第22話商業ギルド会議室

オリビアさ、なーぁコイツ起きてないか?


「鑑定、フー起きてますね」


だろー、鼻が動いてる。


目を開けたエイル。


「最初に契るまでは、離しませんよ」


俺の首に、腕をさらに纏まりまくる。


とりあえずお茶と水を空のペットボトルを出して混ぜてみる。


「鑑定、上級です」


もう少し水を入れる。


「鑑定、普通です」


「これで幾らに成るかな?」


「銀貨10枚位かな」


「売ったら?」


「大量に売るならば、もう少し水を入れましょう」


更に水を足す。


「鑑定、普通と下級の間くらい」


「ならこれを移し替えて、売るかな」


「オーロラとユーナ小瓶買ってきてよ、魔法ギルドか錬金ギルドに有ると思うけど」


「はーい、行ってきます」


代金は、立て替えて置いてお願い。


「大丈夫よ利息は、夜にベットの上でねフフフ」


「やったー」


「勝手に決めるなよ」


2人は出て行く。


「さてエイルさんそろそろ離れて、マールが来ますしね。このポーションも検証しないと、売り物になりませんよ」


「オリビアが鑑定出来る様に、私も出来るのよ。大丈夫冒険者ギルドで売れるレベルよ。なんならナイフ貸してね、実験するから」


「それを言うとマーサーさんに、怒られますよ! 傷を付けるなと」


「そうなのね、旦那様は私が傷つくのイヤ!」


「まあ見たくないな、それは本心だ」


今のエイルは、無防備だしな。


「えっまた何か凄い物を出したの、オリビアさん?」


「そうですね髪はある薬品で、全身もある薬品でね、時間経過があるので、身体の効果は切れてます。それと防備は全身絶対防御200%ですね! ミスリルの2倍!」


「何それを、見せて!」


「恥ずかしいから、無理無理」


「恥ずかしいから?何やらHな物かしらね旦那様!」


「何故怒るエイル、俺は何もしていないよ」


「違います、私のいない間に、何が有ったのかの確認ですよ!」


後で人のいない所で見せて貰ってね。


「嘘嘘旦那様が見たい癖に、ムリしちゃってカワイイな」


トントン扉が、叩かれる。


「入るわよ」ガチャリ。


マールと男の人が入ってきた。


「初めましてギルマスのヤングです」ぺこり。


こんにちはマーサーです、よろしお願いします。


「聞くがどうやって妹をたぶらかした」


バコン、マールのパンチが炸裂。


「お兄さん何言ってるの、私が望んでお嫁さんにして貰ったのよ、もう」


「いや待てマール、いきなり殴るのは無しだ」


「何言っているの、お母さんに報告するからね絶対に! お父さんと同じになれば良いのよ!」


「マール報告はやめろ、今度こそ結婚させられる・・・・・・エイル何故に此処にいる?」


「アンタに報告はしたくは無いけどね、私はマーサーと結婚したのよ許嫁は破棄ね! 性悪女が妹なんてゴメンだは、それに貴方は数いる許嫁の1人だしね」


「あら一緒に嫁よ、順番は分からないけど、そうだったキスは私が1番よフフフ」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「痛い、?痛くない、ここ何処森の中?」


グルル、ぎゃーぎゃー。


「何、何かの動物?」


ガサガサ。


「近づいてくる、逃げよう」


バイクのエンジンを掛けて走らせる。


「この先明るい、何処かに出る」


馬車の轍がある、通れる道に出た。


さてどっちに行こうかな?!

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