ホトトギスとダジャレ
『さて、そんな訳で今後の予定なんだが……』
『予定? そんなのひとつしか無いでしょ~よ! ルナスガンマダンジョンの魔物、一匹残らず殲滅して、ラビ子ちゃんにプレゼントよっ!』
『ピキュ! ラビ子ちゃんの母上のカタキめぇ、目にモノ見せてくれるのでピキュ~!!』
『……あ、いや、まぁ、それは確かに簡単に出来そうではあるんだけどさ……』
『なによ何よ~、ヒロ、ためらうなって言ったでしょ? 思いっきりやったりなさいよ!』
『ピキュピキュピキュ~!!』
『いや、そーじゃなくてだな、なんつーか、俺が今からガンマダンジョンの魔物を殲滅したとして、ラビ子ちゃんは、それで喜んでくれるのかなぁって思ってさ……』
『う……。それはつまり、【ラビ子ちゃんの生きがい、奪っちゃうんじゃね?】的な?』
『ま~、アホっぽく言えばそーゆーこと。彼女には明確な目標とそれに向かう確固たる意思がある。ある意味それが【彼女の強さの源泉】と言っても過言じゃない。そんな彼女の目標を、俺がインベントリ使ってサラッと終わらせちゃうってことにさ、なんか言い様のない嫌悪感を覚えるんだよ』
『あ……。そ、そうね! わたしもなんつーかさ、“ラビ子ちゃん自身が今よりずっと強く成長して、自らの手でお母さんの無念を晴らして、そんで悲願を達成できるといぃ~なぁ~”って考えてたところだったのよ~。わかる。分かるわよ、ヒロ!』
『ウルもなんと! 実は偶然全く同意見だったのでピキュピキュ~!』
『………………そ、そうか。なら話は早い。俺は、ヒメの言うように、できれば【ラビ子ちゃんの実力アップ】によって、ガンマダンジョン攻略が成されるべきだと思ってるんだ。ただ、このままではそれがナカナカに難しい』
『そっか~。やっぱりさ、ガンマダンジョンの魔物って、そーとー強いの?』
『ん~~~。難しい質問だが答えよう。まず、この町の地下にある3つのダンジョンなんだが、実は【最も強い魔物が多く生息しているダンジョン】はアルファなんだよ。で、次がベータだ』
『え!? ガンマが最悪なんじゃなかったの!?』
『ガンマは1番魔物レベルが低い。ま~【低い】っつったって、一般的な人間種にとってみれば滅茶苦茶強いけどな~。ただ、比較するとそーゆーことになるんだよ』
『ピキュ! でもラビ子ちゃんはヒロさんと逆のことを言ってたのでピキュよ?』
『ウルさんそれはね、アルファもベータも全然まだまだ上層の上澄みしか開拓されていないからなんだ。アルファもベータも最深部は2000m級の深さで、その深度ともなるとS8級の魔物が何種類もウジャウジャ湧いてる。ただ、大量の魔素クリスタルも高濃度の魔素も、そのあたりに集中してるから、強い魔物達は旨味のある最深部付近に溜まってて、上がってこないんだよ。だから開拓済みの浅いエリアにはA級までくらいの魔物しか居なくって、強くてもせいぜいS1級くらいまでなんだ。そのおかげで攻略も比較的簡単だったんだろうね』
『ピキュ~! 確かに【ダンジョンあるある】として、最深部を頂点とした逆ピラミッドヒエラルキー的な食物連鎖が見受けられることは多いのでピキュ~!』
『そう、それ。で、ガンマなんだけど、実はこのダンジョンだけ最深部が600m程度の浅いダンジョンでさ、構造もかなりコンパクトで、魔物の生息域やヒエラルキーの区分けが明確に分かれるほどの規模じゃないんだよ』
『600mって……。今までのダンジョンで1番浅いんじゃないの?』
『だな。今まで1番浅かったセントラルバグダンジョンでも1000mくらいはあったしな。ただ、このガンマダンジョンは、600mほどしか深度が無いにもかかわらず、S7級の【底喰】とかS8級の【圧蟲】なんかが生息してて、悪いことに最上層部までちょくちょく顔を出しやがるんだよ』
『じゃ、じゃあ、ラビ子ちゃんのお母さん達を襲ったのは……』
