第69話 王座でのんびり出来ない

さて報告に誰も来ないので昼飯、嫁とならコピーした物を

そのまま食べられる。


塩タレ弁当と豚汁味が、濃いと美味しいな。


「これは能力が少し上がるだけですので、通常の食事として出しては」


「攻撃防御10%アップ12時間位ですしね」


「ただ合算が効くので追加は不可にしましょう」


「まだ何かあるのなら試しましょうよ」


まだまだあるが、お腹一杯になるぞ、また今度出すよ。


暫くすると扉が開いた3人娘だ。


「殿間違いました王様こちらの3人が不審な行動していました!」


騎士の格好をした女? 髪は長いが線は細い?


「王様女性です」


鶴ちゃん言わない奥さん達、スカウトしたがってる。


「対して抵抗しなかったので、捕まえました!」


鶴ちゃんの能力で見て、どう思った?!


「真ん中の子は姫と呼ばれてました、残りの2名は名を

呼ばれていたので、従者かと思います」


鶴ちゃん優秀、秘書にならない。


「秘書て何ですか?」


おつきの人、従者か! どうなる。


「側室なら父の許可が降りますが、従者なら父が成りたがりますので」


側室なら降りるのかい、良いのか風磨の小太郎!


「鶴ちゃん、側室なら許可しますよ

ただし旦那様の思う事は私達にキチンと

伝達してね、裏切りはダメよ」


コエー、光る聖女(奥様連)が取り囲んで見下げてる。


「はっはいすべて報告します

因みに今、怖い聖女と言いました」


「「「「「旦那様」」」」」すいません。


話を変えて真ん中の人、正体喋って

心で考えても彼女が言うので隠し事は無理だよ。


隣の2人でも許可するよ!


「私はどうなっても良い、姫だけは手を出さないでくれ

傷でもつけたなら帝国と戦争ですよ!」左の女の人。


帝国の姫?ここに来るなら下の方の順位だな?!


「ふざけるな皇位継承権1番だ、頭を下げろ」右の女の人。


へー順位1番か跡取り娘か、何でそんな人がこの国にいるの?


「お前の殺した王子の仮の嫁となってヘキニ王国を乗っ取る事

になっていた。

お前達が出てきた事で計画を変更する所だった」右の女の人。


殺した王子は婿さんか?


「違う私の兄だ、殺した事後悔しろ!」右の女の人。


兄が死んだのに何でこんなに強気なの、帝国兵は一杯この国に入ってる?


「フンもうすぐこちらの貴族と一緒に我が軍が攻めて来よう

帝国は女性の地位が上で、皇帝は姫の母です」左の女の人。


ああやっぱり来るんだ、なら防衛しようか?


それと帝国は1番偉いのは女帝か!


クノイチさん達伝令、騎士団に帝国の密偵を、早く捕まえて防衛準備。


貴女達の親父どもに偵察に行って貰って、早く!


それと村の人どうしたの?


「王様、下の広場に居ます、人数多いので下で待たせてます」


下手に動いて捕まらない様、そのまま集まっていて!


「旦那様どうしますか?」


え〜ともう少し聞いてみる、何人くるのかな?


「5万人の軍勢だ、今降参すれば元の国まで帰って良いぞ」右の女の人。


君は相当口の利き方がなって無いな。


(嫁がいなければ、くっ殺したいな)


「旦那様今乱れましたよ、よからぬ事考えました?」


「だから鶴ちゃんを、伝令に出したのね!」


違うから、これからの事考えただけだよ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「さてメリッサ王女さんは、このままでは命が

危ないと違いますか?」


「そうね何処に行っても、危険はあるはず

だけど統一する者が、何処に居るか分からず

帝国の姫も、何処に居るのですかね!」


「帝国に行って、聞くのはどうですか?」


「あの国は入れますが、出るのに大変です

秘密主義ぞすもの」


「なら我々と旅に行きませんか?情報を集めて

上手く行けば、統一者か帝国姫に会えるかも」


「あなた方に迷惑を、かけてしまいます」


「私達も息子を探して居ますので、ついでに貴女の

未来の婿さんを探しましょう!」


「ならお願いします」ぺこり。


闇夜に一台のジープが消えて行く。











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