応援コメント

真実と新事実 その4」への応援コメント

  • ごきげんよう、詐称の神々達は、本当に油断していたのでしょうね。森軍の侵攻が綺麗な陽動になった上に、遺物の件も、ドラゴン復活の件も結局完治できていなかったのですから、本当に上手く裏を書くことができました。
    油断というよりは、仲間内の裏切り者捜索に気を取られすぎていたのでしょうね、その意味ではルヴァイルさんとインギェムの二人も陽動の役目をきっちり果たした、と言うことですね、偉いぞ、ルヴァイルさん!
    そうか、因果が逆なんですね。
    詐称の神々が箱庭の維持に汲々としているのはいいとして、なぜ真の大神達が箱庭を作ったのか? 私達がイメージする世界の破滅、惑星崩壊的な破滅から一部だけでも残せる様にと箱庭で保護したのか。人工で期限があるとわかっているから、真の大神の後継を作りたかったのか。
    その真の後継がミレイユさんだったとは、なんとも皮肉な、詐称の神々にとっては想定外で慌てたことでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、偶然に頼った部分も多いですが、森軍の陽動が上手くいき、そして獅子身中の虫を炙り出す事に気を取られ過ぎて、足元に疎かになったお陰で上手くやる事ができました。
    ルヴァイル達が怪しいからこそ、それ自体が陽動にもなりました。それがあっての成功といえます。

    そうなのです、まずは真の大神が作り出した箱庭を、ここまで何とか維持しようと四苦八苦していたのが、これまでの詐称の神々です。
    そして滅びを前に得られた猶予を使って、後継たる存在を作ろうとしたのですが……。失敗続きで成果が出ません。
    そこで大神は方針を転換、発想の転換をする事にしました。
    そしてその転換は、全く別の可能性を生む事になったのです。
    詐称の神々は大神の望む存在としては失敗ですが、別の望みを叶える事には成功しています。大神は目的を叶えたのです。