『うん。多分どっちかだと思う。現に今も、ガンマの地下100mの最初の底には【ルナスガンマ底喰】と【ルナスガンマ圧蟲】が1匹ずつ居るからね。当然600m最深部に比べれば数は遥かに少ないけど、あいつらは例え1匹でも、人間が対峙して勝てるようなレベルの魔物ではないと思うよ』
『うわっ。ヒロが千匹単位で納入してるもんだから麻痺してたけど、あいつらって確かに階級高いもんね。そりゃ強いにきまってるのか……(ぶりぶり野郎だけは別として……)』
『ピキュ~。【底喰】と【圧蟲】はけっこういろんなダンジョンに居るピキュ~。ウルは負けたことも逃げたこともないピキュが、嫌いな魔物の代表格なのでピキュ~』
『そうなんだよな~。俺は今まで【インベントリ収納&物質変化魔法】で安全に瞬殺し続けて来たから、見た目くらいしか認識してなかったんだけどさ、改めて確認すると……』
■底喰[そこばみ][S5級]
世界の各地に分布する高位の魔物。ダンジョンでの生息を好み、地上ではほぼ目撃例が無い。魔物の中では最も古くから存在する古代種。
骨の無い軟体系の魔物で、体長は広げると10mほどにもなるが、収縮時には10分の1以下にも変化できる。丸い頭部の周囲に蛸のような足が50~100本放射状に生えている。1本の足に吸盤が200個ほど付いており、全ての吸盤の中央には鋭利な歯を持つ口がある。全ての歯は毒腺と繋がっており、毒は固有の麻痺毒で致死率が高い。足の筋肉が発達しており筋力も極めて強い。全身が固有の粘液で覆われており、その粘液にも麻痺毒が大量に含まれている。動きも俊敏で、さらには岩や土の隙間に潜り、体色素を変化させて擬態もする。
ようはタコ界の最凶種であり、攻において、殴る、叩く、締める、噛む、毒毒する、と多才。守においても、消える、潜む、跳ねる、固まる、弾く、滑らせる、と多才な、厄介なやつなんです。
■圧蟲[あっちゅう][S6級]
世界の各地に分布する高位の魔物。ダンジョンでの生息を好み、地上ではほぼ目撃例が無い。魔物の中では最も古くから存在する古代種。
節足甲殻系の魔物で、体長は5~10m。体色は黒。直径1~2mほどの硬い球状の体に、100~300本の細く長い足が生えている。1本の足には5つの節があり、各節毎に固有のプログラムを持ち、高速で運動を処理する。足の先端の形状は、針型、刃型、放出型、鉤型、爪型、と多彩で、固有の神経毒を持つ。行動速度が極めて速く、魔物の中で最速のグループに分類される。再生能力が高く、足を切断されても半日ほどで生え変わる。中央部の体は球体で、厚さ10cm以上の硬い殻で覆われている。
ようはムラサキウニの針が全て節だらけの昆虫の足になって巨大化したような魔物で、熱にも圧にも強く、速くて硬くてすぐ再生する、恐ろしいやつなんです。
『改めて読み込むと、すげー強そうだな~。俺、今まで【タコ】と【ウニ】ってしか呼んでこなかったわ~』
『ヒロはもう参考にならないわよ。なにしろインベントリに収納しちゃってから【シナンプルス】根こそぎ消滅させて、強制的に死体にしちゃうんだもん。業者よ、業者』
『ピキュ~。こいつらはけっこーしぶとくて、殺るのに時間がかかるのでピキュ~。ウルはヒロさんみたいに千匹単位ではとても狩れないのでピキュ~』
『ま~俺は、狩るっつーかなんつーか、だけどね~』
『で、こんな奴らがいきなり100m深度に出てきちゃうから、ガンマダンジョンは難攻不落になっちゃってるって訳なのね~』
『そーゆーことだな~。しかも【底喰】も【圧蟲】もダンジョン種に進化してるから、S7級とS8級になってる。そーすっとだな、もうラビ子ちゃんがどれほどの鍛錬を積もうとも、絶対に勝てないだろうと思うんだ』
『確かにピキュ~。あいつらの相手は、人間種じゃ無理なのでピキュ~』
『ひーたんは余裕なのです♪ 一瞬で千枚切りなのです♪』
『……ま、まぁ、以上が【ラビ子ちゃんの実力アップによってガンマダンジョンを攻略させてあげたいけどそれがナカナカに難しい理由】だな~』
