第52話 辺境伯領都⑤

みんなで謁見の間に行く。


何故かミニスカメイドが7人。


皺ないが年がなー。


「旦那様流れが乱れています、反省してください」


反省します。


謁見の間の扉を開ける。


前には騎士団と貴族みたいな人たち。


奥の椅子に座った2人の男


「お前たちここに来て跪け」


「そうだ早く来い」


俺たちは少し進むが跪かない。


「お前たち膝まづけ、後ろのメイド?」


「何故お前たちが、メイドなのだ?」


「貴方、それに息子よ、私達はここを出て

エイルの夫について行く!」


何、いつ決めたのそんな相談なかったぞ。


「このーおぉ、騎士団そいつらを殺せ

後はどうにでもする」


騎士団はかまえるが、騎士団隊長が

剣を置き両手を掲げる。


「我々に攻撃の意思はない、降伏する、

みんな剣をおけ」


「騎士団長どうした、そ奴らをウゥーそれなら

男爵子爵お前ら剣を抜け」


「入り口で預けています」


「衛兵来い」


「大旦那様に申し上げます、衛兵は巡回中です」


「貴方あきらめなさい、盗賊団を壊滅することの

出来る人達に、勝てるわけ無いわよ

素直に懸賞金を払って、帰って貰うのが

貴族の仕事よ」


「そうです御父様、盗賊団壊滅で王国から恩賞を貰えるのに、

その人達を犯人ですって、誰がその盗賊団を捕まえたの、

此処の騎士団、団長その名誉欲しい、

騎士であるなら嘘はつけない、

貴方は彼等を認め剣を置いた素晴らしい行為です、

そこに座っている2人は、どうやら王国に

嘘を言いたい様です、

その行為王に伝えたらどうなります」


「領地没収、市中引き回して縛首ですね」

オーロラが言い放った


「お前は誰だ・・・まさか何故貴女がいるのです」


「顔を覚えてて貰って良かったわ、このまま去って

王に報告してエイルまで一連托生で

縛首では目覚めが悪いは

旦那様も泣くだろーしね」


オーロラて王族関係者?


「旦那様私は、この国の第三王女です、

改めてよろしく

オリビアとユーナは、護衛です

正体を欺いていてごめんなさい

でも別れませんから!」


えーオーロラて第三王女?


それをやっちゃったの縛首嫌だー。


「旦那様大丈夫だと思います」


何が?


「この2人を縛首、跡取りは相続放棄、エイルが相続、

旦那様と結婚するがして私と交わる

王族は体裁を整える為に私を第一夫人

エイルを第二夫人にして此処の領地を任せる

筋書きはこれでどう?」


浮気の時点で縛首だよー。


「ふざけた事を言うな、お前に権利は無い」


「王族侮辱罪、騎士団2人の首を刎ねて」


騎士団長と騎士隊隊長が、素早く首を刎ねる


「騎士団長、誰か王都に行かせて

エイルの兄に相続放棄のサインを

させて、たとえ脅しても」


「姫さま私が行って説得します、孫を説得するので少し時間を」


「なら戻り次第今度は、私達が王都に行って

この領地を治める事を、報告しましょう」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「お嬢様大丈夫ですか、馬車はどうなりました」


「爺とどうにか逃げて、この人達に助けていただきました」


「それはそれは、ありがとうございます」ぺこり


「それと馬車は谷底に落ちました、恐らく助かりません」


「なら大奥様に報告してきます、貴女お客様を応接室に」


「皆様こちらに」


部屋に通される。


(叔母チャンなんか変だぞ大丈夫かな)


(様子見よ、情報収集よ)


艶やかな女の人が入ってくる。


「孫を助けていただき、ありがとうございます」ぺこり


「何も有りませんが、寛いでいて下さい

お茶をお持ちして」


「メイドがお茶を持ってくる」


後から男の人が。


「それとあの狼どうしますか、こちらで解体して

夕食にでもお出ししますか?」


「お願い出来ますか、私達出来ないので!」


「それでは料理長、夕飯にお願いね」


男の人が出て行く。


「料理長か」


続けて女の子が入ってくる。


「先程は助けていただき

ありがとうございました」ぺこり


「ポーリン良かったわ無事で!」


「はいお祖母様、この2人は命の恩人です」


「所で馬車といい、狼といい、大変だな!」


「そんな」ポッ赤い顔。


「この子はこの国の名を持つ子でな、王国の正式な

後継者なのだが、色々あってここに居る、

それで先程は誘拐にあってな

爺が助けに行った」


「爺が来なかったら何処に連れて行かれたか

分かりません」


「そうだな、もう少しして成人して国民の前に出れば

こんな所に隠れていなくてもな」


「そんなに危ない国なのか?」


「王位争いだ、この国の国民は知っている

だからこの子を守って居る」


「何故?」


「伝説だ、この子が成人した時、この大陸を治める者が現れると」


「誘拐する奴は何で誘拐する?」


「自分達が王になれないからだよ、この子が居なくなれば

伝説も無くなる!」











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