第19話 朝だよー

目を覚ますと、メイドが4人覗いてる。


「旦那様が目を覚ました、おはよう御座います」


「ここは何処だ! お前達は誰だ?」


「ハイハイ、起きて食事にしましょうね」


「オリビアて、嘘も鑑定出来るの?」


「嘘と言うより体の何かの流れかな? 不調だと何かの流れが違うのよね」


「そうなんだ、所で下着の効果は鑑定した?」


「凄いわよね恥ずかしくて隠してるけど、絶対防御200%! 何を基準かと言うとね、ミスリルよミスリルの2倍て事ね。それも全身によもう脱げないわね、だから同じものを余計に頂戴、洗う時に履き替えないとね!」


「分かったよ、赤と青と黒の3色をみんなの分出してあげる」


「全く旦那様はHなんだから、まだ隠しているのよね絶対」


そんな事ありません、これしか無いです。


「後で出てきたら怒るからね、白状するなら今のうちよ、私達も慣れないといけないの、恥ずかしいからねチユ」


朝食を食べに、1階のレストランに行く。


「マールさん、注文はどうするの?」


「ハイすべてコースなのでそのままお待ち下さい」ぺこり。


「お腹減ったな、よく考えたら昨日何も食べてないな」


「お待たせしました、こちらがコースの一品目です、次々とお持ちしますのでお楽しみ下さい、パンはお代わり自由です」


最初はスープか、その後は小皿かサラダかどっちだろー。


「マーサーどうしたの口からスープがこぼれてる?」


「鑑定」


「マーサー止めて! 痺れ薬がまぜてある、マールどう言う事よ!」


「えー分からないシェフ? アレ違うお父さん」


「娘をたぶらかした奴には天誅だ、痺れて情けない姿を晒して

娘にきらわれるが良いハハハ、・・・・アレ効かないの何で?」


「アホ親父なにをするのよ、効くわけないでしょ、絶対防御の人に!」


ガーン父親が倒れた、その後ろに女の人。



「お母さんお父さんが、私の旦那様に痺れ薬を入れたの! 旦那様に嫌われたらどうしよう」


「マールの旦那様、初めてお目に掛かります」


「私の方が挨拶が遅れてすいません」ぺこり。


「気にしないで下さい、報告は受けているからマールをこれからも、よろしくお願いします」ぺこり。


「さあコイツを家に連れて行って、お仕置きよもう!それではごゆっくりと」


お母さんとお父さんは去っていく。


「旦那様、ごめんなさいね父の暴走で不快にさせて、この罪は今夜奉仕します」


「そうよろしくね」


「待てマールその約束はさせない、順番を守って乱さないで!」


「チェ」


「まあまあ、取り敢えず朝食を食べさせてくれよ」


「ハイすぐ持ってきて、毒の無い物よ気おつけてね」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「叔母ちゃん達、状況確認よ!」


「そうね、まず怪我してる人!」無し。


「持ち物の確認、バック有る」有る。


「中身確認」


「私はハンカチティシュ、生理用品とお菓子、ペンメモ帳」


「俺はタオル、ゴミ袋、お菓子、ジャーキー、メリケンサックかな」


「私はタオル、スコップ、ヘルメット、ツルハシ、ハンカチティシュ」


「私はカップ麺、鍋、お水かな」


「叔母ちゃん達、何でそんな物持ってるの?」


「貴女達のお母さんに、穴掘りするから持ってこいって言われて」涙。


「ごめん叔母ちゃん達」




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