第34話さあ次の村だ

「エイルさ、よかったな石投げられなくてハハハ」


「何で石投げなれなきゃ行けないの」


「いやー、村人も苦しいと上に当たるものだ」


辺境伯には無理でも、その令嬢なら出来ると思われたならば、回りから石が飛んでくる。


「それが統治する者の使命だからな仕方ない」オーロラが言った。


「あれえっ何? もしかしてオーロラも貴族様?」


「ちっ違いますよ単なる冒険者ですよ、ねーオリビア」


「早々そんなに偉いなら、旦那様の奥さんになれませんよ、貴族様行きですね」


「ならエイルは大丈夫かな」


「これからが嫁取りの試練ですよ旦那様! 見事にお祖父様と父を退治じゃない、ええと説得して下さいねそれと会う前にきちんと傷者にして下さい。いい加減に鼻血抑えてね」チュ。


「「「「そうだ鼻血出すな」」」」


「何だよみんな、一致団結してさ」


自転車を走らせてしばらくすると、次の柵が見える此処は門も有る。


「この村はだいぶ発展してますね、この位になれば失敗しませんね」


門に門番がいる。


「お前達は、何用だ」


「俺たちは冒険者ですよ、宿が有れば泊まりたいと思いましてね」


「宿は無いが広場の場所でテントを出すのは許可する。ただしこの石板に手を乗せてからだ」


順番に載せて無事通過、村の広場にたどり着く。


「旦那様、テントどうしますかあれを出します」


「俺もどうするかと思ってる、最初のテントもBOXに入れたから、能力が付いてしまったはずだしな!」


みんなで腕を組みながら考える。


「さてと本当に、どうしようか?」


「何かあるんですか?」


「昨日の建物も結界が合っただろー! テントも恐らく付けているんだよ結界がな」


「マールに言っとくけど、破壊も出来ないからね」


「早々ギルドで見た時には、ビックリして固まったわ」


とりあえず俺とオリビアのテントを組み立てる。


するとテントが、少し光る。


「へー普通のテントよね、では中に」


ドンとマールが、弾かれる。


「マールさ、昨日の建物と同じで侵入防止と許可制だよ」


「あー早く言ってよ、痛くて汚れたじゃ無いよもう!」


(あーそうだ、みんなが寝たらもう少し離そうーと、そうすれば1人でゆっくり寝れるなプププ)


「はいそこ、また悪い考えしましたね、白状しなさい旦那様!」


「恐らく繋げた所を離して、自分だけのテントに篭る気ですね! でも大丈夫ですよ、私の方からも行き来出来ますから、繋げ直して逃がしません」


(そうだった動かしても、結界を繋げられたら入って来られる)


「テントで一人寝は出来ませんから旦那様フフ」



気お取り直して、今夜の食事を作る。


昨日は倉庫から色々と、物を拝借している。


石で釜戸作って、上に鍋を置き火をつける。


薪を下にトイレ紙を少し切ってライターで火をつける準備。


「先生がタバコを吸っていてよかったな、あの頃は煙かったがな!」


「旦那様、それ火魔法ガスバーナーと出てますが」へー、ゴーー。


3mぐらいの炎が上がった。


「旦那様使う前に鑑定確認を」


新しい商品は、鑑定してからだな使用には気をつけよう。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「おばちゃん達、ステータス確認を終わったから出発しようよ! 今日中に何処かの街か村、最低でも人のいる所に行かないと!」


「そうだよおばちゃん、カップ麺とお菓子じゃね、人里見つけないと餓死してしまうよ!」


「頑張って歩こうかね」


「日頃のデスクワークが、こんな所に来ると効くね」


「あっちが明るい、やっと森を抜けられる」


「よし、え〜〜」


「何〜〜」


「崖〜〜」


「引っ張らないで落ちる〜〜」


4人は崖下に落ちて行く!





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