最終章
神藤探偵事務所にて、神藤、ヒロキ、そして真由美の三人が集まっている。
「それにしても、随分と急な話ですね、探偵を辞めるなんて……」
ヒロキは神藤に向かってそう言った。
「あぁ、君たちには迷惑をかけることとなる……」
「でも、どうして……?」
真由美がそう言うと、神藤は、
「やるべきことはもうやった……、と言ったところだよ」
と返した。
おそらく自身がルッシフということは最後まで隠しておきたいのだろう。
ヒロキはそれを察して、あえて深くは追求しなかった。
そんなヒロキを見て、神藤が話しだす。
「そうだ、また急な話ではあるが……、ヒロキ」
「はい?」
「君に私の仕事を引き継いでもらいたい……」
「俺が……、ですか!?」
本当に突然だったため、思わず驚いてしまうヒロキ。
神藤は、ヒロキの目を真っ直ぐ見つめて言う。
「今の君なら大丈夫だ……」
「でも……」
「大丈夫よ、ヒロキさん優しいもん、絶対にいい探偵になれるって!」
真由美が不安になるヒロキをそう励ます。
「そうかな……?」
「そうよ!」
ヒロキは、真由美のその励ましの言葉に勇気づけられる。
「うん……!、俺、やってみます!」
神藤はその言葉を聞いてほっとした。
「ありがとう……、ヒロキ」
神藤は自分の部屋で荷造りをしていた。
そんな中、コンコンと扉を叩く音が響く。
「ヒロキか?、入れ」
扉を開け、部屋に入るヒロキ。
「どうした?、またなにか心配事でもあるのか?」
「ルッシフ……」
ヒロキは、神藤の名をそう呼んだ。
「その名前で呼ぶということは……、そう言うことか?、ギヌス……」
ヒロキは、神藤に問いかける。
「本当はどんな理由なんです?、俺達から離れる理由は……」
神藤は、一回深呼吸をしてから話しだした。
「私はもう長くはない。あの夜、君を助けるために力のほとんどを使ってしまった私は、堕天使という烙印を押され人間として生きることとなった。それまでは良かったが、真由美を襲おうとした君を止めるために、人の肉体でありながら力を使ってしまった影響で、私はその命を維持できるほどの力を失いつつある……」
「だから、俺達の元を離れようと?」
神藤はそう言われ、首を縦に振り、ヒロキの顔を見る。
「君にとって、最後まで私は勝手な男だったかもしれないな……。でも、どうか許して欲しい、真由美や隼戸を心配させたくはないんだ……」
ヒロキはそれを聞いて、
「分かりました、黙っておきます」
と言って、神藤の部屋を出た。
空港にて、隼人と神藤が並んで歩いていた。
「一体どういう風の吹き回しだ、急すぎるだろ、いくらなんでも……」
隼戸は、神藤に対しそう問いかける。
「なぁに、自分探しをするのも悪くないって思っただけさ……」
「嘘だな……、本当の理由はなんだ?」
隼戸は神藤が嘘をついているのを見抜く。
神藤は、さすがに隠し通せないと思い、隼戸に話す。
「お前に隠し事は無理か……、実はもう長くなくてな……」
「なんかの病気か?」
「そんなもんさ……、元々寿命は長い方ではなかったが……、最近少しだけ無茶をしてな……」
それを聞いて隼戸はため息を吐く。
「馬鹿野郎が……」
「いいさ、私の役目はもう終わった。あとはヒロキ達に任せるさ……。アイツのこと、頼むぞ、隼戸……」
「あぁ、お前以上の名探偵にしてやるよ……」
神藤に笑いかける隼戸。
その顔を見て、神藤はとうとう別れの言葉を発した。
「さよならだ……、隼戸」
「あぁ、じゃあな……」
しばらくして、一機の飛行機が空へと飛び立った。
それを隼戸は、展望台から眺めていた。
「天使の癖して、やけに人間くさい野郎だぜ……」
町の競技場の近くにて、誰かから必死に逃げる女性がいた。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……っ!?」
女性の目の前に、黒い体に、角を生やした一人の怪物が現れる。
「追い詰めたぞ、
--!!
