四
ある時、子路が一室で
のち、
子路はもともと自分に楽才の乏しいことを知っている。そして自らそれを耳と手のせいに帰していた。しかし、それが実はもっと深い精神の持ち方から来ているのだと聞かされたとき、彼は
人の良い兄弟子の嬉しそうな笑顔を見て、若い子貢も微笑を禁じ得ない。
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