55 クラカライン家 ー系譜 (1)

 領主セイジェル・クラカラインがセルジュ・アスウェルとアーガン・リンデルトを呼び出した用件は三つ。

 その一つはシルラスの獣狩りについてである。


 シルラスは白の領地ブランカでも南部に位置し、赤の領地ロホと接しているとはいえ内地。

 薄いとはいえ瘴気が発生することも、小物とはいえ魔物が出現することも近年なかったことだけに、セイジェルの話に二人はひどく驚かされた。

 もちろん現地にいるアーガンの父、リンデルト卿フラスグアから報告を受けた時はセイジェルも驚いただろう。


 だがこのシルラスの獣狩りはアーガンとセルジュの遭遇が切っ掛けということもあり、状況の変化について二人に 「一応報せておく」 程度。

 比較的状況などについて簡潔に話すと、リンデルト卿夫人システアが夫フラスグアの任を知っているため、息子であるアーガンに 「予定より帰城が遅れることを伝えておいてくれ」 と言って締めくくる。


「夫人には騎士団からも通達が届いていると思うが」

「ご配慮に感謝いたします」

「だが、そなたには当面城にいてもらう。

 あれ・・がずいぶん懐いているようだったからな」


 唐突に、それも遠回しにアーガンを城に置いておくのはノエルのためと言われ、アーガンもノエルのことを言われては断れない。

 即座に頭を切り換え 「かしこまりました」 と答える。

 騎士団に帰投してセスのことを思い出した彼だったが、ここに来てまたノエルのことを思い出すと、それこそ今この時もなにをしているのかと心配になってくる。

 しかも彼は正直者である。

 思っていることがそのまま顔に出ていたらしい。


「……今頃は着替えを済ませて休んでいる頃だろう」


 実際には意地悪な側仕えたちによって冷たい水風呂に入れられた挙げ句、三人がかりで浴槽に沈められていたのだが、彼らがそのことを知るのは翌日のことである。

 この時点ではなにも知らず、気づくこともない。

 だからセイジェルの言葉に、アーガンも 「そうですね」 と答える。


「さぞお疲れのことと存じます。

 ごゆっくりお休みいただきたい」

あれ・・を見た瞬間、正直驚いた。

 叔父上の手紙には九歳とあったが、どう見ても九歳どころではないだろう」


 最初はなにを言い出すのか? という表情をして聞いていたアーガンとセルジュだったが、セルジュはすぐに 「そのことか」 と納得したように呟く。

 その隣でアーガンもすぐに理解したけれど、余計なことは言うまいと今は口を噤んでいる。


「そういえばあの時は本気で驚いていたな。

 そなたが驚くのは久々に見た」


 おそらくセルジュが言う 「あの時」 とは、セイジェルが馬に乗せようとしたノエルを落とした時のことだろう。

 セルジュは少し離れたところでファウスの手を借りて騎乗していたはずだが、よそ見をする余裕があったらしい。

 少しからかうような顔をするセルジュだが、セイジェルは薄い笑みを浮かべたまま平然としている。


「わたしだって驚くことはある。

 そういえばセルジュの報告にもあったな。

 だが信じがたい」

「わたしも初めて見た時は生きているかも疑わしかった」


 すぐにアーガンが言い過ぎだと窘めるが、二人はそんな彼を置いて会話を続ける。

 それほど広い部屋でもなければ離れてすわっているわけでもない。

 当然二人にもアーガンの声は聞こえていたのだが、揃って華麗にスルーである。


「だが説明したとおりだ」

「九歳で間違いないと?」

「お言葉ではございますが、母君やご姉弟に、随分な扱いを受けておられたようです。

 姫様にはなんら非のないことで……」

「碌に食事も与えられず、水汲みなどの、子どもには厳しい労働をさせられていたらしい」

「そのようだな。

 あんな骨と皮ばかりで水汲みなど出来るか疑わしいが。

 あの様子では随分な折檻もあったようだが、見たところそれらしい傷跡もない」

「それはおそらく……」


 ノエルには治癒能力がある。

 そう答えかけたアーガンだが 「それとも服で見えないところにあるのか?」 と続けられるセイジェルに言葉を詰まらせる。

 ノエルの治癒能力についてはまだ推測の域を出ていない。

 だがあの状況でアーガンの傷を治せるのはノエルしかおらず、ノエルが治したとしか考えられないのだが、治癒能力そのものが未知であり、ノエルに確認をしたわけでもない。

 おそらくあの様子ではノエルも無自覚と思われるが、それすら推測の域を出ないのである。

 治してもらったアーガンも眠っているあいだのことで全く気づかず、今となっては痕すら残っておらず証明するのも難しい。


 そんな全てが推測の域を出ない状況に加え、「服で見えないところにあるのか?」 と尋ねられてアーガンはさらに困惑を深める。

