第33話逃亡者?

ここまで来れば自転車を出しても大丈夫かなぁ。


「だいぶ奥に入ったので大丈夫と思います」


しかし風呂を無くしたのは痛いな。


また建物を出して風呂だけ取り出すかな。


(昨日の夜ある検証をした、建物はBOXに入れて出したら能力が有った

倉庫の中のものはどれもBOXに入れられた、じゃがいもやさつまいもだ、

出せば能力が何かしかつくと思うが、風呂の能力て何だろー

湯を出す魔道具の能力はどう変わるか検証したい。)


「旦那様はお風呂が大好きですね」 


「本当に何か秘密が有りますの?」


いやーただ1日の終わりだしサッパリしたいだけだよ!


「嘘ね、今何かが乱れたはず、怒らないから正直におっしゃいませ」


何で鑑定してるんだ。


「先程女の子とウハウハて発言しました、浮気は許しません

防止の為に鑑定をしています」


もしかしてマールのお母さんも鑑定出来るの?


「そうですね父の浮気で鑑定能力が発現して上がったと、

感謝と怒りで笑いながら父を折檻してますね、子供の頃は

母の前で嘘は付けませんでしたよ兄共々ね」


そうか俺も発言には気おつける。


それでこの方角で良いのか?


「もうすぐ道に出るはずです」


「その後は各村を通って辺境伯領都に行きましょう

ただし小さい村にはギルドが無いところも

有りますので!」


少しして村の外柵が見えて来た。


「ここの村はまだ出来て1・2年ですかね、柵が木で低いです」


「この後石垣になり木柵が大きくなって門を作って砦に成れば、

100人以上の村となって、税の対象になります」


この段階だと無税なのか。


「余り発展しない段階で税を賭けると

失敗の恐れがあるので放置ですよ」


「君達は何者だ要件を言え、」


3人ぐらいで槍を構えている。


俺たちは冒険者だ辺境伯領都に行く途中だ。


たまたま柵が見えたので寄ってみたんだ。


「悪いが君達に分ける食糧は無いんだ、まだ日も高い

この先の村には夕方には着くから頑張ってくれ」


食糧が無いのか、分けようかじゃが芋とサツマイモなら売るほどある


「悪いがもうすぐ収穫期で収穫までお金も無いんだ」


よく見ると後ろに子供が何人かいる、痩せてるな。


「お前達は家に居ろここには来ては駄目だ」


まあまあ、よし、お兄さんが良いものを上げよう。


この袋を持っていきなさい。


マイバック3つぐらいのジャガイモと

サツマイモと牛蒡をあげる。


「我々にはお金が無い払えないんだ」


まあまあ君達は辺境伯の領民だろー。


ここに辺境伯令嬢がいる。


彼女の領民なら将来税を。


徴収に来れる様に発展してくれ。


「私はエイル街を統括する辺境伯令嬢エイルです。

中々手を差し伸べて上げられませんが、

頑張って下さい」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「さーて着いたね私も飛び込むかいねー!」


ギユーンキッキーヒョイ。


「幻の多角形コーナーリング」


「おーい、また飛び込んだぞ」


「救助、助けろ、ライトを照らせ」


「又いない、もう埋めてしまおう

作業開始!」


「今飛び込んだみたいですが、作業の方に

聞いて見ましょう」


「今女性が飛び込みませんでしたか?」


「何も無い、気にするな報道陣」


「イヤイヤVTRに、映ってますよ!」


「いや気のせいだ!」


「ホラ見てください・・・・・なんで

映って無いの???」


「なぁ、気のせいだったろう!

作業の邪魔だ」


「スタジオVTR確認お願いします」


「ハイハイそれではVTRスタート」


「本当に映って無い、ミステリー???」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る