応援コメント

真実と新事実 その1」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほど、簒奪の神々とドラゴンの関係はそんな殺伐とした関係だったんですか。力量的に上位に作られたドラゴンもまた贄となる運命だったけれど、その運命を受け入れるのか抗うのかの差。
    ミレイユさんは失敗作で生みの親でもある簒奪神を通り越しての成功作、だから過去、ドラゴンにも勝てたんですね。
    そりゃ簒奪神達も黙ってはいられませんね。
    それを知らせずに贄にしようとすることでしょう。
    それにしても同じ大神に作られた簒奪神とドラゴンの意識の差は、やはり生みの親から失敗の烙印を、押されたかどうか? から生ずるのでしょうか?
    それとも生まれ出た成り立ちの違い?
    簒奪神達は、おそらく人間から小神へと進んだから、苦労して手にした権能や不老不死を手放すのが惜しくなった?
    ドラゴンは小神に打ち勝つべしとゼロから単一目的だけを与えて創造された、その違い?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ミレイユが色々規格外で、あらゆる試練を潜り抜けて来たのは、そういう事だったんです。
    性能だけなら上手いこと作れたみたいですが、魂という調整し切れない部分が足を引っ張り……。そうして、こういう事態にまで発展しちゃったんですね……。

    簒奪の神々とドラゴンは、やっぱりその創造過程に大きな差がありますから……。
    人間という魂を持った存在から昇神したという過程があり、そして不老の神という特権を手放したくない事から生まれた差でもあります。
    大神からすると魂を拉致同然で引っ張って来て、新たな神を創る事にこそ意味があったので、ドラゴンの様な全くのゼロから創るわけにはいかない理由もありました。
    それがまた、足元を掬われる原因となってしまったのですね……。