第51話 辺境伯領都④
「それでね、エイルの母以外の第一夫人と
第二夫人はもういないのよ。
第一夫人の子は男と女1人づつ。
第二夫人は女の子が1人。
そして私がエイル1人ね。
それで子作りは辞めたみたい。
男の子は跡取りですが王都で文官をしていて
女の子は2人とも嫁に行ってるは
貴族のね!」
「早々ソコが問題、貴族はね女の子を贈り物に他の貴族に
嫁がせるの。
第一夫人だからって、威張ったりのほほんとしていたら、
夫に飽きられて捨てられるの。
実家に帰れない他所の貴族に後妻にも行けない
最後は、大体自殺よね」
えー死んじゃうの、逃げて何処かでひっそりと
暮らすのは、出来ないの?
「出来ないのよ、追い詰められておしまいよ、
常に夫に怯えながら」
「お婆様やお母様が無事なのは、後妻を取らない宣言を
お祖父様やお父様が王国に宣言したから
生きながられる」
「その代わり奴隷並みの生活ね、呼ばれればなんでも
させられる性奴隷よね」
「そうでもね、昨日反撃してやったわ、
エイルの為に後悔はしてないわ」
「これからあの2人に何をいわれようが、耐えるわよ
エイルの幸せの為に!」
あのーここから出て行くのは
出来ないのですか?
「死体でしか出られない、行く当てもない
お金を稼ぐつてもない、お金もない
ナイナイずくしよ」
トントン扉が叩かれる。
騎士隊隊長が入ってくる。
「大奥様、奥様!旦那様の執事がいらしてます、
どうしますか」
「通して頂戴」
執事が入って来た。
「大奥様大旦那様の言葉です、(犯人を渡せ)以上です」
「それならみんなで行きましょう、マーサーさんもいいですか」
構いませんが少し時間を下さい。
少ししたら全員で伺うと、大旦那様に伝えて
大広間で待っていて下さいと。
「それでは大旦那様に伝えます、失礼します」執事が出て行く
「それで何するの」
エイルを着替えさせて防御を上げます。
後武器も。
「そんな物あるんですか」
えー色々、あと部屋空いてますエイルと話があるので。
「なーにここまで来て隠し事、言いなさいよ」
えーと、親に言っていいのか。
「旦那様貴族はね、そんな事気にしないわ
恐らく2人はそれ以上のこと経験しているはず
ここでしても大丈夫よ」
「何隠し事、いいから言ってみなさい!」
コエーお婆様。
エイルといたします、それで俺のを入れると聖属性になるので
さらに強化出来ます。
「えっえー聖属性」
「やるとなる」
「「神様」」
違う俺のスキルです、何かふらついたな?
「お婆様お母様、秘密厳守です
旦那様此処に寝れば、良いですか」
それは2人の前は、不味いだろー。
「良いわ、みてますよ」
「私も許可します」
エイルが服を脱ぐ。
これ付けてくれ、穴あきパンティーを渡す
「旦那様のHこんなの持ってたんですね
鑑定、避妊防止、ふざけんな子供がいらない
旦那様私は」
「エイル聞いて、それ履いてやると
効果だけ渡してもらえるの、
お風呂入らなくて良いのよ
これから謁見でしょう、
それに最初は生なんだから
上手くいってればお腹にいるわよ」
「そうね、わかった、後マール数は確認しといて
オリジナルも管理して
これ浮気魔道具よ」
「「「「そうだ」」」」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
悲鳴の方に向かう、綺麗な洋服の女の子。
「助けて下さい、爺が狼に」
速攻で狼2匹タコ殴り。
「助けていただいてありがとうございます
爺、大丈夫ですの」
「助けていただいてありがとうございます
私はどうにか、無事です」
「なら良かった、気おつけろよ!」
「すいません屋敷まで一緒に
行っていただけますか?」
「何で?」
「爺はこの様子で守り人をお願いします
報酬は屋敷でお渡しします
お願いします」
「ならアーリー飯だけ、ご馳走になろうか」
「そうだな、メーミは爺に肩貸してやってくれる」
「この狼食えるのか?」
「食べられます、まれに魔石を持っています
皮は敷き絨毯に加工出来ます」
「なら持って行くか」
女の子の屋敷に向かう。
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