応援コメント

命の使い道 その7」への応援コメント

  • ごきげんよう、なるほど、精神的な反抗阻止機構だけでは飽き足らずに、身体面でもなにか仕掛けているとは思いましたが、まさかの寿命、ですか。
    活動限界が五年。
    既に残り時間は一年を切っていて、だからこそ森へ追い込んで時間を浪費させるという行為が初めて有効になるわけですか。
    日本での後半でもたびたび身体的な不調を感じていたミレイユさんですが、その時すでに死への行進は始まっていたんですね。
    なんという卑劣で残酷で、ミレイユさんを道具として、または燃料としてしか見ていない。試作機に実用に耐える耐用期間は不要ですものね。
    確かに神々にとっては、何にも代え難い安全装置ですよね。神々が盤面に降りてこない限り負けはなく、降りるつもりなんて端からないのですから。
    逆に言えばそんな追い詰められた状況にあるミレイユさんと繋ぎを作ってまでここに降臨したルヴァイル神は、その圧倒的に不足していて強力な足枷となる「時間」を超える手段の提案がある、ということですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、神々が施した最後の仕掛け、それが五年の寿命という枷でした。
    だから森へ押し込み、時間を浪費させる事を目的としていたのです。そしてその時、鋭いご指摘! と言っていたように、日本の最後で不調を感じていたのも、それが理由でした。

    全くもって、悪辣で卑劣。自分たち以外の全てを道具としか見ていないからこそ、出来ることです。そして叛逆される可能性を加味するからこそ、そうした安全装置を用意していたのです。
    盤面から降りる必要がない、降りなくて済む様に講じた結果とも言えます。

    そうですね、本来ならここから一年未満で神の元へ到達するのは難しい。
    その解決策をルヴァイルは提案できます。