第73話 全くメイドは面倒くさい

隣の3人のメイドが君達に、騙されたと言ってるが本当か!


「今更嘘を言っても仕方がないが、私達は知らない」


君は偉いのか、皆んなの代表か?


「王妃をやっていた奴いるだろー、本当は私がやるはずだった。

だけどあいつが貴族の娘だったので、役を取られちまった。

平民だと馬鹿にするな!」


まあまあ所で隣の3人と組んで、この国の幼い姫を、いじめていた奴はだれだ!


全員が顔を見回している。


居ないの?


「王様隣の3人だけです、この中には居ませんよ」牢番。


何で?指示した奴いるだろー!


「恐らく王妃になった貴族の奴でしょう。

我々は募集でついて来た帝国人です。

王妃達のメイドをして給金を頂く約束です」


料理人とメイドは、帝国人だが関係なしか、ウーン。


メイドはメリルに聞いて保釈かなぁ。


料理人はどうしようかな。


又料理人のいる牢屋に行く。


「先程の料理どの様に作るのですか教えて下さい」


「「「お願いします」」」


教えてどうするの?


「帝国で料理店を出します、絶対売れますよ!」


君達は帝国の女帝付きの、料理人じゃ無いの?


「私達は城下のホテルの料理人です。

ホテルが潰れた所を、この国に料理人として出されました。

給金は王妃に貰っていました」


君達も無罪の判定か?


所で君達帝国に帰りたい?


「この料理を教えて貰えればすぐ帰りたい気持ちです」


このポテサラサンド食べてみて、5個渡す。


「まっ又この味知らない美味しい味!」


「教えて下さい、これも美味しいです」


この料理なんだけど、この国のどこにも無い遠い国の料理なんだ。


そこでどうだ、この料理を一緒に研究しないか?


元は俺のアイテムBOXにある。


違う料理もあるので、ここの国で作らないか!


「後一緒に研究して良いんですか?」


王城の料理人を使うより、ここで雇った君達のが良い気がする。


何故なら、料理に対する愛情がありそうだ!


「お願いします、師匠」


「師匠」


「師匠」


「「お願いします」」


うーん俺王様なんだけどな!


とりあえず料理人を牢から出す。


後メイド10人どうしよう。


またメイドの牢へ行く。


さて君達帝国に帰るか又は、俺に雇われるか決めてくれ。


「私は帝国に帰っても、恐らく作戦の失敗で処刑だろー。

ここに残るよ」


「そうよね、私達は計画を知ってるんだもん。

帰ったら処刑よね」


「ならここの国で、庇護してもらうのが良いよね?」


ならこれから作る食堂の給仕と雑用で雇うよ。


それとメリルとの面接、もしいじめていたら即縛首。


嘘はダメ。


「ホウホウ嘘はダメ、しかと聞きましたよ王様」


後ろで5人の頷き。


「隠し事も嘘の一つですよ!フフ」


「残りの隠してる物全て出してください、はいはい」


「何が出るか楽しみねフフフ」


「食べ物も、新作あるだろーし、キヤッホー」


「あっちの物もあるだろーし、ホホホ」


ユーナ、ホホホ似合わないよ!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ポーリン王国王城。


「陛下トーラン王国より来ました、王子と王女です」


「2人とも顔を上げてくれ。

遠い所ご苦労であった、本日はどの様なご用件かな」 


「はい私が帝国より預かりました、ジャガイモを食べて腹痛に。

しかし調理方法の間違いだと気づき、帝国に謝罪に行きたいと。

その仲立ちを王にお願いに上がりました」


「お主の所はジャガイモの、調理方法を確立したのか?」


「はい大変美味しい物です」


「ならその方法教えてくれ、我が国も上手く出来ぬのじゃ。

本当なら、ワシも帝国に行こう」


「それでは調理場に案内して下さい。

それと我が妹はこちらの王女と友達です。

教えている間王女と話を、したいそうです」


「うーん、まあ良い明日案内する、今日は休め。

部屋を用意する」


カールとユーコンは、王女のメイドとして付いていく。




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