応援コメント

竜の谷 その1」への応援コメント

  • ごきげんよう、ミレイユさんのモノローグにもあったように、本当に、思えば遠くへ来たものだ、状態でしょうね。
    背負わされるものの重さに耐えかねて選んだ日本への帰還が、実は神々の思惑に沿ったもので、それに反抗しようと足掻けば足搔くほど背負うものが増え、その重みが増していく、しかも今はそおれから逃げ出そうとは思わずに、それらを全部纏めて救い出すのだという決意が溢れている今の状態、皮肉と言えば皮肉だけれど、けれどミレイユさんの存在意義はそこにこそあったのではないかという、腹の括り方、本当にすさまじい生き様だと思います。
    ルヴァイルさんの寄越した連絡役、彼女の切ない恋心が鳥になったようですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    本当に……、本当に遠くまで来ましたねぇ……。
    重荷が嫌で逃げ出したのに、今では何倍では利かない重荷を背負って、腹くくっているんですからね。
    まさしく、皮肉というしかなく……。そして、ここに覚悟と決意を持って立ち向かう事が、彼女の存在意義でもあります。
    残りの寿命が一年切っている、という瀬戸際の……そして背水の覚悟でもありますね。でも、彼女は窮地には立ち向かうように出来ているんだ……!

    うふふ、そうですね。
    ルヴァイルからの淡い期待そのものが、形になっているかのようにも見えます。
    ミレイユには全く何も伝わらず、単なる鳥としか映ってませんが(笑)