探偵事務所にいたヒロキは、頭に響いた音を聞いて慌てて事務所を飛びだした。
「ヒロキさん!?」
真由美が呼びかけるも、既にヒロキはバイクを走らせて何処へ向かっていた。
女性はなおも怪物に襲われていた。
怪物は、剣を取りだし、女性の頭目掛けてその剣を振り下ろそうとする。
だがその時、バイクの音が鳴り響き、怪物はその手を止めた。
「……?」
怪物が振り向くと、そこにはバイクに股がっているヒロキの姿があった。
「オルタナティブ!?、生きていたのか!!」
ヒロキはすぐさまバイクから降りて、自らの姿をギヌスへと変えた。
「っ……!!」
ギヌス・オルタナティブがギヌスに向かって走り出す。
オルタナティブはギヌスに殴り掛かるが、ギヌスはその手を払い除け、逆にオルタナティブの顔面を殴り飛ばす。
そして、容赦なくオルタナティブの体を殴り続け、そして、
「はあっ!!」
オルタナティブは、ギヌスのキックを受けて大きく吹き飛ばされる。
その隙を見て、ギヌスは剣を召喚し、オルタナティブの元へ走り出す。
「はぁああっ!!」
「っ……!?」
起き上がった直後、ギヌスに体を貫かれるオルタナティブ。
そのままぐったりと力を失ったオルタナティブは、さらさらと灰のように消えてしまった。
「……?、おかしい……、随分と呆気ない気が……」
ギヌスがそう思っていると、後方から足音が響いた。
その音を聞いて振り返るギヌス。
なんとそこには、先程倒したはずのギヌスオルタナティブと同じ姿をした者がいた。
「何っ!?」
そのギヌスオルタナティブは、当然のようにギヌスに襲いかかってくる。
ギヌスは、オルタナティブの攻撃を受け止める。
「くっ……!、どうなっているんだ!、何故オルタナティブが二人も……!」
ギヌスはオルタナティブに斬りかかろうとするが、
「ふんっ!!」
「ぐあっ!?」
背後にいたまた別の誰かから攻撃を受けるギヌス。
振り向いて見ると、そこには剣を持ったギヌスオルタナティブがいた。
「二人……!?、何故……!!」
ギヌスは、剣を持って二人のギヌスオルタナティブに立ち向かう。
二人のオルタナティブに翻弄されながらなんとか応戦しようとするギヌス。
「以前戦ったオルタナティブとは違う……。なんだったんだ、さっきの奴らは……」
そんなギヌスの元に、一人の人物が近づいてきた。
「紛れもなくギヌスオルタナティブだよ、ギヌス」
「……!?」
その声を聞いて、振り向くギヌス。
「お前は……!」
「随分と久しぶりだね……、ギヌス」
ギヌスは剣を振り回し、オルタナティブ達を薙ぎ払いながら、テミスに問いかける。
「オルタナティブを複製したのか……?。どうしてそんなことを……!?」
テミスは、オルタナティブと戦うギヌスを眺めながら言う。
「何度も言ってるだろ?、新人しんとを全て消す為さ……」
ギヌスは、槍状の武器を取り出し、二人のオルタナティブの腹部に剣と槍をそれぞれ突き刺した。
そのまま二人のオルタナティブは、先程倒したオルタナティブと同じように、灰となって消えた。
ギヌスはテミスのほうへと向き直す。
「確かに俺が戦ってきた新人達の中には、人間に被害を与える者もいた。だが、まだ罪を犯していない、普通の日常を過ごしている新人だっている!。そんな人達もひっくるめて、それでもあなたは新人を全て消すと言うのか!」
「私の意思は変わらないよ、私は新人を滅ぼし、私達神が愛せる人類だけをこの世に残す……。君が邪魔をするというのなら、名残惜しいが君を倒さなければならないな……」
「そんな勝手……!」
テミスに向かって走り出すギヌス。
だが、
「はぁっ!!」
「うぉあっ!!」
テミスは、ギヌスに向かって手を伸ばすと、自らの能力である念力でギヌスを吹き飛ばした。
「がはっ!!」
地面に転がるギヌス。
そんなギヌスを背にし、テミスは歩きだした。
「ならこうしよう、君の考えと私の考え、どちらが正しいかを決めようじゃないか……。君が目覚めたあの森で待っている……、それまでに君が生きていればだけどね……」
テミスはその場から姿を消した。
ギヌスは先程のテミスの攻撃が影響し、ヒロキの姿に戻されていた。
ヒロキはゆっくりと立ち上がる。
「俺が目覚めたあの森……、ということは……」
と、ヒロキが呟いていると、
「ヒロキさん!!」
ヒロキを追ってきた真由美が、自転車に乗ってやってくる。
「真由美ちゃん……」
探偵事務所に戻った二人。
だが、ヒロキは何やら難しい顔をしていた。
「ヒロキさん?」
真由美が心配そうな声でヒロキに声をかける。
ヒロキは、さすがに黙っているのも良くないと思い、何があったのかを話し始めた。