 体を拭いてやるためとはいえ、ノエルの肌を見たことを話してもいいのか迷ったのである。


 見た目こそ五、六歳の幼さだが実際は九歳の女の子。

 平民ならともかく、貴族の子女ならば婚約者がいてもおかしくはない年齢である。

 セイジェルがノエルを政略の道具として扱うなら、クラカライン家の直系としてどこかの貴族に嫁がせるはず。

 それを考えると、世話をする女手がなかった道中のこととはいえ、アーガンたちが世話をしていたというのは外聞がよろしくない。

 もちろんアーガンたちにやましいことは何一つないが、それでもやはりノエルの体裁を思えばここは沈黙を守るべきだろう。

 そう決心したアーガンだが、目が合った瞬間にセイジェルが笑むのを見て諦めた。


「……いえ、ございませんでした」


 その心中を推し量るようにセイジェルは言う。


「心配せずともわかっている、そなたはそういう男ではない」


 アーガンがノエルをウィルライトに連れてきたのは彼女に幸せになって欲しいから。

 彼がフラスグアの息子であることを知っていれば、その言葉に嘘がないことはわかる。


 必ずしも一〇〇%信用出来るわけではないが、【クラカライン家直系の姫】 の降嫁先にリンデルト家が選ばれるのは難しい。

 候補にすら上がらないのが現実である。

 そう考えればアーガンがノエルに手を出すのは、家族だけでなく部下まで巻き添えにするリスクがあまりにも高すぎる。

 セイジェルはそれらを考え、アーガン・リンデルトを信用することにしたのだろう。


 そして当然のように、同行していた従兄弟がノエルの身の回りの世話はもちろん、お目付役にすらならないこともわかっていた。

 だからアーガンが貧乏くじを引かざるを得なかったことは間違いなく理解出来た。

 だがそれでも言う。

 それほどに治癒は未知の能力なのである。


「だがこの目で見ぬ限り信じられない」

「閣下が仰ることもごもっともと存じます。

 わたし自身姫様に助けられましたが、未だ信じられないと申しますか、元々斬られてはいなかったのではないかと錯覚してしまいます。

 ですがあの時の、斬られた傷口の熱さも痛みも、出血で体温が下がってゆく感覚も、昨日のことのように覚えているのです」


 矛盾するアーガンの感覚と記憶。

 その戸惑いも露わに、あの時ユマーズに斬られた自身の右腕を、服の上から見ながらアーガンは話す。

 もちろん袖をまくっても、もう傷は痕すら残さず消えている。

 無駄とわかっているからあえて見せろとは言わないのか、そんなアーガンの様子を見ていたセイジェルは少し話を変える。


「痕もないという話だが、痛みなども残っていないのか?」

「はい、まったく。

 剣を握るにも問題なく、本当に斬られていないのではないかと思うほど、以前と全く変わりありません」

「事実ならば興味深い話だ、実に。

 叔父上は当然ご存じだったのだろうな」


 そもそもアーガンたちがノエルを迎えに行くことになったのは、ノエルの父クラウスがセイジェルに宛てた一通の手紙に始まることをアーガンたちも知っていたが、クラウスはすでに故人である。

 そのクラウスを、あえて話題に上らせるセイジェルに違和感を覚えたのはアーガンだけではなかった。

 アーガンの隣で、しばらくのあいだ黙っていたセルジュがおもむろに口を開く。


「なにが言いたい?」

「叔父上は五人いた兄弟の中で唯一の魔術師であられた。

 それも相当な」


 するとセルジュは、ふと考えるような素振りをしながら話し出す。


「叔父上のことは母上に聞いたことがある。

 たわいもない昔話だったと思うが……それがどうした?」

「なるほど、叔母上たちがご存じであられたか。

 当然といえば当然か、弟なのだから。

 手紙を受け取ってすぐマディンに叔父上のことを訊いてみたが、何度か遠目に見掛けた程度でよく知らないと言われてな」


 セルジュの母アスウェル卿夫人マリエラはクラウスの姉である。

 マディンも子どもの頃から長くクラカライン家で働いているのだが、マリエラたち兄弟は生まれた時から一緒にいるのだから使用人のマディンよりよく知っていて当然だろう。

 考えるまでもなくわかることなのに、今の今まで気づかなかったことにセイジェルは自嘲を浮かべるが、セルジュはなんでもないことのように続ける。


「折を見て訊いてみるといい、なにを知りたいのかは知らぬが。

 そういえばセイジェル、あれ・・のことは母上たちには話さないのか?」

「いずれ話すがまだ早い。

 手懐ける前に知られては、折角手に入れた駒を取り上げられる」


 マリエラはアーガンにとっても叔母にあたるため、セイジェルの言葉の意味に静かに納得する。


(とてもよい方ではあるがクラカライン家の公主様でいらしたからな、そこは……)


