114 収穫祭 (7)

「あら」


 エルデリアとマリエラの姉妹がノエルの養育を巡って口論を繰り広げたが、エルデリアが引き際を弁え、マリエラが追撃をしなかったために談話室は穏やかな空気に戻った。

 屋敷の主人でありこの食事会の主催者ホストでもあるセイジェルが


「お二人の協力が得られれば心強い」


 と言葉を添えたのも功を奏したに違いない。

 マリエラに勝とうとすればするほど自分の首が絞まることに気がついたエルデリアが引き際を弁えたのである。

 そうして落ち着いた……と思ったところでミラーカがひっそりと声を上げたのである。


「どうした?」

「その……姫様が……」


 隣にすわるセルジュに促されたミラーカが少し笑いを堪えるように答えると、みんなの視線がノエルに集まる。

 いつものノエルなら敏感に察し集まる視線に怯えるところだが、この時は違った反応を見せる。

 小さなしろちゃんとあおちゃんを膝に抱え、大きなしろちゃんにもたれ掛かるようにうたた寝をしていて気づかなかったのである。


「まぁ、可愛らしい寝顔」

「あら……あらあらあら、まぁまぁまぁ」


 大人の話に退屈を持て余したのか。

 それとも少し疲れてしまったのか。

 またあるいは満腹で眠気が襲ってきたのか。

 はたまたあるいはその全部か。

 無防備にうとうとしているノエルを見て微笑ましそうなマリエラと、ノエルのそばまで行って近くで寝顔を見たがるエルデリア。

 少し興奮気味なエルデリアを、マリエラが 「お姉様、お静かに」 と宥める。


「だって本当にお母様によく似ていてよ。

 将来はどれほど美しくなるかしら」

「とても楽しみですわね」


 そんな姉妹の仲のよい会話を邪魔したのは、セイジェルとノエルの婚約やセルジュとミラーカの婚姻の話題に入ろうとしなかったルクスである。

 セイジェルやセルジュより歳上のルクスだが、まだ独り身なので肩身が狭かったのだろう。

 両親や叔母夫婦から、改めてそのことを指摘されるのも面倒臭かったに違いない。

 だから黙っていたのだが、美人と名高かった祖母エラル・ウェスコンティとノエルが似ているという意見にはどうしても納得が出来なかったらしい。


「あのちんくしゃのどこがおばあ様と似ているのですかっ?

 おばあ様はもっと美しかったではありませんか!

 誰もが認めるほど美しかった。

 それがこんなちんくしゃと似ているなんて……母上も叔母上も目が腐っております」

「不本意ながら、こればかりはわたしも同意見です」


 本当に不本意らしい表情でセルジュが続く。

 日頃からノエルには全く興味を示さないセルジュだが、どうしてもノエルが祖母エラルに似ているという意見には納得がいかないらしい。

 さらにはセルジュの場合、ルクスと同じ意見というのも不本意なのだろう。


「ルクス、お黙りなさい」

「まぁセルジュったら、目が腐っているのはあなたたちでしてよ」


 それぞれの息子に言い返す母親たち。

 だがマリエラはさらに言う。


「でもおかげで、あなたがミラーカを顔で選んだのではいないとわかるのですけれど」

「母上、それは言わなくて結構です」

「おば様ったら」


 恥ずかしそうに顔を赤らめるミラーカは、例えセルジュが面食いであっても選ばれる美少女である。

 ひょっとしたらセルジュはずっと、愛しいミラーカよりノエルが美しくなると言われているようで面白くなかっただけなのかもしれない。

 もしそうなら子どもっぽい感情だが、ルクスのようにわざわざノエルを貶すことはない。


「あまりにも可愛らしくてずっと見ていたいわね」

「本当に」


 そんな穏やかな姉妹の会話にセイジェルが終わりを告げる。

 うたた寝をしているノエルに声を掛けたのである。


「ノワール、眠るなら部屋に戻りなさい」


 頭の上から掛けられる声にハッとしたノエルは、慌ててセイジェルを見上げる。

 そして言う。


「ノエル、ねてない。

 ちゃんとはなし、きいてた。

 きいてた」


 怒られると思ったのだろう。

 早口に言い訳をするが、セイジェルは怒ることなくいつものように 「そうか」 と返すだけ……かと思ったら一呼吸ほどの間を置いて続ける。


「眠いのなら部屋に戻って休みなさい」

「ノエル、ねむくない。

 ちゃんとはなし、きく」


 ノエルの言葉にはだいたい意味がある。

 あるいは理由がある。

 おそらくこの場合、話の始めにセイジェルがおとなしく聞いているように言い付けたからだろう。


「もう話は終わっている。

 だからそなたは部屋に戻って休みなさい」

「おわった……」

「誰も怒らない。

 だから部屋に戻って休みなさい」

「へや……でも……」


 なにか気になることがあるらしいノエルは、小さく呟きながら膝にすわっているあおちゃんを見、それからチラリと客人の誰かを見る。

 だが相手が気がつく前にさっと視線をそらせる。

 視線どころか顔ごとそっぽを向いたから丸わかりなのだが、ノエルは気づかれていないつもりらしい。

 諦めきれないようにまたチラリとエルデリアを見る。


「あら、わたくし?

