第40話 なぜうちに?
かえる。
買い物もお、いや、ツーリングも無事に終わり、
家に帰ってきたら、親父さんが・・・そわそわ。
なんか嫌な予感するな。
で、ご主人様に、
「こうた、呼んでくれ。」
へ?なぜに?
ご主人様が、
「あ、スクーター直ったの?」
親父さんが、
「そそ。」
ご主人様がこうたを呼ぶと、親父さん、
「お・・・俺のビーノ!」
意味わかんねーよ。親父さん。
「ちーっす。直ったんすか?俺のアプリオ?」
軽い感じでこうた参上。
で、親父さんが、
「ビーノ。よくがんばった。すぐにいじってやるからな。」
こうたが、
「え?調子いいすよ?お父さん?」
あー。まいいや。
と思ってたら、軽トラが家の前に。
お。アプおじさん。おひさー。
アプ2が、
「おれは帰ってきた。さらなる力を得て。俺は・・・。」
あぷ2なんか開き直ってる?
こうたが、
「俺のあぷ2。元気になったか?」
こうた嬉しそうでちょっとかわいい。がすぐに、はてな顔に。
店長さんが、
「こうたくん。すごいよ。アプリオ。速いよー。」
親父さんが、
「言ったとおりにしてくれたか?」
店長が、
「へいへい。おまけにキタコのメーター付けといたよ。」
なんか、やけっぱちだな。店長さん?
こうたが、
「あのー。なんかマフラーとか、かわっちゃったような?」
親父さんが、速攻
「こうた。とりあえず乗ってみろ。文句はそれから聞く。」
「んじゃちょっと。」
こうた、試し乗りに。
ご主人様はあきれ顔。
でもさ。なんで家にくるんだろ??
バイク屋さんが修理して持ってきた。んだろ?
ん?ま、いいか。
八百万の神々 スクーター編 @mohe926
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