第58話 進行しようどこまでも

「な、何を言っている、国は裏切れん」


なら君たちヘキニ王国裏切って、俺の部下になる?


なるなら優遇しよう、嫌なら紅い粉を少し食べる

気が変わるまで!


「「「「従います、助けてください」」」」


全員こちらに来るとでは、幹部の皆さんどうしますか。


食べた2人と最初に回答した人は、頷く裏切った2人も!


「もし貴方の言う事が、実行出来るなら

私は従います」


貴族さんナイス。


残りの1人骨が有るな。


「従います」カル。


さあ敵の砦に進軍。


「国取りだって、旦那様」


「100年振りに、国境が動くの」


「商売の場所が、増える」


「私はどうしよう」


「そうですねオリビア様、なる様になりますよ」


敵に剣を預ける、裏切りチャンス、でもあげない。


「そこの最後に頷いた幹部、俺に打ち込んでみろ」男前騎士隊長


幹部が打ち込む、ポッキリ折れる剣。


「お前達が裏切っても、俺たちには無駄だ

全部ミスリル製の剣だ」


「お前達が持っているのは、全てミスリル

本当か?」


「そうだ、ただ大将のはアダマンタイト製だ

俺たちの剣を奪っても、大将に剣を折られ

紅い粉を食べさせられるぞ!」


震える捕虜の皆さん。


他の小説の皆様ごめんなさい。


ミスリルは剣では無く、此処では鈍器です。


「旦那様、また流れがおかしいです

オーロラの事ですか?」


違いますよ、エイルさん。


夕方砦に着く、貴族さんが中に投降を呼びかける。


少しして門が開く。


「テーン伯爵どう言う事ですか、国王に示しがつきません」


オリビア、カミナリ。


縦に閃光がバリバリ、敵が焦げた。


オリビアやり過ぎだよ、煙が上がる火が上がる。


焦げた人にキュアポーション薄めをかける。


みんな消化早くして、何人かの魔法使いが水魔法を放つ。


「オリビアやり過ぎよ!」


オーロラ君の部下がやったので

俺はノーカウントだよな。


「そ、そうね、善処します!」


砦の中に入る、所々焦げ臭い、まあ良いかな。


そうそうさっき名前が分かった、テーン伯爵。


ここから伯爵の領都までどれくらい?


「2・3日だ、だがあの魔道具なら明日の夜には着く!」


なら飯にしよう明日朝、一気に領都に行く。


お湯を沸かして、牛丼を分けて人数分より多いかな。


ジャガイモと牛蒡を洗って切って鍋に入れる。


さらに小麦粉練ったスイトンの素。


米は塩おにぎりに結んで、そこの女の兵士手伝いして。


牛丼の具は薄めて塩入れて皿とホーク足りるかな。


砦にあるナイス。


みんなでワイワイ楽しい夕食。 


味方からは絶賛、敵も絶賛。


「「「「大将について行きます」」」」


うん美味しいに国境は無い。


テーン伯爵は、目を見開いている。


「マーサー殿は神か、この料理は神の領域」


やっぱり美味しいは良いんだよ、なんかクラとした?


さて風呂入って寝よう。


案の定立たなくなるまで口で抜かれた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「お兄様と料理長は、こんなに美味しい物を隠して

食べていたのですね、

私や両親には毒芋を食べさせて

そのせいで両親は」


「何ぃ死んだのか!」


「いえ、お腹を壊して、寝ています」


「そうか、それなら安心だ、私が治療してあげよう」


「ユーコン大丈夫、初めてでしょう」


「何故か、やれそうな気がする、ご両親の元に」


王子と王女に連れられて医療室に行く。


「君たちは誰かな、フヌケールどうした」


「こちらの方が治療してくれるそうです

そしてジャガイモの美味しい食べ方も

教わりましたよ!」


「本当か、これで民も助かるのか?」


「茹でて、塩を振るだけでも美味しいですね」


「それより、治すよ、キュア」


光が両親を包む。


「気持ち悪く無い、吐き気も無い」


「治って良かった」

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