第38話 朝だよー
何が天井を見てればだ、アソコやいろんなとこ見せて
立たせぱなしじゃ無いか。
朝のスープとおにぎり作りながら愚痴を言う。
そろそろ出来るかな。
冒険者3人は朝練、後の2人は料理の手伝いだ。
「おにぎりこんなので良いの」上等。
「スープ味見させて」ワイワイ楽しい。
朝食が終わった頃、昨日の村人が来た。
「おはよう御座います」
「おはよう御座います」
「ごじやいます」
昨日の件だが、やはり一度要らないと言ったからには
代金は受け取れん。
「それでも無料の施しは我らも受けられませんよ」
そこでだ、君の家族はこの村で何をしているんだ?
「私は鍛治氏です、鎌や鍬あと鍋などを作っています」
「私は手伝いと髪飾りなどを少し作ってます、娘は店番です」
そうかでは旦那さん、刀は打てるかな?
「ナタやマサカリなどは作りますが、刀は作った事は有りません
でも何で刀の事を知ってるんです」
まぁこれを見てくれ(やはり鉛の模造刀がアダマンタイトの刀に変身していた)。
「これは日本刀それも最上級、日の本でもお宝だ、」
俺はこの下のクラスの刀が欲しいんだ、これは世に出せないからな。
そこで一振り打って欲しいんだ。
期限はない出来たら何処かの、商業ギルドに持って来てくれ。
依頼で出しておく、名前はマーサーだ。
指名依頼だと期限があるからな、
この条件でどうだろう。
「分かりました直ぐ用意します」
いやー空いた時に、心を込めて打ってくれるとありがたい。
「では完成したらお届けします」よろしく。
それと君達の同胞は、何人かいるのかな?
「10人ぐらい居ますよ、みんな2、3ヶ月前に来ました」
そうか、ではまた会おう。
3人は帰って行った。
「マーサーさん、彼の方達とやっぱり知り合い何ですか?」
その内落ち着いたらな!
よし片付け。
まず風呂からシートの四隅持って水を真ん中に集めて。
水だけゴミ箱に。
よしシート乾いた、シートを畳んで天井のも?!
オリビアテントあげるから名前書き直して。
「何でです?」
このまま四隅テントで収納しようと思ってね。
「目立ちますよ、良いんですか?」
いつも立ててたら面倒なのでチートで立てよう。
その内家も手に入れるしね、何軒かコピーしておく。
でもなーやった後があると嫌だな、空き家あるかなぁ。
「この辺はどうですか、結構立派な作りです」コピー。
「この家新築よ」コピー。
「この家二階建て商店だ」コピー。
「ここが村長宅よ」コピー。
「旦那様門と柵もやっといて」コピー。
なあこの真ん中の道石で出来てるよ、コピー無理か。
何処かで長さ調整して、もう一度コピー出来た。
後は何かあるかなぁ。
「井戸行けますかね」
どうだろートイレの下は無かったが、とりあえずコピー。
物は出さないとわからないな、後水も!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドボン〜〜ん。
「ウワーァ川よ、みんないるの?」
「泳げるから平気」
「アレー残りの2人は、流された」
(助けて〜)。
(おねーちゃんヘルプ)。
妹2人は流されて行く。
はぁはぁ、どうにか姉2人は岸に辿り着く。
「助けないと!」
「おばちゃんあっちに、流されて行ったよ」
「追いかけるよ」
「行く!」
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