第56話 開戦?

倉庫に行こうとすると執事がやって来る。


「奥様国境で小競り合いです、砦を攻められてます」


「どうしよう騎士団は、お婆様と王都よ」


俺もどうすれば。


「旦那様出陣です、騎士隊を集めていきましょう」


「そうね私たち達だけでも、戦えそうだけど」


「騎士隊にも手柄をあげないとね」


「武器はあの木刀で充分でしょう、騎士隊に貸し与えしましょう」


「移動は自転車で、3人交代で走らせましょう」


「では外で訓示お願いしますよ、旦那様!」


少しして騎士隊を門の前に招集する。


「良く集まってくれましたね、領主が亡くなり喪伏期間にも関わらず

敵は侵略してきました、仲間が砦で守ってる間に応援に行きましょう」


仮領主のマーサーだ、手柄はこの間盗賊団を壊滅したぐらいだが

本当の領主になる為全力を尽くす。


聖女達より武器を貰い、移動の新兵器で我らの同郷の元に駆けつける

3人1組でまず組んでくれ


エイル達が、ミスリル木刀をみんなに配る。


それはミスリル製だ、敵の兵器防具を全て叩き壊せ

動けなくしたら捕虜にして我が国で働かせる、殺すなよ。


移動は自転車という物だ1人が漕ぎ残りは後ろに乗れ

1時間ずつの交代制、遅れずついてこい。


食料は俺が持ってる安心しろ。


「あれ美味しんだよ」


「俺頑張る」


何人か盗賊団討伐メンバーいるな。


「出発」


自転車リアカー20台俺らは3台合計66名で出発。


半日も走れば砦が見えて来る、結構いる。


「報告200名に包囲攻撃されてます」


なんだよ200名かよ、オリビアユーナカミナリ攻撃。


撃ち漏らしを20名で攻撃、逃亡者を自転車リアカーに

1名乗せて追撃。


オリビア運転ユーナの傘の一振りで大体感電。 


離れた所で少し動く奴を騎士隊がリヤカーから

1名降りて攻撃残り2名で逃げた奴を攻撃。


大体全滅したな。


縛り上げろ。


暫くすると砦から兵士が来る。

 

いつもの顔見知り騎士隊隊長だ。


「マーサー殿救援ありがとうございます、お陰で助かりました

あの攻撃は凄いですね、兵士の何人か転がりましたハハハ」


いや良かったよ、死人はいるのか。


「砦に篭っての応戦ですので、怪我人は居ますが死人は居ません」 


なら飯食うかな、材料は俺が出す湯を沸かしてくれ。


今日は天ぷらうどん、衣を崩して狸に変更。


小麦と水で溶いて固めてゴルフボールぐらいの大きさにする

それを鍋に入れて笠間し?よく考えたらスイトンかな。


「旦那様これで終わりですか?」


そうだな敵の尋問だ。


敵司令官と捕虜を俺の前に連れてくる様に。


尋問する。


5人の男と捕虜が連れてこられる。


そいつらの前でうどんを食べる。

 

ずるずる美味そうに。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「何で王妃はお前を、殺そうとしているんだ?」


「先程も言った通り、神託の内容を聞いているんです

あちらは王子を産んでいます、統一する者は

王女を妻にするんですよ」


「なら貴女は、確定なの?」


「この国では王女は、私だけですよ

けど統一する者は9カ国の王女を、妻にします

ただリズリ聖国は、エルフの人が100人ぐらいが

幾つかの集落に住んでるだけなので、

どうなのか分かりません

隣のグン自治領は7つの部族の集まりだしね!」


「いいな、王女9人のハーレム!

もしかして俺が

その統一者かもしれないハハハ」


「よしトールー、今殺してやるよ、ハーレム

私1人では足りないのか、死んで反省しろ」


バキドン、コキバン。


「うー〜助けて、俺は統一者じゃ無い、

勘弁してくれナーコ」ガク


「私以外はお前の横に入れない、お前が

統一者でも、全て排除する忘れるなよ

トールー!」


「御免なさい」




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