 わたくしになにか御用かしら?」


 思いかけない状況にエルデリアはそわそわし始める。

 ノエルが恥ずかしがっているとでも思ったのか、放っておけばエルデリアのほうからノエルのそばに行きかねない様子。

 もちろん全然かまわないはずだが、そっとセイジェルが手を上げてそれを制したのである。


「どうした?」

「あおちゃんが……」


(あお?)


 なにか言いたげなノエルだが、やはり怒られるのが怖くて言えないのだろう。

 だがセイジェルは、ノエルが言い掛けた言葉で食事会の支度に時間がかかった理由を思い出す。


(確か、あおとしろで迷ったと言っていたな)


 この食事会の席にあおちゃんを連れて行くかしろちゃんを連れて行くか。

 しろちゃんと決めてからもあおちゃんが行きたがったと話していたノエル。

 そして今はチラチラとエルデリアを見ている。


(エルデリアの青の魔力になにかあるのか?)


 エルデリアとマリエラの祖母にあたる人物は青の領主一族ラディーヤ家の出身で、領主一族出身らしい強大な魔力を持つ青の魔術師だった。

 そんな彼女の孫にあたる兄弟五人の中でエルデリアだけが青の魔力を受け継いでいるのである。

 そのことがなにか関係あるのだろうかと考えたセイジェルはゆっくりとノエルに話す。


「ノワール、ちゃんとお願いをしなさい」

「おねがい……」

「そう、お願いしなさい」

「おこられない」

「なにも悪いことはしていないのだ、怒られない。

 ……ああ、ルクスには近づかないほうがいいだろう」

「ルクスさま、こわい」


 その言葉を聞いたセイジェルはチラリとルクスを見てくすりと笑う。


「すっかり嫌われたものだな」

「うるさい!」


 もちろんこれにはエルデリアも呆れる。

 エルデリアはまだ気がついていないが、ルクスはこの先、エルデリアがノエルに懐いてもらうための最大の障害となる。


「ラクロワ卿やエルデリアがいらっしゃるからルクスも悪さは出来まい。

 どうした?

