第53話 辺境伯領都⑥
なんか広い応接間とりあえずみんなでソファーに座る。
「お婆様が、兄の説得して帰ってくるまで
のんびりと待ちましょう」
「そうですね、恐らく直ぐに帰って来ますわ
大体エイルを伯爵の嫁にやったら、誰が後を継ぐか
あの2人にはわかっていなかったのよ!」
何故です、理由は?
「エイルの兄はあの2人の行動が、嫌で出て行ったの
その内教えるわね」
よし聞かないで、平和な生活をしよう。
「旦那様改めて、今まで正体を隠していて
すいません」ぺこり
まあびっくりした、それと俺の首大丈夫かな。
「お父様次第ですが、大丈夫でしょう傷物にされたのでね」
何でそうなるの。
「王族は処女しか嫁に貰わない、本当は聖女が1番ですが
聖女は伝説で今までいません。
ただしこれからは分かりません、候補がここに5人いますからね」
候補が5人俺の嫁達か?
「そうです、聖属性の魔法が使えると旦那様のあれで使える魔法が
上がります、私はヒールがハイヒールになって、聖属性のバリアー
が使える様になりました。
ただし旦那様と交わって6時間ぐらい魔力が括弧しないうちです、
MPは沢山持っていかれます」
「私も使えるかな?」
「時間が経ったので今度してもらったら試して下さい」
俺のあれは段々と神に近づくと、頭いて〜。
「フフフ旦那様」
マールが膝の上に乗り、首に手を回してくる。
「試しましょう、この領地のために
そして私達の為に」
「エイルの婿さんは凄いのね
私も試したいなー頂戴」
「お母さん何言ってるのよ、ダメよ義理の息子よ」
「死んだお父様とお祖父様のやった事忘れたの
それを考えたら気にならないわ」
「お母様も帰って来て今の話聞いたらやると思うわよ」
おー熟女と一晩かグフ
「旦那様又流れが乱れてます、今度はどんな妄想で?!」
すいません、ごめんなさい
「お母様と私は未亡人ですが結婚はしませんよ
安心してエイルちゃん、ただ旦那様を貸して欲しいだけ
その光り輝く体になりたいのよ、綺麗よね
肌と髪羨ましい」
「ああこれは、旦那様の持っている、
ボディーソープとシャンプーとリンスの効果よ、
でも貸さない、危ない物だから」
「危ない物?付けてて大丈夫なの」
「喋らないなら危険はないはず、でもそれがバレれば
旦那様が危ないの、聞かないのが身の為よ」
「お母様と相談その後、エイルちゃんと相談ね」
トントン扉が開く、騎士団隊長が入ってくる。
「これより大奥様と王都に行きます、
留守は第二騎士団隊長に任せて起きます」
「お母様を守って頑張って行って下さい」
騎士団は出発した。
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ポーリン王国で晩餐中 。
「所でこの大陸を治める者は現れたんですか?」
「今の所まだね、帝国にいる神託の聖女が動いて
いるけど、何処にいるのか」
「何ですか、その神託の聖女て?」
「神の言葉を聞ける、女性よ帝国に1人いるわ
帝国は黙っているけどね」
「ならその女性の近くに、治める者がいるのね」
「なら帝国に行きましょう!」
「難しいわよ、あそこは入れるけど出るのがね」
「何故?」
「帝国は秘密が一杯なの、余所者は出る時
スパイと間違われて殺されてるわよ」
「それは困るわね、」
「帝国は怖いんだ」
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