第49話 辺境伯領都② (編)
みんなとの風呂での一戦を終え俺は考える。
エイルは妊娠したのか?
この4人は穴あきパンティーでしてやったが、エイルだけは生だ。
どうか命中してませんように、15歳で一児の父なんてのは困る。
「旦那様、お腹空きました?下のレストランで食事しましょう」
みんな着替えて一階に降りてくると
玄関の方がやかましい。
「お嬢様、今街の衛兵がお客さまを出せと言っています。お客様を捕まえに来たみたいです」
「それなら下に降りて話を、聞いてみましょう」
マールは衛兵の方に行く、オリビア達は俺の周りで警護する様だ。
「もし街の衛兵の方、お話をお伺いしますが?」
「偉そうにメイドに話などは無い、ここに盗賊団を捕らえた犯人がいるだろー引き渡せ!」
「盗賊団を捕らえた犯人? 私の聞き違えかな、英雄では無くてね!」
「そうだ盗賊団を捕まえたのでは無くて、裏切って部下を捨てた頭領だ! そいつを出せ」
「それは可笑しい話ですね、いつから盗賊を捕まえた方が犯人になるのです。それなら罪状を書いた逮捕状をお持ちください、ホテルの衛兵達そこの街の衛兵は帰りよ」
街の衛兵はホテルの衛兵に叩き出される。
「覚えてろ、このホテルを潰してやる」
全世界の定番のセリフが聞こえる。
「旦那様、大変お騒がせしました、さあレストランでお食事しましょう」
みんなでレストランに入る、注文はコースBこの間はAだそうだ。
「旦那様の料理を出せばレストランだけでも商売出来るのに! この秘密が言えないもどかしさをどうにかして」
「マール分かるよ、喋ればどんなに楽か」
「早々この秘密バレたら逃亡者よ、お尋ね者よ」
「旦那様も捕らえられて、牢獄か強制労働よね」
まあまあその話は小声で言ってな目立つから、それで無くても光ってるしさ。周りの人からは色々聞こえてくるし早いとこ夕飯を食べて部屋に行こうよ。
俺たちは食事をおえて部屋に戻ってきた。
「さて今後はどうする、俺は如何やらお尋ね者になったようだが?」
「何故そうなったかを考えてみましょう」
「エイルが絡んでいるが1番かな」
「恐らくそれが正解でしょ、辺境伯絡みね」
「なら宿以外は、全て敵と思わないと」
「外に出るなら全武装して、出ないと」
「まだシャンプー・リンス・ボディーソープの効果は有りますから」
「下着も効果があるので、相手の武器魔法は効きません」
「旦那様のアレで闇魔法もききませんし防御は大丈夫です」
「問題は攻撃の武器が傘しかありません」
後弓矢もあるよ、出そうか?
「仕方ないが恥ずかしいけどメイド服着ようか?」
刀もあるよ!
「そうですね、武力100%上昇ですもんね今までの倍ですね」
「予備で弓矢と、あの刀でどうでしょう」
「流石にあの刀は、不味いですよ」
おおやつと俺の話に気がついてくれた。
「それなら、一生懸命話しかけている旦那様、はい出してください」
「なっなんだよマールその手は?」
「旦那様の隠してる事は分かってますよ、武器をお出し!」
「「「さあさあ」」」
全員で俺の前に手を出す。
はーぁ分かったよ、皆んなに木刀を渡した。
「鑑定、ミスリル製最上、普通のミスリルまでの武器破壊、建物破壊、切れません」
※硬いです人に向けてはいけませんケガをします
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「まずこの芽を取ってね、それと緑色がある所を捨てて」
「真ん中に、切り込み入れといて茹でる」
「串有りますか、硬さ見るので」
少しして串を渡される。
「ちょっと串で刺す、これくらいでいいかな」
「これでも塩有れば食べれるわよ、塩ください」
皮を剥いてパラパラと塩を振る。
「熱いけどハフハフ、うん美味しい」
「その顔は美味しそうだな、俺にもくれ!」
「どうぞ、皮は切り目から剥がれますから、塩を振って食べて下さい」
マイケール王子はジャガイモを食べてみる。
「おお美味しいこのような味なのか! 料理長これを食べてみよこれは違うぞ」
「そぅそうですね、食べてみます」
恐る恐る料理長がジャガイモを食べる。
「どうだ、美味いだろージャガイモ!」
「本当に違いますね、大変美味いです!」
「それじゃあ次ね!」
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