「さっき、テミス様に会った……」
「テミスって……、神様のこと?」
「正確には神の一人だけど……、それより聞いてほしいことがある」
ヒロキの真剣な表情を見て、真由美は黙り込む。
「俺、テミスと戦ってくる。探偵事務所を神藤さんから継いだばかりだけど、もしかしたら、俺はこの戦いで帰ってこれないかもしれない……。それくらいに、テミスは強いんだ……。でも、テミスを倒すことができるのは、俺しかいない。テミスに作られた、俺しか……」
真由美はそれを聞いて、
「待ってる……」
と、返した。
「たとえ、帰って来なくても待ってるから……、またヒロキさんの記憶がなくなって、この事務所のことも分からなくなったとしても待ってるから!、何十年経ったって、ヒロキさんの帰りを待ってるから!」
「真由美ちゃん……」
「だから、行ってきなよ!」
真由美にそう言われ、少しだけ勇気づけられたヒロキ。
「……行ってくる!」
ヒロキはそう言って、事務所から勢いよく飛び出し、バイクを走らせた。
真由美は、そんなヒロキを眺め続けた。
「ヒロキさん……」
ヒロキがかつて目覚めた森。
そこに、テミスが立つ。
「そろそろだな……」
そう言うと、後方からバイクの音が響いた。
バイクのエンジン音が止まり、ヘルメットを外したヒロキがテミスに近づく。
「道中のギヌスオルタナティブも倒したか……。やはり君が私の敵になったのが惜しいよ……」
「光栄だ……、それだけあなたを倒せる力があると分かれば、もう迷うことはない……」
テミスはそれを聞いて、少しだけ笑みを浮かべた。
「さあ、その姿では戦えないだろ?、本来の姿を見せてもらおうか?」
ヒロキは一呼吸置いて、精神を集中させた。
そして、逃げ出しそうになる心に喝を入れるかの如く叫ぶ、
「変身!!」
ヒロキの体を光が包み込み、その姿をギヌスへと変えた。
「……」
テミスを睨みつけるギヌス。
そんな少しの静寂のあと、先に動きだしたのはギヌスだった。
「はぁっ!!」
「無駄だ……!」
テミスは、ギヌスの攻撃を念力で防ぎ、そのままギヌスを吹き飛ばした。
「くっ……!、うぉあっ!!!」
地面に叩きつけられるギヌス。
そんなギヌスを見て余裕の笑みを浮かべるテミス。
ギヌスはゆっくりと立ち上がり、剣を召喚した。
「っ……!!」
ギヌスは、そのままテミスに突っ込んでいく。
「はあぁっ!!」
「……!!」
剣の先端をテミスに突き立てようとするが、テミスは再び念力で壁をつくりそれを防いだ。
「まだ分からないか……?」
そう言うと、テミスは先程のようにギヌスを吹き飛ばした。
「ぐあっ!!」
またしても地面に倒れるギヌス。
「まだまだこんなものでは無いよ?」
テミスは手を光らせて、白いゲートを出現させ、そこからギヌスオルタナティブを召喚した。
「はっ!!」
ギヌスに襲いかかるオルタナティブ。
先程の攻撃によるダメージと、それより前の戦いの疲れからか、ギヌスは一方的にオルタナティブの攻撃を受けてしまっていた。
「くっ……!、あぁ……」
オルタナティブが、ギヌスに向かって殴り掛かる。
「……っ!!」
それをギヌスはなんとか防ぎ、そして、
「はぁあっ!!」
代わりにオルタナティブの顔面をめいいっぱい殴り飛ばした。
その衝撃で、オルタナティブは大きく吹き飛び、地面に倒れると同時に爆散した。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
しかし、疲労からかギヌスは倒れてしまう。
そんなギヌスに、テミスが近づく。
「充分健闘した……、と言いたいところではあるが、どうやらこれまでのようだね……」
「……」
倒れたまま何も喋らなくなるギヌス。
「さよならだ、愚かな息子……」
テミスは、そんなギヌスにトドメを刺そうとしていた……。
真っ白な空間の中に、ギヌスがふわりと浮び上がる。
(ギヌス……、ギヌス……)
「……!?」
ギヌスはその声を聞いて目を覚ます。
ギヌスの目の前には、一人の男が立っていた。
「神藤さん……、いや、ルッシフか……」
ルッシフはギヌスが目を覚ましたのを確認して、話し始める。
「私の命が尽きる前に、どうしても君にあげなくてはならないものがあってね、それを届けにきた……」
「あげなくてはならないもの?」
「そうだ……、テミスを止める……、そのためにはもうこの手しかないだろう……」
ルッシフは、手を胸の前に置いた。
「ギヌス、私の天使としての残りの力を君に与える。これで、テミスとも互角に戦えるようになるはずだ……」
「ルッシフ……」
「ギヌス、いやヒロキ。真由美を最後まで守ってくれ……。俺の代わりにな……」
