第20話 冒険者ギルド再び
全くえらい目に合ったな、しかし絶対防御すげーな。
でももうすぐ切れるな、後は頭と下着だけだな。
オリビアに下着を鑑定してもらったら、絶対防御1000%だった。
ボディーソープより凄い!
ミスリルの10倍鉄の1万倍、凄いしか無いよな。
「旦那様、冒険者ギルドです入りますよ」ハイハイ。
受付にはエイルが、目の下クマで微笑んでる。
「おはよう御座いますマーサーさん、その他大勢の皆さん」
「何よ、エイルその言い方」
「そうよ謝りなさいよ」
「皆さんの後ろに、そいつがいるからよ。なんでいるのマール!」
ツカツカと受付カウンターに行くマール。
肘を付いて髪をかき上げると。
「あらエイル目の下のクマさんがお似合いよ、それよりどう私の髪は?」
「髪何・・・・・・何て綺麗なの一本一本が光ってる」
「みんな見せてあげて!」
「何でみんな髪が輝いてるの、まさかオリビア、マーサーさんが何かした」
「ここでは言えない事ね」
「「ウンウン」」
「ごめん言えない、フフフ」
「皆さん奥の会議室行きましょうよ事情聴取です、貴女ギルマス呼んで来て下さい、さあ会議室行くわよ」
みんなで、会議室に移動する。
「さあ白状しなさい、何をしたのかを、鑑定のある私に嘘は通じませんよ!」
「オリビア、鑑定で嘘が分かるって言ってるよ」
「エイルさん、私の鑑定では嘘は分かりませんよ、どうして分かるのですか?」
「何かの流れかな? 嘘をつくとね揺れるのよ、オリビアは見えない!」
「やはり、何かの流れで分かるんですね。ならもう少しです」
「そうそう旦那様の嘘は見抜かないとね、浮気されても困るしね!」
「浮気と言うか? 分からない流れで、マールさんも嫁に成りましたよ」
「やっぱり旦那様、そこに座りなさい」
「座ってるよ」
「違う、床の上です」
「汚いからやだよ」
「オリビア達は何故防げなかったの、この女の行動」
「無理でしょ、最初に旦那様のキスを奪われましたよ」
立ち上がるエイル。抱きついてくる。
「嘘でしょー、旦那様駄目よ、この性悪女だけは!」
泣きながらキスされた。
「あーずるい」
「長い」
「もう離れて」
「どっちが性悪女よ」
トントン、扉が開く。
「はいるぞ、お前達、外に声が漏れてるぞ気おつけろよ。エイルいつまでキスしてる、話し合い出来んだろー」
「ギルマスのせいで、旦那様を商業ギルドの性悪女に奪われた。キスまで最初に取られたのよ、こうなったらベットは私が1番目よ、絶対に離れないから」
「なによそれは、私が1番よ」
「オリビアに第一夫人は譲るはよ、でもベットの1番は私に下さいお願い」
「ねえねえ昨日の夜の奴はどうなるの? ノーカウントかな」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「とりあえず、1日はここにいる事にしよう、野菜スープでも飲んで!」
「そうだな遭難の鉄則は、無闇にその場を離れない」
「明日の朝から、皆んなを探すよ」
「ならエンジンも止めて、燃料節約」
「塩醤油も薄味で!」
「よし確認終わり!」
「2人でスープを飲んで寝る」
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