第36話 風呂無いから作る

「さてと、みんな風呂無いぞ、どうする」


「お湯で体を拭く」


「そのまま寝る」


「無かった事にする」


俺は今から作るだ。


「「「どうやって?」」」


浅い穴を掘る堀た土も堤防にして笠間し、ブルーシートを広げて


お湯をコップから入れれば寝そべりながら湯に浸かれる。


テントを4つにして頭に紐を通して、又ブルーシートを上からかける

周りからみれない様にして完成だよ。


「旦那様のお風呂にかける情熱負けました」


「ただし排水が出来ないので、どうしようと思う」


俺はそこでまた追加の工事! 隣にも同じ物を作って、そちらで体を洗ったら、ある程度は泡を落としてから隣で湯に浸かる。


「それでは、旦那様にまず見本をお見せ貰いましょう」


「そうですね、その後はそこで見てて下さい。今日こそ全員の指導お願いしますね、さあ脱いで下さい」


仕方ないな、お風呂のためだし決していやらしい事では無い。


昨日樽にお湯を入れてあったのでそれを出す。


小樽輪切りを桶がわりにして、体にかけてタオルにボディーソープを垂らす。泡立てたタオルで体を洗って、桶で頭からお湯をかけて、シャンプーでシャカシャカと、そこで頭からお湯をかぶる!


泡が無いか確認したらリンスをつけて、少ししたらお湯で洗い流す。


立って腰にタオルを巻いて、そして泡が無いか確認する。


片足上げて湯で流して、隣に反対の足を上げ流し隣にそして寝転ぶ楽ちん以上。


「分かりました、ではそこで待っていてくださいね、さあみんな脱いで」


えー上がるからさ、待ってよ脱がないで〜。


「何を言ってます、今日こそ鼻血を出さないで見てて下さいね」


「早々」


「チュ」


「鼻血出る前に」


「みんな早い」


みんな立ちながら泡を塗って洗ってる、見てていいのだろーか。


「旦那様見てる、洗い忘れが無いか、泡が無いかキチンと見てよね」


「早々リンスに行く前に泡ありませんの確認ね、私から回ります」


後ろ向いて前屈みになるなよ、慌てて手で隠す。


「旦那様指の隙間ありますよ、手をどけて見て良いんですよほら」


それは男の子としてのお約束で。


「待て待て勘弁してくれよ本当に、と股間を押さえる」


「まだ手が股間ならまだ大丈夫ね、次はマールさん」


「旦那様、私はどうですか? エイルより綺麗かな」


「旦那様、泡ついて無いですか!」


「私オーロラは恥ずかしい、でも頑張ります」


「旦那様、私がみんなの中で一番胸が大きいのよほら」


「ユーナよ、胸を抱えて見せるな、まずい下が上より下が」


「今日は鼻血出ませんねフフフ」


「2日も抜いたんですものフフフ」


「やっと成果出ましたねフフフ」


「2日間恥ずかしかったフフフ」


「私の胸で何回逝かせたかフフフ」


「待てよお前達、俺に何をやったんだ」


「さてリンス流してさ、隣に行きましょう」


「「「「ハーイ」」」」


「チョイ待ち、俺は先に上がるからさ、お前たちは後で上がってくれ」


「みんな捕まえて! 今日こそ逃しては駄目よ」


こうして夜は老けて行く。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「なんだなんだ、馬車が襲われているぞ」


「よし父ちゃん、突撃だ突っ込めい行け〜」


「え〜本当かよ、どちらが敵か分からないのに行くのかよ?」


「大丈夫、大体馬車が良いやつで、襲っている馬が悪人だよ」


砂塵まう中にジープは突っ込む。


「よし成敗だ、行くよ!」


2人は馬車襲う人達に、ジープで向かって行く。

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