 なにかして欲しいことがあるのならちゃんとお願いをしなさい」


 改めてセイジェルに促されたノエルは、まずは膝に乗せていたしろちゃんを大きなしろちゃんの膝に乗せる。

 そして立ち上がると二体のしろちゃんに 「ちょっとだけまっててね」 と話し掛け、あおちゃんを両手に強く抱きしめた……と思ったら思い切るように走り出す。

 もちろん向かったのはエルデリアのところである。


 セイジェルやアーガンには容赦なく体当たりをするノエルだが、わかっているのか、女性にはぶつからない。

 だからすわっているエルデリアにもぶつからなかったが、まだまだ距離の取り方がわかっていないらしい。

 エルデリアの鼻先に、両手に持ったあおちゃんを突き出す。

 それこそ鼻と鼻が触れるか触れないかのギリギリの距離である。

 突然視界いっぱいにあおちゃんの顔を突きつけられたエルデリアは驚くが、ノエルはお構いなしに言う。


「あおちゃん、なでて」


 エルデリアに向かって真っ直ぐ走り、顔にぶつける勢いであおちゃんを突きつけたノエルだが、やはり怒られるかもしれないという恐怖があるのだろう。

 勇気を出してお願いに来たものの声は小さく震えている。


 どんなお願いをされるのか楽しみにしていたエルデリアは驚き、そしてノエルの 「お願い」 に拍子抜けしたものの、心を落ち着けるように一呼吸ほど置いて微笑む。

 そして怯えた表情で自分を見ているノエルに話し掛ける。


「あおちゃんというのはこの子のお名前かしら?」

「あおちゃん……」

「そう。

 撫でてあげればいいのね。

 こうかしら?」


 エルデリアはノエルに話し掛けながら、手入れの行き届いた白く綺麗な手でゆっくりとあおちゃんの頭を撫でてやる。

 すると突然ノエルの表情がぱぁっと明るくなる。

 思わずエルデリアが 「まぁ可愛らしい!」 と声を上げてしまうほど嬉しそうな顔をしたのである。

 そしてそれは、角度的にノエルの顔が見えなかったマリエラを悔しがらせる。


 だが思ったことがすぐ顔や言葉に出るエルデリアと違い、マリエラは心に秘めるタイプである。

 この時も表情や言葉には出さなかったけれど、隣にすわる夫アスウェル卿ノイエは空気を感じていたかもしれない。

 ひょっとしたら離れた椅子にすわる息子のセルジュもなにか気づいていたかもしれない。

 はたまたひょっとしたら、幼い頃からマリエラを知る姪のミラーカもなにかを感じ取っていたかもしれない。


 だがエルデリアの幸せも、妹に対して優越感を感じるまもなく終わりを告げる。

 エルデリアにあおちゃんを撫でてもらったノエルがすぐに満足したからである。

 突然エルデリアのところに走って来たように、突然踵を返したノエルは真っ直ぐセイジェルのところに走って戻って行ってしまったのである。


 全てが突然のことでエルデリアの、あおちゃんの頭を撫でていた白い手が、そのままの形で虚空に残る。

 一瞬遅れて我に返ったエルデリアはそのまま腕を伸ばして追いすがろうとするけれど、ノエルの細い背は遠く届かず。


「待って、もう少しだけ……」


 そんな呟きを漏らす憐れな姿の姉にマリエラは微笑む。


「まぁお姉様ったら、未練がましいこと」


 一方、意図せず二人の叔母の心を弄ぶ形になったノエルはセイジェルの許に戻り、興奮した様子で報告する。


「あおちゃん、なでてもらった」

「そうか」

「あおちゃん、うれしい。

 ノエル、うれしい」


 どうしてあおちゃんをエルデリアに撫でて欲しかったのか?

 みどりの魔力や、温室に行く時はみどりちゃんを連れて行くことが多いことに気づいているセイジェルや五人の側仕えたちは、このことに意味があるのではないかと考えた。

 だがノエルが意識してやっていることではないということにも気づいている。

 ここで 「どうして?」 とノエルに訊いても明確な答えは得られないだろうこともわかっている。

 だからなにも訊かず、ノエルの好きなようにさせておくのである。


 興奮した様子でセイジェルに報告をしたノエルは、なにを思ったのか、あおちゃんを勢いよく大きなしろちゃんの膝にすわらせる。

 代わりに小さなしろちゃんを抱え上げて今度はセイジェルの眼前に突きつけるのだが、距離感を間違えて顔面に叩きつけてしまう。

 さすがにこれにはノイエも 「あ……」 と声を漏らして驚き、オーヴァンも、ほんの一瞬だか表情を強ばらせる。


 セイジェルのすぐそばでも、あまりにも意外すぎるノエルの行動にアルフォンソとウルリヒが呆れているが、結局誰も怒ることはない。

 セイジェルも片手でしろちゃんの鼻面を押しつつ、少し背を逸らせるように離れる。

 そこにノエルが言う。


「しろちゃん、なでて」


 あおちゃんがエルデリアに撫でられるのを見てしろちゃんが羨ましがったのだろうか。

 今度はしろちゃんを撫でるようにお願いしてくるノエルに、セイジェルも 「わかった」 と答えながらゆっくりと撫でてやる。

 これでノエルが満足すれば部屋に引き取って昼寝となるはずだったが、なにを思ったのか、セイジェルは長い腕を伸ばし、傍らに鎮座している大きなしろちゃんの頭を撫でてやる。


「おっきなしろちゃんもなでられた。

 おそろい、おそろい。

 みんないっしょ、いっしょ。

 うれしいね」


 ついでに、そう言ってはしゃぐノエルの頭も撫でてやる。

 ノエルが大喜びしたのはいうまでもないだろう。


「ノエルもいっしょ。

 みんな、みんなうれしいね、いっしょだね」


 むふー


 すっかり眠気を忘れて喜ぶノエルだが、セイジェルは静かに言う。


「さぁこれで満足しただろう。

 部屋に戻って少し休みなさい」

「ノエル、ねむくない。

 いっしょにいる」


 ノエルを今日の招待客に紹介すること。

 そしてセイジェルとの婚約を承諾させること。

 その二つの目的は達成し、このあとは大人の話である。

 特にエルデリアとマリエラがいるから、難しい政治の話は避け、主に社交界の話題になるだろう。

 もちろん華やかな話題ばかりではない。

 むしろ醜い裏話のほうが多いだろう。

 セイジェルも情報の共有として、マリン・ウェスコンティから届いた招待状のことを話しておくつもりである。

 いずれにしてもノエルには意味がわからず退屈を持て余す話ばかりである。

 今は興奮して眠気を忘れているが、落ち着けばまたすぐにうたた寝を始めてしまうだろう。


 さて、どうしたものか?


