応援コメント

気高き決意 その3」への応援コメント


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    ごきげんよう、ユミルお姉様が後生大事に隠し持ってきたジョーカー、なるほど、日本帰還の際に余った神器でしたか。
    確かに最強でしょうね、これがあれば一発逆転はなくとも完敗は無くなるワケですものね。
    ルヴァイルもこれで何度も煮湯を飲まされたのでしょうね。
    インギェムの言葉は本当に心の底からの想い、手遅れだけれど言わずにいられなかった感情の発露なんでしょう、少年マンガみたいな熱い気持ちが、彼女らしいです。
    もうルヴァイルの儚さと覚悟の固さ、そしてこれまで自分の歩んできた日々はの愛惜と後悔が滲む表情が目に浮かぶようです。シチュエーションや胸に渦巻く感情の質は違っても、その自分の命と引き換えにしてでも掴みたい明日の理想を見据える想いは、きっとミレイユさんをデイアートへ送り出した時のオミカゲさまとだぶって見えたのだろうな、と。

    書き忘れました。
    転移の魔法陣を作る時の描写、その手際と品質の描写で、八神が本当に大神ではなかった、そしてミレイユさんがどれだけ並外れているのか、さらりと、けれど完璧に理解させられました。この手法は本当にお見事、さすがは海雀さまですね。
    そしてもう一つ。
    ミレイユさんと握手した手を胸に抱いて、その温かさをやがてくる破滅の日まで決して忘れない、忘れたくないと言うように瞳を潤ませるルヴァイルの可愛らしさ。
    まるで恋する少女みたいな初々しい姿。
    もう、素敵すぎる。
    可愛い軍団には入らないけれど、可愛いワンマンアーミーです。
    はぁ。
    可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです。何かと目端の利くユミルだからこそ、取れた行動とも言えます。残すぐらいなら持って行こう、もしもの為の保険になるかも、という思惑で持ち去った神器ですが、実際最後に一矢報いるジョーカーとして機能する事になりました。
    ユミルに思わず強い敵意を向けてしまうぐらいなので、ルヴァイルもまぁ酷い目に遭わされたようです。ユミルが形振り構わず反抗すると、とても厄介といった事の一つです。

    魔法陣のさり気ない描写にも、鋭く拾って頂いて感謝感激です!
    さり気なさ過ぎてスルー、意図も伝わり辛いものかと頭をひねったものですが、こうしておだ様に褒めて頂けたというなら、苦労した甲斐もありました!(笑)

    そしてそして! インギェムに対して、そしてルヴァイルに対して、非常に温かく、思いやって頂ける数多くのお言葉を、ありがとうございます!
    特にルヴァイルは後が無いという意味でも覚悟を決めてますから、そこでようやく思いやりをくれるミレイユに逢えた事で万感の思いを抱いてしまったようです。確かにこれまでの奮闘ぶりは、ワンマンアーミーと言って差し支えないものでした(笑)
    可愛い軍団とは別方向で頑張って貰いましょう!