第33話 よからぬ相談。

かえる。でございます。

スヌーピーとお初。で、3人組の族いや、スクーターサークルのようなものが出来ましたとさ。

で、3人は聖地のスタバへ。

ビーノが、

「でもよく考えたら、スヌーピーが一番年上なのよね。」

(補足:ビーノSA54J=2016年発売設定。かえるCA45A=2012年発売設定。クレアスクーピーAF55=2008年発売設定)

するとスヌーピーが、

「あんまり気にしてないのよねー。でも、整備してもらってなんか生まれ変わったような感じ。」

ああ。生まれ変わってるだろうな。持って帰ってくる気マンマンだったんだろうな。親父さん。ご主人様用に。・・・あれ?ちょっとまてよ。

もしかして、おいらのご主人様用に持って帰る気だったのかな?

するとビーノが、

「なに複雑そうにしてんのよ?かえる。」

「いや、何でもない。うん。」

スヌーピーが、

「あら。焼きもち?本来私があなたのご主人様用だったと思ったんでしょ?」

「そんなことないよ。ご主人様はおいらに、ぞっこんLOVEだよ!」

(補足:ゾッコンLOVE。昔、薬丸裕英、布川敏和、本木雅弘がシブガキ隊というユニットで歌っていた曲。今でこそ渋い本木雅弘が、すこしへたっぴでちょっと浮いてたユニット。無理やりうたわされてたんだろうな。と心痛む曲です。)

笑いながらスヌーピーが、

「あの人、自分で乗るつもりだったみたいよ。でも結局売り物になって、今のご主人様に買われたの。」

ビーノが、

「え?かおちゃんのお父さんが整備したの?」

スヌーピーが、

「そうそう。私が店に来た日。まだ店頭に並んでないのに、店長さんに私を指さして、「クレクレこれクレ。」って。(笑)」

「で、勝手にいじって持って帰ろうとしたんだけど、店長さんが止めた。の」

「今のご主人様が、ピンクのかわいいスクーターが入ったら教えて。って言ってたみたい。それに私が店に来たのは、あなたが、かおちゃんのスクーターになってからだよ?」

かえるが、

「あ、そうなんだ。」

ビーノとスヌーピーが、

「安心した?かえる?」

と笑ってた。

けど・・・

親父、あのガタイと年で、あのピンクに乗ろうとしてたのかよ・・・。

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