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命の使い道 その5」への応援コメント


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    ごきげんよう、カリューシー、哀れ。まあ自分自身で納得していたのですから何とも言えませんけれど、囮兼偵察兼二重スパイ兼欺く為の犠牲、どこまで知っていてどこまで納得していたのやら。しかも奪われた命まで有効利用されるのですものね。
    まったく、厄介な敵と言わざるを得ません。
    ってそうか、今代のミレイユさんは試作機でしたか。
    試作機は続く制式や量産機よりも優秀というのはお約束ですね、初期不良も多いでしょうが改修を重ねて最強となる、ただし量産には向かない。
    捨てるには惜しいと思わせたことがミレイユさんにとっては幸か不幸か。
    それにしてもルヴァイル、神々の中では素直な、それでもやっぱり神としての強かさを感じさせますね。
    って言うか、ルヴァイルはミレイユさんの不調を知っている感じがしますね。いえ、それ以上に不調の原因を理解しているようにも思えます。みぞおちのあたりに「神の仕込み」があるのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうですね、カリューシーは実際利用されるだけ利用されて、捨てられた神に過ぎませんから……。憐れな神です。でも、本人は長生きできたと納得してもいるので、そこに救いはあるのでしょうが。

    はい、そうなのです。ミレイユはあくまでも試作機で、その一発目から成功を見せたという稀有な存在でもあります。
    そうですね、続く量産機より優秀、あるいはハイエンド、というのは良くある話です。量産には向かない性質、というのも同様ですね。
    だからこそ、捨てるに惜しいと思われた訳ですが……。

    はい、ルヴァイルは神としての強かさ、というよりも、繰り返し同じ場面を見て来たからこそ、得た強かさ、というものを持っています。
    そして当然、繰り返しの中でミレイユの――素体の構造をよく理解しているのです。