「マディンは叔父上のことを静かで聡明な方だったと話していたが、折角の手駒を妻が殺してしまうかもしれないとは考えなかったのだろうか」


 ここで一度言葉を切ったセイジェルは、ひと呼吸ほどの間を置いて続ける。


「そもそも叔父上は本当に亡くなられたのか?」

「閣下、なにを……?」

「あまりにもタイミングがよすぎる。

 そう思わないか?」


 投げかけられるセイジェルの疑問にアーガンは困惑したが、アーガンの隣にすわるセルジュは 「馬鹿らしい」 と鼻でせせら笑うように返す。


「わたしたちがそなたに嘘を吐いているとでも?」

「あるいは村人が」


 セルジュたちも騙されたのではないかと平然とした顔で返すセイジェルに、やはりセルジュは 「正気か?」 と呆れ顔でセイジェルを見返す。


「考えてもみろ。

 叔父上の手紙はそなたの手元に届くかもわからなかったのだぞ。

 届いたところで遣いが来るかどうかはおろか、返事すらないかもしれない。

 そんな状態でいつまでも死んだ振りをして待ち続けるというのか?

 しかもそんなサル芝居に村中が協力するとでも?」


 一瞬ノージとエビラの兄妹に脅されれば、あるいは……と考えたアーガンだったが、すでに半月近く前のこととはいえ、自身で見聞きした村人の様子も話も嘘を吐いているようには思えず、セイジェルの論じる可能性のほうが非現実的だと考える。

 もちろんアーガンたちが村を訪れる数日前に亡くなったなど、あまりのタイミングの良さに疑いたくなるセイジェルの気持ちもわかる。

 わかるのだが、やはり彼の考えは非現実的である。


「そなたたちを疑うつもりはないが、あまりにもタイミングがよすぎる。

 わたしは叔父上の人となりを知らぬが、マディンから聡明な方と聞いていたからな」

「マディンめ……」

「そういうな。

 あとになってノコノコと現われて、城に入れろと言われても入れるわけにはゆかぬからな。

 そんなことが父上の耳に入れば、父上まで城に戻ってきかねない」


 そうしてウィルライト城……いや、クラカライン屋敷に兄ユリウスと弟クラウスが揃い、数十年前の兄弟喧嘩を再燃されては迷惑この上ない。

 すでにクラカライン家当主の座も、領主の地位もセイジェルが継いでいるというのに……。


 もちろんその両方を取り返されることを危惧しているのではない。

 ただただ迷惑なのである。


「父上には死ぬまで別邸に引きこもっていていただく」

「残念だが、叔父上のような方に限って長生きなさるものだ」

「その点は心配ない。

 今は利用出来そうなので生かしているだけだ。

 不要と判断すれば処分する」


 実の父親さえも手駒として利用することを考えるセイジェルに、セルジュは肩をすくめてみせる。

 セルジュにとってユリウス・クラカラインは母の兄、つまり叔父にあたるが、クラカライン家における序列は遥か上位ある。

 そのため魔術師であるセルジュにとってユリウス・クラカラインを始末することなど簡単だが、領主の許しがなければ手出し出来る相手ではなかった。


 いずれノエルも正式にクラカライン家に加わることになるが、そうなればノエルとセルジュは先々代領主の孫という立場は同じだが、男系女子のノエルと女系男子のセルジュでは序列に大きく差が出る。

 降嫁するまでクラカラインを名乗るノエルと、生まれた時からアスウェルを名乗るセルジュ。

 ノエルは女子であるため領主にはなれず家督も相続出来ないが、それでも降嫁したことにより嫁ぎ先の名を名乗る二人の叔母よりも上。

 頂点である当主のセイジェルから数えて四番目に立つことになり、ユリウス同様、領主の許可なく危害を加えることが出来なくなる。

 もちろん今でもすでに手出しは出来ないが……。


 そんなノエルの父クラウスが万が一にも生きていた場合、ユリウスとの兄弟喧嘩再燃よりもっと厄介な問題が起こるのである。

 セイジェルはノエルを利用するためクラカライン家に正式に加えるつもりだが、その支障になるのがノエルの父クラウスの追放処分である。

 未だクラウスの籍は養子先のハウゼン郷家にあるため、新たに白の領地ブランカでノエルの出生届を作っても、このままではあのアロン・ハウゼンの孫ということになってしまう。

