Netflix 7つの贈り物

「生活費足りないからお金貸してください」

「奨学金振り込まれたよね?」

「もうない」

「バイト代は?」

「つかった」

娘とのやり取りはこんなのばっかり。

「同窓会で着る服買いたいんだよね」

「ライブの代金払ったら金ない」

新しいところではこのようにたった一行で金の無心をしてくる有り様でございます。

切り詰めて生活するとか、お金がないなら諦めるとか、昭和世代いや私なら間違いなくそうすることを、今時の子供にはそれが出来ないのか?それとも私の育て方が間違っていたのか?親として精一杯やってきたつもりでいたのに、なんというしっぺ返しだろうかと涙も出やしない。

それならいっそ偽物の『ベン』の為にバケツほどの涙を流そうではないか。

【エピソードタイトル解説】

罪…つぐない…自責…優しさ…愛…

私がそれと感じているものは、他人のそれとは違うのかもしれない。

子供の感情って親によって形成されてきたんだから私のそれは一般的なそれと合致しないだろうと思う。

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