『そっか~。そもそも不可能なのか……。でも、だったらなおさらラビ子ちゃんを死なせないためにも、放っておく訳にはいかないよね』
『そうなんだ。ガンマの攻略を諦めさせるにしても、せめて自分の経験を経て納得してもらいたい……。そのためにはどうすればいいのか、なんだよね……』
『ヒロさん! ウルがラビ子ちゃんと偶然を装って出会うのでピキュ! そしてラビ子ちゃんのボディガードとなり、ガンマダンジョンをひと通り見せてあげるのでピキュ~!』
『うん。確かにそれも良い方法だと思う。でも、俺さ、自分でも【らしくない】って自覚はあるんだけどさ、ラビ子ちゃんに関してだけは、ある程度正直に打ち明けようと思うんだよ……』
『え? それは【ヒロがラビットル種じゃなくてヒト種だって事】も?』
『うん』
『それって…… 場合によってはヒロがラビ子ちゃんに、“テラース人めよくも騙したなっ!”とか言われて憎まれて、さらにはルナスタウン全体にバレて、ヒロを標的にした超大騒ぎが巻き起こる可能性もある流れよね? それでもいいの?』
『うん。今まではそんな悪目立ち……っつーか【強さや権力や財産のアイコン】として【渦巻く人間の欲望の中心】に巻き込まれるのが嫌で、できるだけ表に出ないようにやってきたけどさ、ラビ子ちゃんという【純真モンスター】と出会って、“隠し事少なめで向き合いたい”って思っちゃったんだ。例えその結果、自分にとって都合の悪い結果が訪れたとしても、【後悔しないという確信】が芽生えちゃったっていう、そんな感じかな……』
『えらいっ! さすが私のヒロ! よく言った! ヨメは嬉しいよ~♪』
『ピキュ! ムスコも嬉しいのでピキュ~♪』
『チチサマの肝っ玉がピンクラムズホーンまで進化したのです♪』
『…………ただまぁ、今回はあくまでも例外だからな。ラビ子ちゃんは特例だ。あんな特殊な人間はそうそうお目にかかれない。俺が完全敗北宣言した【純真モンスター】だからこそ、俺は自分の信念を躊躇なく曲げるんだ。簡単に言えば、【強者を敬う】ってことなんだよ、諸君』
『わーった、わ~~ったわよ♪ つまりアレでしょ? ハナちゃんやウルちゃんと出会った時みたく【ズキューンと来た】ってことなんでしょ?』
『ズキューンピキュ~! ズキューンはいいものなのでピキュ~♪』
『ハキュ~~ン成分も無きにしもあらずなのです♪』
『ま、まぁ、そうとも言えなくもない。とだけ言っておくのもやぶさかでない……かな』
『はいはい♪ で、ヒロ、いつ彼女に打ち明けるの? 告白タイムはいつ? 今? ねぇ今なの?』
『なんだよそのウヒヒ感は……』
『ねぇ今? 今? 今? うひひ~♪』
『…………今、っつーか今日はやめとくよ~。色々有りすぎて、ラビ子ちゃんの気持ちもゴチャついてるだろうしな~。明日、折を見て話すわ♪』
『了解よ~♪ ヒロ、もしあなたの思いが全く伝わらなくて、ルナスタウン全体を巻き込む大騒ぎになっちゃったとしても安心してっ! その時はこのアメノミコトヒメ様が、ルナスタウン全住民の記憶をチョチョッと改ざんして、無かったことにしてあげるからねっ♪』
『おまえ、…………そんな恐ろしい事ができんの?』
『ん~~~、やったことは無いんだけど、やれそうな気がするぅ~~~!って感じ? だからヒロ、その思い、タイタニック級の大船に乗せといていいわよっ♪』
『沈むってそれ。ヒメ、そんな【あからさまな神パワー】、使わなくても、試さなくても、思いつかなくてもいいからな。先っちょだけでもダメだぞ? 適度な塩梅ってやつを何よりも大事にしてくれ。いや、してくださいヒメさま!』
『わかったわよ~。そんなに【神への畏怖ハ~ト】丸出しでマジな顔しないで♡ ヒメ、距離感じちゃうから……♡』
『………………』
◇
『………………さて、暇になったな』
『ピキュ。ヒロさんここは、次なる星に向けて旅立ってみるというのは如何ピキュか?』
