応援コメント

待望 その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほど、ルチアさんの推測、最初と最後で神々の思惑が違っていると言うのは正しかったわけですね。最初のミレイユさんがけれど、神々の思惑を裏切ったのか。
    神々の成り立ちが興味ありますね。自分たちもまた、修練を重ねて昇神を目指し、その途中で自分が得た力に酔い、得た権能に酔いしれたのでしょう。
    でもミレイユさんは違った。
    この世界で神を目指した人と、訳もわからず転生させられて、しかも本人はゲーム世界の感覚で最初は楽しみ、そしてやがて疲れ果て、平穏を求めて帰還を望む。それはゲーム趣味人と廃ゲーマーの違いにも似て。
    何故だと戸惑いつつ連れ帰ると激怒していた、そしてそれまでに得た力を存分に奮って神々の三分の一を弑した。凄い怒りだったでしょう。
    今いる十二神は減った結果なんですね。
    一度目は連れ戻したら予想外の暴虐、だったら何故二度目以降も連れ戻そうとしたのか?
    日本で放置しておけばデイアートも平和だったのに? やはり神魂、ミレイユさんのそれが燃費効率も良く惜しかったから?

    ユミルお姉様が神々に脅威と捉えられている事が、誇らしいですね、さすが我等の大スターだ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    神々の成り立ち、そこも一つのネックになっています。話の流れから語れておりませんし、これはルヴァイルも知らない事実と重なるので、その説明はもっと後になってからやって来ます。
    ルヴァイルは繰り返す事で多くの知識や情報を得ましたが、繰り返す時間は限定的なので知り得る情報も限られてきます。
    遥か以前にあった出来事、神々の成り立ちについても同様です。知り得る限りの説明をする為、ルヴァイルはこの場に来ましたが、実は知らない事実も多いのです。

    でもとにかく、ミレイユはゲーマーとして、平凡な一個人としての人生が前提としてあったので、神の思惑から逸れる事になりました。
    それでも繰り返す事になったのは、一重にルヴァイルに強い発言権がない事、神々は一枚岩ではない、という部分があります。
    それに、捨て置くには惜しいと思える事情――というより、そもそもミレイユが作られた背景から利用したい勢力があり、黙らせるのが難しかった、という理由もあります。
    その辺りは後で語られるので、それまでお待ちを……!

    ユミルは神々から脅威認定されてますが、その中でもルヴァイルが特に強く認識しています。有り体にいうと、何度も煮え湯を飲まされているから、自然と嫌いになった、という感じでもあるのですが……(笑)