19,READY TO
そして現在、俺は
時刻は午後20時35分、繁華街の華やかな光が道路を照らし勧誘や商いの花を咲かせていた。
2ブロック先の信号を左折して300メートル行った先にある路地を右折した先にあった立派な日本家屋の前に停車させた。
「えー、上がって行かないの?」
「ああ。 遠慮する、それと仮にも教師と生徒だから」
アクセルを吹かして来た道を引き返そうとした時、山村の悲鳴が後ろから聞こえて来た。
「ただい・・・、きゃあぁぁぁ!!!!」
慌てて出てくる足音の後に聞いた事のある靴音が5つ聞こえて来た。振り返ると、いつの日かの5人組だ。
幸い、ヘルメットをしているので誰なのか分からないようだ。
「おい、お前! コイツの教師と名乗る奴に言え!! 助けたくば、■■に来いってな!!」
俺は静かに頷き、彼らとすれ違い来た道を逃げていく演技をした。
その際に小型発信器を、山村のスカートに付けた。
後日、俺は急用を思い出したという理由で講義を休み約束の場所に着いた。
「ここだな・・・」
その場所は東京都港区にある廃倉庫だ、ココを所有しているのは
「さぁ。 戦争の時間だ」
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