応援コメント

命の使い道 その2」への応援コメント

  • ごきげんよう、ルヴァイル神からの状況説明と願い、そして提案を受けるミレイユ陣営が、見たところ交渉を有利に進めていますよね。
    ただ、有利に見えるだけで、相手側の出す情報や条件、提案の真偽やブラフが確認できないので実際は賭けとなっていますが、それをあげつらう事で揺さぶりをかけ、疑っているのだと居丈高にかかるのがユミルお姉様の役目であり、僅かに有利に天秤が傾いているのでしょうね。ルヴァイル陣営で本来その役目に相応しいインギェムがルヴァイル自ら封じているのが、実は一番わかりやすい誠意なのかも。
    ここで気になるのは、ルチアさんの指摘した、ユミルお姉様の眷属化とインギェムの繋属化の違いですね。
    概要として、お姉様の眷属化は、文字通りユミルお姉様が上位の命令権を持っているのに対して、インギェムのは、飽くまで対等な契約関係の締結で、どちらか一方が契約違反出来ない、した場合は区別なく罰が降る、そんな風に考えているのですが、海雀さま、合ってますか?
    もう一つ気になるのは、過去のループでユミルお姉様がルヴァイルに行使した切り札、ルヴァイルは結構痛い目にあったようですが、ひょっとして前回ループでユミルお姉様が命を落としたのは、それが原因なのかしら? と少し心配になっているのですが。
    神に対して一泡吹かせるほどの行為ですから命懸けだったのかな、とも思えるのです。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    傍目から見ると有利なんですが、どこまでが本音なのか見えないし、罠があるかも沸かないし、そもそも信用なんかしてないし、で実際のところは分からないですよね。
    だからユミルが牽制役として上手く動いてくれています。おだ様、流石もろもろ目の付け所が鋭い!

    眷属化と繋属化の違いですが、はい、それで合ってます!
    結ばれた契約は、決して反故に出来ません。やるな、と言われた行為はどれ程強固な意志があっても実行できませんし、やれと言われた行動は必ず実行します。

    過去のループ、ユミルが命を落とすのは大体ミレイユを庇う事が原因ですが、勿論その切り札とも密接に結びついています。
    一泡どころか、泡吹いて倒れるような事態になった事もあるので、ユミルは野放しにすると本当に危険なのです。
    ユミルが切り札を使う時は、本当に切羽詰まった時なので命懸けなのですが、同時にそのせいで神々もガチで殺しに来てます。