 もちろんセイジェルが領主の権限を使えばノエルをユリウスの娘にすることも可能だが、ユリウスとセイジェルは不仲で、さらにこの親子関係を引っかき回す面倒な人物がいる。


 ユリウスは無能で暗愚な男だが矜持プライドだけは高く、しかもくだらない企みにだけは長けている。

 そんな彼の周りにいる貴族たちもくだらない小物ばかりだが、一人だけ厄介な人物がいる。

 ユリウスの義弟にあたるハルバルト卿バルザックである。


 セイジェルの亡母の弟にあたる人物だが、彼は姉の遺児であるセイジェルを疎んじている。

 セイジェルの母レジーネは出産後間もなく亡くなっているが、父のユリウスは生まれたばかりの一人息子にまるで興味を示さず、彼は先々代領主夫妻、つまり祖父母に育てられたことに起因している。


 クラウスの追放以来、先々代領主と息子のユリウスは不仲になっていたが、セイジェルに興味のないユリウスは文句の一つもいわず、いともあっさりと両親に引き渡した。

 当然クラウスの追放劇に一枚噛んでいたハルバルトとも先々代領主夫妻は不仲となっており、夫妻が育てるセイジェルとハルバルトも自然と疎遠に。

 そんな叔父と甥の関係を急激に悪化させた挙げ句に表面化させたのがユリウスの、唐突すぎるほど唐突な退位宣言である。


 不仲とはいえ息子ユリウスの暗愚さを案じた先々代領主は自分が元気なうちに譲位し、少しでも領主としてユリウスを鍛えようと考えた。

 そこにまんまと入り込んだのがハルバルトである。

 彼はユリウスを領主の重責から解放する振りをして、宰相として白の領地ブランカの実権を握ったのである。


 当然そのことに気づいた先々代領主は激怒し、握った実権を振りかざして好き勝手をするハルバルトと激しく対立。

 結果としてウィルライト城内を、ハルバルト派と先々代領主派に二分するにいたった。


 そもそもハルバルトは先々代領主ヴィルール・クラカラインの姉、ヴィルランカ・ハルバルトの息子。

 当主がセイジェルとなったためハルバルトの、クラカライン家における序列は大幅に下がることになったが、ヴィルール亡き今でも彼の甥であることに変わりなく、クラカライン家の末席に名を連ねている。


 唐突すぎるほど唐突なユリウスの退位宣言はハルバルトすら予見しておらずずいぶんと驚いていたが、それでも譲位された甥セイジェルの宰相としてそのまま実権を握るつもりでいたのだろう。

 愚鈍な従兄弟と若すぎる甥、どちらでもハルバルトには都合がよかった。

 だが叔父のヴィルールがそれを許さなかったのである。


 数えで十六歳という若すぎる新領主の誕生に貴族たちは大いに動揺したが、ハルバルト派は変わらずハルバルトが宰相を務めると思い、ほどなく静かになった。

 なにしろ新領主セイジェル・クラカラインはハルバルトの甥である。

 当然叔父のハルバルトが後見として引き続き宰相を務めるだろうと思われたが、ヴィルールに育てられたセイジェルがハルバルトの存在を快く思うはずがない。

 だがなりたての新人領主に老獪な宰相を排することは難しく、当時はまだ健在だったヴィルールと二人の叔母夫婦の助力を得てハルバルト派を一掃した。


 そして宰相には父方・・の叔父ラクロワ卿オーヴァンが就くことになり現在に至るわけだが、相次いで先々代領主夫妻が亡くなり、結果としてヴィルールとハルバルトの不仲がセイジェルとハルバルトの不仲に変わることとなったのである。


 そんなハルバルトはノエルの存在を知っている。

 しかも赤の領地ロホからセルジュが連れ帰っていることも知っている。

 クラカライン家への忠誠は変わらないと言っていたユマーズだが、序列こそ低くなっているがハルバルトもクラカライン家の末席にある。

 そう考えれば、ユマーズが雇い主でもあるハルバルトにどこまで話したかわからない。

 だがハルバルトは間違いなくセイジェルたちの動向を監視するだろうから、ノエルをユリウスの娘として籍を誤魔化すことは難しかった。


 セイジェルの目的のためにも、どうしてもクラウスのクラカライン家帰還が必要となるのだが、もしクラウスが生きているとなれば大問題である。

 セイジェルはあくまでもクラウスが死んでいるものとして帰還を認める方針であり、生きているとなればハルバルト派の抵抗は必至となる。

 それはそれで大いに面倒だし、他にも面倒なことがあった。

 セイジェルはノエルをクラウスの一人娘・・・としていずれ公表するつもりだが、実際は……。



【ニーナ・エデエの呟き】


「どうしよう、仕事が見つからない。

 今さら村に帰っておばさんたちの世話にはなりたくないし。

 かといって兄さんに迷惑を掛けるなんて……はぁ~どうしたらいいのよ……」

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