第16話お風呂とオーナー

さっき無かった物をどうするかな。


やっぱりバスタオルはこの世界に無かった。


「良し加工してみよう!」


バスローブを切ったら、それなりの物を作るかな。


ハサミとカッターで加工する、鑑定は、ミスリル並みの強度だが、何故か俺の手に掛かると普通の布と変わらなくなる。


出来た物をコピーして、11個になる。


コピーのコピーは出来ないはずが、加工して形を変えると、何故か出来る。


「不思議な事だ」


「マーサー、私達も入るから色々貸して頂戴ね、ウフーン」


「どうしたんだよ、お前ら人が変わって来ているぞ」


「いいからボディソープとシャンプー、それにリンスそれとタオルにバスローブを貸して下さいね」


「後は、これ1人2枚持っていってくれ、一枚は体を拭く物ともう一枚は髪に被せて来て早く乾くからね」


さてオリビア達が、入っている隙にレベル確認。


3日じゃあ、上がらんかな?


名前マーサーになってるし、HP150MP2000増えてる。そして鑑定レベルが2に成り、アイテムBOXレベル10コピー、レベル15順調に上がってます。


気づいたら職業。(賢者仮)


消しゴムスキルが、加工に変化した!


街に入ったから職業が賢者でも? カッコで囲まれている? 仮?


消しゴムが加工になってる、やってる事が反映されている。


ベットでゴロゴロしていたら、何だか眠くなった。


女性の風呂は長いから、俺は少し仮眠しておこう。


何故か? ふと目覚めるとメイドがキスしてる。


目が合って顔を離すが、微笑んでる。


「起きましたか、ご主人様、無防備なので少しイタズラしました」


「君は誰なんだ? ただのメイドじゃ無いよな」


「申し遅れましたが、私はこの宿のオーナーをしています、本当のオーナーは父ですが、現場は私が見ています」


「そうですか、それでオーナーさんの目的はなんなんですか?」


「冒険者ギルドの大切なお客さまの正体を見に来ました! でもそんなに無防備で心配になります」


「オーナーさんは、鑑定が出来ないのかな? 残念ですね」


「・・・・出来る人はそんなにいませんよ、貴方のパーティーメンバーのオリビアさんは出来ると思いますが、4・5人ですよこの街には!」


何だ今の一瞬の間は?


「そうですね、貴女が口が固ければ良い情報を上げましょう。でも口が軽いなら私達の担当を外れて下さい、どちらにします?」


「それなら私は態度で示します、喋らない様に口を塞ぎます! この様に」


またキスされた、今度は長い。


「分かりました、ではこのナイフで私の手を切って下さい、大丈夫です怪我はしませんよ確実にね!」


「そんな事を私は出来ません、お客さまには特に出来ませんので」


「それじゃ検証出来ませんね、どうしようかな?」


「言葉では説明できませんか?」


「言葉で言えば、わたしの全身は絶対防御100%になっています。武力も魔法も効きませんからね。ですので無防備なんです」


「待って下さい絶対防御て! 傷を1つも付かないのですか?」


「そうですよ誰も私を傷つけられません、12時間の間はです、そして彼女たちが帰ってきたら、女の人なら嫉妬するでしょう。その輝きに!」


「輝きですか?」


「私は男なので乙女になれませんがね。しかし女性ならいつでも慣れます」


そのうちに廊下が五月蝿くなって来た。


「彼女達が、帰ってきたと思いますよ」


メイドよおどろけ、彼女達の輝きを!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「又です、人が落ちました! 今度はジープに乗った6人組です」


「さて今回の挑戦者は、どうなつたでしようか? スタジオ」


司会者「全く迷惑な人達です、騒がしいですが、現場何か動き有りました?」


「はい、先程落ちたのは、最初に消えた男の子の親類見たいです」


「漫画家さんでしたっけ、ネタにしたいのかな? 本当に迷惑な!」


「スタジオ、消えたみたいです、大穴の周りで警察官が騒いでます。

以上大穴のからの中継でした!」


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