第67話 王様1日目

朝飯はポテトサラダサンドとシーチキンサンド。


飲み物はアップルジュース。


「旦那様昨日はお風呂入れなかったので

朝のアレして下さい輝きたいの!」


もうみんな起きている、ここは王座の間誰か来るぞ。


「なら今日はまず、王城を探索しましょう」


「そうですね、どの様に生活するか?」


「色々指示しないと、いけない事あるかも」


「腕が鈍る、ユーナ鍛錬しよう」


「ここでしていいのかな」


誰か来るまで許可するよ、執務の時間は決まってないが

その内誰か来るでしょう!


扉が開く、最初は元王族家族と

若い宰相メイド総長姉弟。


「王様入っても、よろしいでしょうか?」


どうぞ、相談事?


「はいまず、私親子をお救いいただき、ありがとうございます

これから親子5人王に忠誠を誓います」


「「「「誓います」」」」


「私たち姉弟も助けていただき、ありがとうございます

これからも私達姉弟2人、王に忠誠を誓います」


「誓います」


全員膝をつき、頭を下げる。


皆の忠誠分かった、これからも仕事に励め!


「それで仕事は何をしたら良いと、ご相談に伺いました」


そうだな、昨日言った通り内政の事をお願いしたい。


そこの若い宰相と貴方の息子3人でテーンを補佐してくれ

奴は辺境伯で王城の内政に疎い、他の貴族に舐められぬ様

協力してくれ。


地位は宰相補佐だ、テーンを宰相にする。


「分かりました、謹んでお受けいたします」


それと名前教えてくれ。


「私はクライ、息子はライル元宰相はゾイです

私は王の前に宰相を務めていましたので

大体の事は把握してます」


宰相してたの?


「前王死去に伴い弟であった為、王の職を務めていました

でも私では国を治める事は、無理と悟りました」


でも貴方なら民の為の政治を

やっていけたと思うが違うか?!


「私は新王が来られた時、何もできませんでした、

帝国の使者が来た時も、何も言えず娘や息子が

あの様な事になっていたとは、気づきませんでした

新王なら帝国が来ても、慌てず解決して

いただけると思っています」ぺこり。


分かった帝国が来ても貴方が守った民は

引き続き俺が守る!


「ありがたきお言葉、私と息子とゾイはテーン殿を補佐して

王に仕えます!」


3人は出て行った。


「あのー発言をお許しください

元メイド総長のマリーンと言います

今回国が変わってどうしたら良いか

ご指導下さい」


元王妃や王子王女に付いてきて、城にいる者はいるか?


「まだ残っていますが」


まずそいつらを牢に繋げ、帝国の刺客や間者なら

首を刎ねないとな。


元々メイド総長の下にいた者なら

面接の上、再配置だな。


「私の力では、取り押さえ出来ません」


外に騎士団団長は、居ないかな。


「今食堂で、朝食食べていますが」


なら食堂に行って協力して貰え

逃げる前に捕まえろと!


それと元王女3人メイドの修行させて君の下で、目を掛けて。


それじゃ3人メイド総長に着いていって、いじめた奴捕まえな。


4人は出て行く。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ユーグラン王国王都。


「孫よ相続を放棄しろ、エイルが領地を継ぐ

それと結婚して夫を貰った」


「そうなの親父達は来ないの?」


「2人とも亡くなった、そこでエイルに領地を継がす

異論は言わせん!」


「僕は継ぐ気は無いからエイルによろしく」


「ありがとう、エイルによく言っておく

この後は王城か、まだ大変だな!」


お婆様は隣のヘキニ王国がどうなったか知らない!





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