第71話 捕虜どうしよう

「王様其の者達はわしらが教育して、王様に従う様にしましょう」


そうかなら任せる。


それと村の者は来てるのか?


「あちらで待機している」指を刺す。


ならコイツらの教育と、敵の偵察に何人か出して!


ここから行って帝国からの進軍を、見てきてくれ。


自転車を貸す。


10人の村人が出てくる、一通り運転を教える。


騎士団も興味がある様なので、騎士団にも10台貸す。


乗れる奴に教えてもらってくれ。


騎士隊出身者なら、何人か乗れる。


村人も覚えたので、騎士団の10名との合同偵察隊を出す。


必死に漕げば馬より速い。


チェーンの外れだけ気おつけろよ。


20名が門より出て行く。


問題のコイツら帝国人、オーロラ捕虜交換て有る?


「捕虜の交換? 無いです首を刎ねるか、高山奴隷です」


優秀な奴もその処遇なの。


「優秀な者程首を刎ねないと、反撃してきますよ、」


奴隷の首輪とか?奴隷紋とか?


魔法で傀儡とか後魅了など。


「旦那様どこの国の魔道具ですか?

そんな魔法も有りません」


はーあれ出すか、でもこれ出すと奥さん達のジト目が怖いな。


「鶴ちゃんなんだって」


えっ鶴。


「何かあるようです、皆さんのジト目が怖いそうです」


鶴ちゃん〜。


「さー出しなさい旦那様ホラ」


犬の首輪、何故かアダルトコーナーに。


一緒に置いてあった鎖も出す。


拘束道具だけで良くない!


「鑑定! これを首に付けられると所有者に、逆らう事が出来ない。

所有者を変換、譲渡出来ない。

破壊不可! 鎖と一緒に使うと良い。

繋がれし者は、所有者の許可無く、外す事は出来ない」


鎖を出す。


「鑑定! 首輪と一緒に使用、破壊不可。

首輪に付けて使用する。

付けた者の反撃不可(罰はカミナリ)。

他の者が外しても、見えない糸に繋がれている為逃走防止。

引けば戻ってくる、一度のセットで良い。

繋がれた者は、所有者に許しを得なければ外せない」


「これは奴隷の首輪と鎖。

これを付けたら本当に、旦那様の奴隷になるの」


「私付けて欲しい、旦那様の奴隷になる」


エイルどうした、現実に戻ってこい。


さて実験開始!


「はい私で試してお願い」


本当にどうしたエイル。


とりあえず従者の女でやってみよう。


まずお前口の悪い奴。


姫の右にいた女に首輪と鎖を付けてみる。


今の所何も無い。


エイル鎖外して、では逃げていいよ。


女は走り出す。


ここらで鎖を思い切り引く。


飛んで来る女、鎖の先手で止まる。


再度鎖を付ける、目が赤い。


痛みと恥ずかしさがあるようだ。


「嘘つき逃げられないじゃない」


言葉が終わった瞬間。


バリバリと電撃流れる!


倒れた白目むいて痙攣、オシッコ漏らしてる。


相当な衝撃。


エイル試す、首を振るエイル。


残りの2人にも首輪と鎖を付ける。


倒れてる女にはバケツの水。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「さて夜も更けたし、風呂に入って寝よう」


「風呂かい、ポーリン王女様お風呂って有ります?」


「湯浴みなら別室に、お湯を持ってこらせます

ただ順番はお姉さんの方が先ですか?」


「いや一緒に入るよ、女同士だし」


「女? 一緒? 何故?

アーリーさんは男でしよう?」


「僕、あゝこの口調と髪型で間違えたか

僕は女だよ、証拠見せようか」


「イエイエ、でも確認はしないと

ダメよダメ、行けないわ」


王女は確認した、そして最初の恋は終わった。


「私には統一する者が夫、浮気して御免なさい」


夜は更けていく。










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