八百万、アニミズム。何にでも魂あるよ!っていう事。本作の場合は、かなり細かく神様いっぱい。実在の物体が独白するスタイルはシュールですが、さらさらと読める。実際、我々の周りはものだらけ。もしかしたら神様だらけなのかもしれませんね。
物によって色々な性格や視点があるのでしょう。それに所有者も千差万別、どんな人とモノの出会いがあるのか。とても読んでみたくなりました。
おしゃべりな神様。憎めないやつ。持ち主はきっと物を大切に使う素敵な方なのでしょう。一人しか喋っていないのに、二人(?)の関係性が見えてくるようでこれから一緒にどんなところへ行くのかとても楽しみです.