『おおぉ、宇宙開拓のつづきか~。とりあえず近場だと、火星……あ、マルースって星がいちばん【生物の存在の可能性】があるかもね~って言われてた気がするな~。でも宇宙ってば広すぎだからさ、どれがマルースなんだかサッパリ分かんないんだよ。あと多分、【テラース・ルナース間】なんて比べ物にならない桁違いレベルで遠かった気がする……』
『だったらさ、いつものしりとりでも』
『ピキュピキュピキュ~!! ヒロさんヒメさん! ウルは新しい遊びを思いついたのでピキュピキュピキュ~!!!』
『おっ♪ ウルさん、それってどんな遊び?』
『聞いてほしいのでピキュ! それは、なんと、えっと、ピッキュ、うんと、えっと、たしか…………』
2分経過。
『……ウルさん、…………まだ~?』
『ちょっとヒロ~、プレッシャーかけちゃダメでしょ~? ウルちゃんもわたし達のために全身から湯気出して記憶の扉、開けまくってくれてるんだからさ~。ここは【泣くまでは 家に入れない キリギリス】の精神で、ゆっくり待ってあげましょ♪』
『……改ざんがイビツすぎて一瞬分からなかったけど、それ、ホトトギス的なやつのことでいーんだよな?』
『それそれ~、ヒロないすぅ~♪』
『ピキ! ピッッッキュピキュピキューーー!!』
『ぬわっ! ウルさんどーした? 何か思い出したの?』
『思い出すも思い出さないも何も、ウルはついに思い出したのでピキュ~~~! それピキュ! まさにそれだったのでピキュ! ウルが提唱したい新たなる遊びは……』
『ゴクリ……』
『ごくり……』
『【新ホトトギスを考えようゲーム】なのでピキュ~~~♪』
『『…………なにそれ?』』
『ピ、ピキュ! ヒロさんの故郷に伝わる三種のホトトギス、【殺してしまえ】【鳴かせてみせよう】【鳴くまで待とう】とは別に、新しいホトトギス観をひとつづつ挙げていこう! という画期的なゲームなのでピキュ~♪』
『それって…… すぐ終わんない?』
『だよねぇ。とてもしりとりに代わる遊びになるとは思』
『ピキュピキュピキュ~!! そ、そんなことはやってみないと分からないのでピキュよ! まずはやるピキュ! ドントシンキングタイム、フィーリングカップルなのでピキューー!』
『わ、わかったよ~。そんなにウルさんが熱望してるんならとりあえずやってみっか?』
『まぁ~、わたしは何でもいいけどねぇ~』
『んじゃ、俺からな♪』
こうして、【何としてもしりとりをしたくないウル】によって無理矢理ねじ込まれた【ホトトギスゲーム】の火蓋は切られたのだった。
『鳴かぬなら 鳴いたってことにしよう ホトトギス』※ヒロ
『鳴かぬなら そんな鳥はそもそも存在してないってことにしよう ホトトギス』※ヒメ
『鳴かぬなら 次の ホトトギス』※ヒロリエル
『鳴かぬなら お願いするのでピキュ ホトトギス』
『ん? ウルさんそれって【鳴かせてみせよう】と被ってね?』
『まぁまぁ、ヒロ、細かいこと言わないの~』
『へーい。鳴かぬなら 実は小声で鳴いてる可能性も考慮しよう ホトトギス』※ヒロ
『鳴かぬなら 鳴くことの必要性を根本から見直そう ホトトギス』※ヒメ
『鳴かぬなら 鳴かぬで結構 ホトトギス』※ヒロリエル
『鳴かぬなら 鳴く喜びを教えてあげるピキュ ホトトギス』
『ん? ウルさんそれも……』
『ヒロ、いいから~』
『へいへい。鳴かぬなら 千体ほどのサンプルを収集してから改めて鳴く確率を見極めてから向き合おう ホトトギス』※ヒロ
『鳴かぬなら 耳と目を閉じ口をつぐんで海の底の貝にでもなっとけ ホトトギス』※ヒメ
『鳴かぬなら 踊れ ホトトギス』※ヒロリエル
『鳴かぬなら 友だちになって何で鳴かないのか話を聞くピキュ ホトトギス』
『…………そろそろ限界じゃね?』
『やっぱり早かったわね~』
『ピキュピキュ~!! ま、まだピキュ! まだウルは、諦めてないから試合終了じゃないのでピキュ~!!』
『い~やウルさん、ホトトギスはもう完全に試合終了だな~。ヒロリエル~、なんか他にしたい遊びとかある?』
