第28話夜が来る

倉庫の確認が終わり、次は2階に上がる。


「上は幹部室と会議室それに仮眠室ぐらいですね、本当にお風呂ありますかね」  


「おかしいな台所や水汲み場が無い、ここは井戸は無いのか?」


「ああ旦那様、その施設は別棟ですので、本館には有りません」


「何ー、別棟と繋がって無いと一緒に来ないのか! 仕方ない諦めるか」


まあ後一部屋、ギルマス室の扉を開けて入ってみたが、風呂は無い。


でも何故か違和感がある、マールに言うべきか?


「やっぱり何もないか、別棟だった見たい」


「なあマール、この部屋鑑定してみろ」


「鑑定、何も無いわよ」


「次はエイルとオリビアも鑑定して見て」


「別に怪しい物は、何も無いわよ」


「早々、私も何も無いと思うは」


そうか、なら俺も浮気出来るな。


「旦那様浮気宣言ですか、許しませんよ」怒りマール。


「イヤイヤ宣言じゃ無いよ、巧妙に隠された通路があるよそこに! いいかこの本を抜くと上の本が落ちる、そして引き金を引くと本棚が動いて、空間が出来る仕組みさ」


空間の奥に、みんなで入って行く。


「有りましたよ、ベットと風呂! お湯の魔道具」


何と排水は雨樋に繋がっている。


床には布が落ちてるが、女性の下着だそうだ。


そしてここで、鑑定娘三人衆が髪の毛や下着の持ち主を特定する。


「私、アイツと結婚しないで良かった」


「我が兄ながら情けない」


「でもメリーさんの髪の毛が有りませんよね」


「メリーさんも遊ばれていたの?」


「それは無いわよ、エイルには悪いけど常々メリーと結婚したいて言ってたもの。だからこの髪の毛の持ち主は、メリーなら勝てると思ったのよ。うーんエイルの街の商業ギルドが、ガタつくのは仕方ないかな? 悪いのは兄だしね。少し成敗しよう!」


「お母さん、いますか返事して」


「はーい、マールちゃん元気」


「お母さん、そこにメリーいます」


「そばにいるわよ、ヤングは夜勤よ」


「ならこれからギルドに行って貰って、ギルマス室に兄がいないか確認して、いないなら後ろの本棚を・・・・・・てやって恐らくベットとお風呂あるからね。いる女は・・・・の4人よ何人いるかは、その時によると思うは! 後はお母さんとメリーさんで、きっちり型に嵌めてよね。浮気が二度と出来ない様にね、それじゃね」


こえーよ、ヤング兄ご愁傷様チーン。


「なあなあベット一回BOXに入れて出して見ようよ! 綺麗に成るかもしれないし実験しようか」


「旦那様に任せて・・・・・・いえ頑張って掃除します」


「そうかなら食事の準備だな、下の会議室に集合ね」



「それとトイレはどこかにあったか?」


「さっき探ったら倉庫の入り口の横にありました」


見てみると底の穴がない板があるだけだった、板はBOXのゴミ箱に捨てる。


どこにいくかはわからないが帰ってくるなよ。


スコップみたいな工具類は、色々倉庫の隅に合った。売り物みたいだ。


穴を掘ってブルーシートを、折り畳んで袋みたいにする。


その上に椅子を乗せ真ん中くり抜いて、洋風便座の出来上がり。


跳ね防止に回りにも板をつける、四角い椅子なるサイコロの1が上だ。


さて使用実験をやる、大小大丈夫だ! トイレットペーパーは安心の2枚を買ってて良かったよ。


ここは譲れん、上に猫砂かけて手を洗いましょう。


その水も便器に流す。


扉を出ると10個の目、1人づつ試して夕飯にしましょう!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「まず私から、ステータス」


名前、カール。

年齢、12歳。

職業、(賢者見習い)

HP20000。

MP50000。

知力、工卒。

特技、揚げ足取り。

スキル、共通言語。

ボーナススキル、魔法・錬金・+。

神の加護、(MP減無し)。


「何かカッコが二つある? 変なのいっぱいある?」


「次は私ね、ステータス」


名前、アーリー。

年齢、12歳。

職業、武道家。

HP500000。

MP0。

知力、中学入学程度かな?。

特技、先生攻撃。

スキル、共通言語。

ボーナススキル、自動反撃10倍、不屈の闘志。

神の加護、反撃1万倍(1日1回、翌日回復)

「特技おかしくない? 知力? どうせ私は脳筋よ!」


「おばちゃん達もやって見て!」







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