応援コメント

気高き決意 その2」への応援コメント

  • ごきげんよう、ルヴァイルの覚悟はミレイユさんの覚悟をも固める素材になったようですね。
    これまで答えの得られない推測や疑惑で二進も三進も行かずに泥沼に嵌ったような閉塞感に囚われていたミレイユさんとは、まるで別人になったかのようです。
    それにしてもルヴァイル、話が進めば進むほどに、薄幸な儚さが漂ってきて、深窓の令嬢みたいですよね。
    尽きぬ後悔とそれでも燃え尽きない理想の平穏を目指して、自分の心臓をその足で一歩づつ踏み締めて歩くような姿は、敵ながら感動さえ覚えてしまいます。
    ミレイユさんが王都へ行こうとしているのは、アキラくんを迎えに行こうとしているのですよね? アキラくんのハーレム崩壊の時、迫る!?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうですね、ルヴァイルの見せた覚悟は、ミレイユが腹をくくる理由ともなったようです。これも正面からぶつかり、本音で語り合ったからこそ、伝わった事でしょうね。
    そして、彼女にはそれだけの覚悟がありました。自分の心臓をその足で……という表現は、壮絶でありつつその苦労も見事に表現された文章で、そちらの方で感動してしまいました!
    拙作の感想に流して良い表現じゃないのでは!? 何だろう、素敵すぎて勿体ない、申し訳ない気持ちになってしまう!
    ハッ……! 思わぬところでテンションが上がってしまった……申し訳ない事です(礼)

    えぇ、最初は胡散臭いだけのルヴァイルでしたが、最終的には単に悪い奴じゃないな、でも素直に許すのも何かな、と思ってくれたら幸いです(笑)
    彼女も彼女なりに必死で、他に手段も見つからなくて、だから足掻いただけなのです。それに巻き込まれたミレイユは、運が悪かったの一言で納得できるものではないですが……。

    さて、王都に行くつもりのミレイユですが、実はアキラの事は二の次です(目逸らし)
    冒険者は時として依頼の達成に一週間帰って来ないとかザラですからね……。出会えなければ、それも廻り合わせと思って置いて行くつもりです。代わりに別の目的があって、そっちが本命で動くつもりです。
    アキラ、安心しなさい。君のハーレムは残っているよ(微笑)