第12話

「えーと、お嬢様がなんだってこんなうさんくさ。。。」


俺が、こんな胡散臭い占いなんかしなくてもいいでしょうと

お断りの文句を吐こうとしたところで、春川のやつが俺の口に蓋をした。

手で。あの、きれいに爪がねいられた(ネイルられた)の意味

白い手で。


「どうぞ。彼はどんな占いでもするけど」


「まぁ、それはうれしいわね。で、占ってほしい内容なんだけど、

実は、自分の運命の相手を知りたいと思ってね。。。

パパは将来は大手企業の社長と結婚だとか、自分の金融資産とか

より保有しているお金持ちのおぼっちゃんと婚姻するように望んでいるけど。

私的には、普通の暮らしができればいいと考えているわ」

「ふーん。なるほどね」


俺は適当に相槌を打ち、適当にタロットカードをシャッフルしてみせた。


そして続けた。


「あなたの運命の相手はー」

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高校の文化祭で運命の相手は俺でしょうと適当な占いをしていたら、美少女達が魔に受けてちょっとした修羅場になった。そんなかに俺のこと大嫌いな筈の幼馴染もいたから余計に大変になったった。汗汗 雲川はるさめ @yukibounokeitai

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