真っ白な精神空間が晴れていく。
まだ負けるわけにはいかない……、かならず帰るんだ……。
「っ……!!」
目を覚ましたギヌスは、目の前にまで近づいていたテミスの一撃を防いだ。
「何……!?」
さすがの状況に驚いてしまうテミス。
そして、
「はあっ!!」
ギヌスの拳がテミスの顔面を直撃した。
テミスは地面へと転がり落ちた。
「くっ……!、馬鹿な、もう戦う力は残ってなど……!」
動揺するテミスに向かって、ギヌスはゆっくりと歩み寄る。
「っ……!!」
テミスは、ギヌスに向かって念力を放つが、ギヌスの体は何事も無かったかのように歩み続ける。
「何故だ……、お前は私には勝てないはず……!、なんなんだその力は……!!」
ギヌスは歩きながら、怯えだしたテミスに向かって言い放った。
「忘れたのか?、お前が生み出した力だ……!」
そう言ったあと、ギヌスはテミスに向かって走り出し、再び剣を召喚した。
「はぁああっ!!」
ギヌスはその剣をテミスに向かって突き刺そうとする。
テミスはなんとかそれを念力で防ごうとするが、剣の先端は徐々にテミスの胸へと徐々に近づいていった。
「これで……、終わりだぁああ!!」
その直後、ギヌスの剣から放たれていたエネルギーと、テミスの力が激しくぶつかり合った影響で、エネルギーの暴発が起こった。
その影響で、森全体が激しい爆発を起こし、二人はその爆発に巻き込まれた……。
探偵事務所にて、真由美は何故かは分からないが、ヒロキの身に何かが起こったことを察した。
「……!?、ヒロキさん……」
事務所を飛び出そうとする真由美、そんな真由美に、聞きなれた声が響く。
(彼がいるとは限らないぞ……?)
真由美は、事務所のドアノブを開けて言う。
「いるよ……、きっといるよ……!」
真由美は事務所を飛び出し、自転車に跨った。
とある屋敷の階段を、苦しみながらテミス登ろうとしていた。
「無理がすぎたか……!」
やがて階段を登り終えると、見知った背中が椅子に腰かけていた。
「ルッシフ……」
ルッシフは、その声を聞いて振り向く。
「随分とボロボロだな……、テミス」
「君こそ、随分と疲れているじゃないか……」
ルッシフは少しだけ笑った。
「最後の最後で、自分の手で寿命を減らしすぎたからな……」
「ギヌスを救うために、自分自身の力を彼に使ったからか……、馬鹿な奴だよ君は……」
テミスはそう言うと、ルッシフの隣に置かれたもう一つの椅子に腰かける。
その様子を見て、ルッシフは話し始める。
「新人は人類の進化の一つの形だ、それは我々や、神の力で勝手に止めるべきものでは無いと思っている……」
そう話すルッシフに対して、テミスは返す。
「新人はいずれ旧人類を滅ぼすかもしれない、そして我々もいずれ新人によって……、それでも君は……」
ルッシフは、それを聞いてまた笑いだした。
「君は相変わらず思い込みが激しいんだな……。確かにそうとも考えられるだろう、だが私は信じたい、きっと、人類は新人さえも受け入れて生きていくだろうと……。人類はそうやって、前へと進んでいったんだ……、これからだってきっとそうさ……」
すると、ルッシフはある一枚の写真をテミスに見せた。
その写真には、神藤、ヒロキ、真由美、隼戸の四人が写っていた。
「探偵事務所のみんなと撮った写真だ。ここには人間、堕天使、ギヌス、そして新人が写っている」
テミスは、ルッシフの写真を見て言った。
「みんな、いい笑顔だ……」
ルッシフは、再び話し始める。
「きっとこの写真のような光景が、いつか沢山見れる日が来るはずさ……」
「そうか……、人間は前へと進む生き物か……。なら私も、君の望みがいずれ正しくなることを願うことにするよ……」
「あぁ……、きっと……」
ルッシフはそう言うと、静かに目を閉じた。
そんなルッシフを見て、テミスは言う。
「ルッシフ、君はどんな夢を見てるんだい……?。出来れば最後に教えて欲しかったよ、私は夢を見れないからね……」
いつかの海。
相変わらず波の音が激しく響き渡っていた。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
自転車を漕ぎ続けたせいだろう、真由美は息を荒らげていた。
自転車を止める。
そのまま波打ち際まで歩いていく。
そして、その先にあるものを見つめた。
それを見た真由美は、涙を流してこう言った。
「やっぱりここにいたんだ……」
[終]
GINUS-ギヌス- 粹-iki- @KomakiDai
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