『…………ダジャレ合戦……れす』
『ダジャレ~? だったらしりとりの方が……』
『ピキュ!! ウルもまさにたった今ちょうど【ダジャレ合戦】をやりたいと思っていたところなのでピキュ! ヒロさん! ダジャレで戦うピキュ~!!』
『おっと。ウルさんも乗り気なのか~。……よし、【ダジャレ合戦】にすっか~♪』
『ドンドンヒュ~ピキュピキュ~!』
『パフパフ~なのです』
こうして、【何としてもしりとりをしたくないウル】の援護によってヒロリエル提案の【ダジャレ合戦】の火蓋は切られたのだった。
『んじゃ、俺からな♪ ブラジャーに潜む蛇はコブラじゃー』※ヒロ
『遅刻地獄』※ヒメ
『興奮冷めやらぬ鮫やらヌー』※ヒロリエル
『牛がうっしっしピキュ~』※ウル
『はたちて二十歳になれるのか』※ヒロ
『蝉セミナー』※ヒメ
『カンガルー感がある』※ヒロリエル
『犬は居ぬのでピキュ~』※ウル
『アンコールであんこ売る』※ヒロ
『単身赴任のダンシングクイーン』※ヒメ
『毒を食らわばサラマンダー』※ヒロリエル
『猫が寝込んだのでピキュ~』※ウル
『我慢汁を重んじる』※ヒロ
『マッハでマッパ』※ヒメ
『すごくしごく』※ヒロリエル
『カバをかばうピキュ~』※ウル
『スタイリッシュな死体でっしゅ』※ヒロ
『遺体だと思いたい』※ヒメ
『白骨死体を発掘したい』※ヒロリエル
『鷹は高く飛ぶピキュ~』※ウル
『末期症状で勃起少々』※ヒロ
『甘んじる我慢汁』※ヒメ
『ビーチクのピーク値』※ヒロリエル
『サイをくださいピキュ~』※ウル
『群がるムラムラガール』※ヒロ
『イソギンチャクと一悶着』※ヒメ
『熟女十箇条』※ヒロリエル
『ゾウだぞうピキュ~』※ウル
『コンドルがめり込んどる』※ヒロ
『イカとカニの運命や如何に!?』※ヒメ
『肛門がまさかあーなるとは!』※ヒロリエル
『マグロは真っ黒ピキュ~』※ウル
『判決。半ケツ!』※ヒロ
『キリギリスでギリギリっす!』※ヒメ
『一反木綿は一旦揉め!』※ヒロリエル
『シジミをしみじみ食べるピキュ~』※ウル
『看板娘の短パン盗め!』※ヒロ
『鉄仮面かぶってっかメ~ン♪』※ヒメ
『それがしの矢は逸れがちでござる』※ヒロリエル
『アワビのお詫びピキュ~』※ウル
『メザシを目指して……』※ヒロ
『魚拓オタク』※ヒメ
『焦らすシラス』※ヒロリエル
『馬が生まれたのでピキュ~』※ウル
『猿、去る』※ヒロ
『バッタがくたばった』※ヒメ
『リスをリリース』※ヒロリエル
『虫を無視するピキュ~』※ウル
『疲労ピークのピロートーク』※ヒロ
『てぇへんだ!底辺だ!』※ヒメ
『場末どすえ』※ヒロリエル
『アシカの足かせを外してあげるピキュ~』※ウル
『箱舟、運ぶねー』※ヒロ
『腹ばいララバイ』※ヒメ
『イン・ローに印籠』※ヒロリエル
『チーターが穴に落っこちーたーのでピキュ~』※ウル
『………………いい勝負だったな……(ウルさん以外……)』
『みんなやるじゃないの……(……ウルちゃん以外……)』
『侮れないダジャラー達なのれす(……ウルちんは置いといて……)』
『ピキュピキュ~。楽しかったのでピキュ~♪(何とかしりとりを回避できたのでピキュ~……)』
『さぁ、そんじゃあそろそろ改めまして~~……』
『ピキュ!? ピキュピキューーー!!!』
『マルースへの所要時間の計算だけでもやっておこうかな~』
『ピキ!? ピキュ? ピ、ピキュ~。ヒロさん、それは賛成なのでピキュ~♪』
(うふふ。ウルちゃんも大変ね~♪)
こうしてウルの【しりとり回避】は偶然にも達成されたのであった。
■ダジャレ協力
アフロなみへい アヤミカギ 機長 殺風景 ジョンボイソン スケボーソウゲツ ダイオード チマコッピ ツッチーニ ドルフィン ハジメバイル はじめれなと 丈夫 ミスファー 元帰宅部 笑々村田
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