 どうノエルを丸め込むかセイジェルが考え出した矢先、小さなしろちゃんを抱えたノエルがもう一方の手をセイジェルの顔に伸ばしてくる。

 いつものようにセイジェルが背を屈めるようにすると、ノエルはセイジェルの頬に頬を寄せてムニムニと始めたのだが……


「ノエル、ちゃんとはなしきく。

 ここにいる。

 いっしょにいる」


 そんなことを繰り返しながらずっとムニムニを続けるのである。

 珍しくノエルの機嫌が悪いらしい。

 改めてどうしたものか? ……と考えるセイジェルの耳にエルデリアとマリエラの声が聞こえてくる。


「あらあらあら」

「まぁまぁまぁ」

「やっぱり女の子は可愛いわね」

「娘に欲しいわ」

「抜け駆けは許さなくてよ」

「お姉様こそ」


 穏やかな笑みを浮かべながら牽制し合う姉妹にセイジェルが割り込む。


「エルデリア、マリエラ、わたしはどうすればいい?」

「どうって……」

「そのまま、ノワールの気が済むまで付き合えばよろしいのですわ……と言うのは冗談。

 寝ぐずりですわ」

「それはどういうものですか?」

「ノワールは眠いのです。

 でも眠りたくなくてぐずっているのです」

「ではこのまま部屋へ連れて行けばいいということですね」


 今もグズグズ言い続けているノエルにされるがままのセイジェルは、やや荒療治とも言える結論を出す。


「ノワール、部屋に戻って休みなさい。

 また明日にでもゆっくり話をしよう」

「でも……おっきいしろちゃん」


 ここにいたい気持ちより怒られる恐怖が勝ったのだろう。

 それでもまだノエルが大きいしろちゃんを気にするのは、大きすぎるだけでなく、重くて自分では運べないからである。

 離れるのは嫌だと言わんばかりに大きいしろちゃんの首に抱きつくノエルを見て、セイジェルはなんでもないことのように言う。


「一緒に連れて行きなさい」


 するとアルフォンソが言う。


「ひょっとして旦那様、わたくしたちに運ばせようとしておられます?」

「ではわたくしは姫をお運びしましょう」


 我先にとノエルを抱え上げるウルリヒを見て、アルフォンソは 「あ、抜け駆けを!」 と声を上げる。

 仕方なく大きなしろちゃんを運ぶのかと思ったら、まずは膝にすわっているあおちゃんを持ち上げた……と思ったら近くに控えているニーナに放り投げる。


「これはあなたが持ちなさい」


 言われるまま渡されるままニーナがあおちゃんを受け取ると、アルフォンソは大きいしろちゃんを軽々と肩に担ぎ上げる。


「あおちゃん、なげたらだめ」

「大丈夫ですわ、姫様、

 ちゃんとわたしが受け取りましたからね」

「あおちゃん」

「さぁお部屋に戻ってお昼寝をしましょう」


 ニーナと話しながらもまだノエルはぐずっていたがアルフォンソとウルリヒは問答無用である。

 セイジェルへの文句を言いながらもノエルとニーナを伴って談話室を出て行く。


「……寝ぐずりって……あいつはもう9歳だぞ。

 まるで幼児のように……」


 思い出したように難癖をつけ始めるルクスだが、二人の夫人は言う。


「ルクス、そなたはあんな小さな子どもにまで……」

「いいのですよ、ノワールは」

「先程セイジェルとセルジュから説明を受けたでしょう。

 ノワールは実の家族にずいぶんとひどい扱いを受けていたと」

「それでもあれは……」

「ルクス」

「人は皆違うのです。

 ノワールはゆっくりと成長すればよいのです」


 うふふ……と笑うマリエラに隣にすわる夫のノイエも小さく頷く。

 ラクロワ卿オーヴァンも、隣にすわる妻のエルデリアではなく一人で座っている息子のルクスに向けて小さく 「ルクス、いい加減にしなさい」 と呟く。


「父上まで……」


 悔しそうに歯がみするルクスがその八つ当たりの矛先をセイジェルに向けようとするが、セイジェルは気づかない振りをしてセルジュとミラーカの二人を見る。

 そして穏やかに言う。


「すっかり出遅れてしまったが、わたしからも祝わせてもらおう。

 二人とも、おめでとう」

「ありがとう」

「ありがとうございます、閣下」


 ミラーカが立ち上がって礼を述べようとするのを察したセルジュが一足先に立ち上がり、ミラーカに手を差し出す。

 その手を取って立ち上がったミラーカは、領主セイジェルから賜った祝いの言葉にカーテシーで礼を述べる。


「式には出席は出来ないが、なにか祝いの品を贈らせてもらおう。

 欲しい物があれば言ってくれ。

 ノワールと二人で贈らせてもらおう」



【ラクロワ卿家公子ルクスの呟き】


「セイジェルは馬鹿だ。

 あいつは救いようのない馬鹿だ。

 僕よりもずっとずっとずーっとセイジェルのほうが馬鹿だ。

 でもきっと、あいつは絶対気づかない。

 ザマァミロだ。

 せいぜい後悔するといいさ」

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