《神風天覧試合》 ルールまとめ


🔳《神風天覧試合》:

 ・六名が全員と戦う、全十五試合の総当たり戦。

 ・全試合終了後、星の多い者が優勝。《神風》に選ばれる。

 ・勝利:星2つ 引き分け:1つ 不戦勝:1つ 敗北:なし  

■公式戦:

 ・試合間隔は七日程度。

 ・戦場の時刻、場所、補則は運営が決める。

  場所は関西圏に限られる。

 ・試合の周知は二十四時間前、《耳袋》にて行われる。

 ・公式戦の情報は、参加者全員に周知される。観戦自由。

 ・《耳袋》不所持の対戦者は《不戦敗》となる。

■野試合:

 ・参加者が合意の上で、運営に連絡し、開催。

 ・戦場の時刻、場所、補則は、参加者同士が決める。

 ・試合ルールは公式戦に準ずる。

 ・野試合の情報は、他の参加者に周知されない。

 ・受付は公式戦周知前、試合の二十四時間後に限られる。

  先着の野試合受付がある場合も、これに同じ。


🔳試合ルール:

 ・立会人を伴う、一対一の勝負。

 ・《必至》をもって、決着とする。 

 ・相手を殺した場合は、《天覧試合》を失格になる。

 ・武器使用は無制限。

 ・ 試合進行の妨害、公平な比武に水を差す行為には反則を取る。

  星の減点は立会人の裁量次第。

 ・戦場によって補則(追加ルール)が存在する。

■場外:

 ・戦場の外周にはドローンが配備され、場外の警告を行う。 

 ・場外カウント二十秒で敗北。カウントは累積する。

■異議:

 ・《必至》を取られた側は、立会人に異議を申請できる。

 ・決着は取り消され、状態はそのまま、勝負は再開される。

 ・異議を唱えた者を殺しても、相手は失格にならない。

 ・異議は一度しか認められない。


🔳試合後:

 ・双方の怪我は、すべて空木 八海が完治する。


🔳口頭確認された細部ルール


Q:「必至」とは?

A:生殺与奪の権を取ること。


Q:不殺以外に、制限はないのか?

A:場外に関する制限はあるが、他はない。


Q:つまり、殺しさえしなければ、何をしてもいいと?

A:その通り。


Q:毒は?

A:不問。毒殺は失格となる。


Q:ほどなく死に至る状態はどう扱う? 例えば大量出血など。 

A:生殺与奪の名の通り。

  決着の後、手当によって死を免れるなら、不殺と見なす。


Q:手足をバラしても?

A:問題ない。


Q:飛び道具の《必至》は、どう取るのか?

A:寸止めが出来ない以上、飛び道具の《必至》は認め難い。

  避けることも受けることも出来ぬ状況なら、あり得る。


Q:外野の手助けはどの程度、許される? 声掛けはいいのか?

A:手助けは反則だが、妨害にならない程度の声掛け、応援は問題ない。


Q:制限時間は?

A:ない。

  ただし極端に長引き、両者に戦う意思がないようなら、期限を設ける。

  その期限を越えて決着が着かない場合は、両者敗北となる。  


Q:野試合以外の勝負は?

A:立ち合い人の目の届く範囲であれば警告し、反則を取る。

  それ以外の私闘には制限なし。

  闇討ちで消えるような者に《神風》は務まらない。


🔳追加ルール

■外部観戦者の許可

・二幕より。浪馬が忍野に捻じ込んで実現した。


『試合に出るやつの関係者で、一人まで。

 危険対応は自己責任で、他言無用。

 でもって、対戦相手の許可が必要てンで、電話したワケよ』

                 ──【前幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の二


■服装の規定

「《神風天覧試合》に服装の規定はございません。

 得物同様、何を着られようと問題はないと考えます」

                 ──【前幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の四




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