第46話 辺境伯領都に中々つかない (編)
清々しい朝だ今日も頑張るぞ! 裏口から出て建物を消す。
「アイツら裏口忘れてたの馬鹿じゃんハハハ」殺気!
「旦那様おはよう御座います、良い朝ですね」
「私達はお肌ガサガサよ」
「どうしてくれます旦那様」
「出発前に一回ずつ抜きますからね、逃げた罰です」
「イヤイヤそんな時間はないよ」
「マーサー殿、お湯を沸かしてあります」騎士隊隊長だ。
今行きますと歩き出す、後ろはジト目の4人衆。
さて今日はけんちんうどんを薄めて作ろう。
小麦粉練ったのを追加、ジャガイモと牛蒡も追加して笠間しして、薄くなるけど塩入れて味を整える。
出来た順にお碗に盛って、騎士や子供に配ってもらう。
エイルにも持っていこう、みんなでエイルに会いに行く。
トントン「入るよ」
「どうぞ」
扉を開けるとなんか輝いてる人が居る。
「あれーみんなどうしたの、何で輝いて無いの」
「エイルさん、旦那様に逃げられて補充してないのよ」
「夜は1人で寝てるのよ!プンプンよ旦那様」
「羨ましい、上と下でこんなに違うんだ輝き」
「鑑定してみて」
「「「鑑定」」」
「えーー聖属性100%使用可。(レベル上げ必要)闇属性排除&防御24時間」
「もしかして聖属性魔法使ってレベルを上げれば、人を生き帰させるの?」
「呪いとかも旦那様と交われば、消えるの?」
「呪いや死の魔法を受付ないの?」
「旦那様早く王都で交わいましょう、私の全てを捧げます!」
「どいしたオーロラ、何で目を輝かせてる」
「旦那様! 私にも下さい」
「昨日の事は反省してます、私に御慈悲を」
「旦那様の事は拝みます、私にも御慈悲を」
「えっえー本当にしてないの、何をやったのよあんた達」
「何もしてない、されてないのよ」
「旦那様は結界の魔法が合って、常に研究してるって言ったじゃ無い! 馬鹿なのマール」
「面目有りません、大変反省してます」ぺこり。
「旦那様お願いします4人にあげて下さい。お風呂も入れないでリンスも出来ないで髪に輝きもありません。旦那様の隣にみんな輝いて居たいのです。どうか少しでも御慈悲をお願いします」
土下座のエイル。
「エイルそこまでしなくてもね」
「駄目よ旦那様の隣にいるのは、常に美しく輝く女でなくてはね! 他の女が近付くのを怖気付かさないと!」
「どうしてそこまで」
「知らない女より、喧嘩しても気心を許せる女がいいのよ、ここまで旦那様の秘密を知った者同士よ」
「そうね私が甘かった、旦那様お願いします」
「「「お願いします」」」
5人で土下座。
「分かったよ取り敢えずは騎士団と話してくる」
此処で待ってて。
騎士団は朝食を食べていて、俺を見つけるなり絶賛してくれる。
騎士団団長だけは渋い顔、だが俺たちが遅く出発するといえば、何故かご機嫌になった。
家を全て回収して、みんなを見送った。
残った家には最大の結界を張って、中に入ると満遍の笑顔の4人の娘達!
台所の所でブルーシートを貼って、みんなでボディーソープをつけて洗いっこ。
シャンプーリンスと進めてお湯で流してサッパリ。
隣の部屋に毛布を引き詰めたら全員入ってきた。
1人づつよりみんなで、確認するそうだ。
まあ良いけどね俺は!
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とりあえず洋服は乾いたかな? 少し縮んだが仕方ない。
「ねえどっち行く」
「川を登ると会えるかも、でも道が全く無いな」
「ならこの森を抜けましょう、カップ麺とお菓子じゃすぐ餓死するわよ!」
森を抜ける前に、倒れている人と会う。
「なぁ食べ物を持って無いかな、腹が減って動けん」
「あんた誰よいきなり現れて!」
「イヤー俺は腹減ってここに一昨日から居るよ、いきなり現れたのはあんた達だよ」
「お腹が空いてるの?」
「3日ほど食べてない、その前も3日かな、腹減った」
「仕方ないな、ここで死なれたら夢見が悪いからさ、叔母チャンカップ麺を作ろうか?」
行き倒れにカップ麺を食べさせて、少しこの辺の話をした。
「俺はトーラン王国王子マイケールと言う、よろしく」ぺこり。
「王子様?」
「王子が行き倒れて、この国は大丈夫かよ!」
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