処までも暴走して本当に泣きたくなる」


「そう今回も、止めないと帝国まで行っていたわね!」


「それはいくら何でも無いじゃ無いんですか?」


「帝国の姫、名は何と言います?」


「私は第一帝女メアリー右は、騎士のケイ左は従者のユンです」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


トーラン王国国境を抜けて、トーラン王国に入った。


「トールーがトーランに行く3回行ってみろ」


「トールーがトーラン行くトールーがトーランに行く

トトロー、舌噛んだ」


「はいお前の負け、飯当番な」


「仕方ない、次の村で買い物して見よう」


村に着く、門番に挨拶。


「どこから来た、何様だ?」


「オーリンから来ました。

トーラン王国王城に、王女に会いに行きます」


「謁見か尚更調べないとな、石版に手を置け!」


3人で順番に手を石版におく。


「よし何も無いな、通行料は1人銀貨5枚だ。

明日出る時に4枚返す、実質銀貨1枚だ」


「分かった払うよ、それと食材の買える所はあるのか?」


「あゝ雑貨屋で売っている、早くしないと売り切れるぞ。

ただジャガイモは何時も売れ残る」


「そうか、美味しいのにな」


「トールーさんあれは毒芋よ」


「そうだよ兄ちゃん、あれはお腹壊すぞ」


「待ってくれジャガイモてこれだろー」


荷台のジャガイモを見せる。


「そうそれ毒芋」


「トールーさんそれは処分しないと!」


「みんな食べ方知らないんだなー」


「トールー! ココは教えないとね!」








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