第29話夕飯食べて

それでは、夕飯はカレーライスです。


「コップ出して水を注ぐからね」


氷水をイメージしてみると、コップが一杯に成る。


「はいオリビア、次オーロラね順番に注いで上げるよ」


さあ食べようよ、いただきます。


「ウーン美味しい!」


「旦那様、これは大丈夫」


「何が?」


「騙してない」


「何が?」


「ただ匂いは美味しそう」


「決まっているじゃん日本の国民食だ、美味しいよ」


「どうしよう」


「食べないの?」


「食べます・・・美味しい辛いでも美味しい」


「美味しいだろー!」


「美味しいのユーナ」


「食べないなら私がもらう!」


「そうだよね、ユーナどんどん食べろ」


「旦那様、お水をお代わりね」


「ハイよ一杯食べてくれ」


「行きます・・・・・・ガツガツ」


「え〜、オーロラ美味しいの」


「私は辛いの好き」


残りの3人も、取り敢えず口に入れる。


その後は、無言の食事風景。


「お代わり、後氷水もお願いします」


「私もお代わりね」


「お代わりよ」


「氷水」


「水、水」


急に騒がしい食事風景に代わった。


「旦那様このカレーライス、熱耐性24時間」 


「氷水も寒耐性3時間付きです」


「もう鑑定したくないです、ごくごく」


「ならこの後のデザートは、要らないよな?」


「旦那様、デザートて何ですか?」


「この世界に無い物! 甘い食べ物とお茶」


「またポーションですか」


「まずは水を、飲み干してくれ」


出したのは、暖かいレモン紅茶。


「じゃ注ぐね、暖かいから気おつけてよ」


そしてビスケットとチョコレート2個ずつ。


「鑑定、待って黒い方は食べては駄目よ! 狂ってしまう」


「そうね白い方は、まだ体力20%アップだけだけど」


「えっ、チョコレート駄目なの?」


「狂戦士に成る、3分間攻撃力1000%よ! そんなの無理」


「ふた粒食べたら6分間2000%! どんな戦士よ全く」


「旦那様、これだけは流石にお返しします」ぺこり。


ああやってしまった、地球でも食べすぎで鼻血出るしな。


もともと、興奮効果のある物だし仕方ないか?


「こちらのビスケットですか? 大変甘くて美味しいです」


「お代わりは、ないのかな」


「デザートは、口直しに少しでいいんだよ」


でもチョコレートは食べれないので、アイスクリームを出す。


「鑑定、氷魔法24時間、氷魔法耐性100%24時間、熱耐性24時間」


「えー氷魔法24時間使えるの!」


「旦那様、これも封印よ」


ところで、風呂の掃除は終わったの?


「まあまあ掃除できましたよ、ベットは撤去して倉庫に持っていきました」


その時にみんなと目が合ったのね。


「後さ9個BOXにあるんだよね、さっきの建物! 一個ずつゴミ箱行きにする、それとも掃除する?」


とりあえずはみんな黙っている。不味いので違う質問する。


「話を変えるけど、お湯はどうなるの」


「魔道具がありました、性能は良いです。魔力は順番で注ぎますので! ただこれは、王宮にあるのと同じで、国宝級ですよ」


「どの位MPを注ぐの?」


「100MPも注げば、当分持ちますよ」


「魔法は使えなくても魔力ある人は沢山いますからね。私は15万位ありますよ毎日でも大丈夫です、寝れば戻りますから!」


「すごいなマールは」


「ハイ5万です」


「1万5000」


「2万」


「10万」


「え〜エイルも10万なのすごいよ」


「毎日鑑定してれば、増えていきますよ」


「スルーしたが、国宝級の魔道具て何で知ってるの?オーロラ」


「昔に聞いた事あるので!」


(あやしいなー)


そうか取り敢えずは風呂に入ろーと。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「私達かい、それじゃーステイタス」


名前 メーミ。

年齢19歳。

職業 射撃手。

HP5000。

MP5000。

知力 芸大出くらい。

特技 広報指示。

スキル 共通言語。

ボーナススキル 投擲トウテキ射撃武器100%命中・破壊。

神の加護 (投擲射撃武器の作製、この世にある物)


「やっぱり特技がおかしいね?それと若返っている」


「次は私よ、ステータス」


名前 ユーコン。

年齢 17歳。

職業 聖女。

HP10000。

MP500000。

知力 東大医学部並み。

特技 性魔法。

スキル 共通言語・空間移動(音ズレたトコ)

ボーナススキル 回復魔法(生きていれば手足まで生えてくる)

神の加護 (1日一回死者を蘇る事ができる、24時間以内なら復活)


「私のステータスは、2箇所オカシイ所がある! それよりも若返っているよお姉さん!」


「どの位、若返っているの?」


「ぴちぴちの女子高校生よ」


「くそー、私は大学生だ、羨ましい」

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