#29 みんな仲良く手をベタベタにした

「いらっさいまーしー」

「ボスは来てるっスか?」

「コチラへどんぞー。はいーん」


 インドの女将に奥に案内されると、狭い座敷席でフェっちゃんのパパがメニュー表を眺めていた。席は掘りごたつだった。


「あ、おひさしぶりです」


 私が声をかけると、フェっちゃんのパパは黙ってうなずいた。もこもこで表情が読めない。私はパパさんの向かいに座り、コバヤシはパパさんの隣に座った。ふたりとも同じ姿なので、位置関係を覚えておかないとどっちがどっちかわからなくなりそうだ。私には無理ゲーと言っていい。


 パパさんはマトンカレーとチーズナンを、コバヤシは豆カレーとチーズナンを、私はチキンカレーとチーズナンをそれぞれ注文した。ラッシーが来ると私たちは陰気に乾杯した。乾杯すべきことなど何もないのだ。


「コバヤシからだいたいお話は伺っています」フェっちゃんのパパは言った。「今日のノルマを」


 封筒から原稿用紙を取り出してパパさんに渡した。パパさんは何も言わずに読み始めた。ベテラン編集者が新人の作品を読むように、なんの熱意もなしに。「おーまたせしやしったーん」と女将がカレーとチーズナンを持ってきたので、パパさんは原稿用紙を私に返した。まだ最後まで読み終えてなかったと思う。


 私たちはチーズナンをちぎり、たっぷりの熱々チーズをこぼさないようにカレーに浸して口に運んだ。やっぱりおいしい。私のチーズナンにはベーコンが入っている。他の人たちはどうだろう? しかしふたりとも黙々と食べているので、シェアをもちかけるのははばかられた。


「カフカさん」フェっちゃんのパパは言った。「今回の件は、あなたのせいだと思っていません。かといって、誰のせいでもないなどとも思いません」


 パパさんは左手の人差し指をピンと立てた。左手は不浄の手、ナンをつかむのは右手の方だ。


「そうでしょう? 誰のせいでもない。そう結論づけるのは簡単ですが、それでは思考停止ではないですか。もちろんあなたも悪いのです。私も悪いし、コバヤシも悪い。みんながみんな、それぞれに悪いのです。かといって、みんな悪い、だからみんなおあいこだ、というのでは、それもまた思考停止だとは思いませんか?」

「いやあ」

「おや、思考停止しているのですか?」

「思います」

「思考停止していると思うのですか?」

「思いません」

「思考停止してますね。まあいいです。いつもいつも思考していては私たちはチーズナンを味わうこともできませんから。なぜ、私たちは口という一つの器官でしゃべることと味わうことの両方をこなさなければならないのか? それは、味わうときくらいはしゃべるのをやめろという、自然選択の知恵ではないでしょうか? 味わいながらしゃべろうとする個体はよだれかけに熱々のチーズをぶちまけて淘汰されます。味わうときは味わいましょう。味わってますか?」

「はい。このチーズナン、ベーコンがしょっぱくておいしいです」

「私のチーズナンはコーンが入ってます」

「ジブンのチーズナンにはアンチョビが入ってるっス」

「アンチョビですって!?」私はびっくりして声を上げた。

「どうでしょう、カフカさん。チーズナンをシェアしませんか? また前のように。前の、あの楽しかったころの昼食会のときのようにね。今日はコバヤシもいますから、そうですね、時計回しにしましょう。コーン入りのチーズナンを私はコバヤシに回します。カフカさんはベーコン入りのチーズナンを私に回して下さい。するとコバヤシのアンチョビ入りのチーズナンがあなたの手に転がり込んでくるという寸法です」

「やってみましょう」

「どうぞ」

「どうぞ」

「どうぞっス」

「さあ、今それぞれの手には何入りのチーズナンがあるでしょうか?」

「アンチョビです」

「コーンっス」

「ベーコンです。おや、大成功ですね。それではいただきましょう」

「コーンの香りがたまんねっス」

「ベーコンしょっぱいですね」

「アンチョビはアンチョビでした」

「なんですかその感想は。カフカさん。アンチョビはアンチョビでしたって。あなたは小説家でしょう? アンチョビの味も形容できないのですか?」

「あの、濃厚な魚臭さがあって、小さいころに行った釣り堀を思い出します。練り餌を食べているような」

「あなたは練り餌を食べたことがあるのですか?」

「ありません」

「なるほど。小説家の想像力というやつですね。食べたことがないのに形容できてしまう。人生経験の無さを想像力で補えるというのはすばらしいことです。私のような裏稼業の人間はいちいち自分の身体で経験しないと何もわからないですから。しかしカフカさん。今回ばかりはあなたの想像力が裏目に出たようですね」

「あ、食事中に練り餌の話はまずかったですか」

「そういうことじゃねっス、カフカさん。ボスが言いたいのは、お嬢のことっス」

「カフカさん。あなたは私の娘をどこに連れて行くつもりなのですか?」

「それはふでま……」

「まさか筆任せなんて無責任なことを言うつもりではないですよね」

「フデマと円のレートが高騰しているらしいですね。1フデマ=7円? いや、6円だったかな? 今朝の日本日日新聞では」

「フデマとはなんですか?」

「たしかそういう通貨があったような……」

「フェリーツェのいる国ではそんな通貨が使われているんですか?」

「いやあ」

「ギリシアはユーロのはずです。プラハに入るときはコルナに両替しないとなりません。プラハはまだユーロ圏ではないですからね。おや? それではフデマはどこで使われているのですか? フデマ? おや? フデマはフデマカセに語感が似ていますね」

「カフカさん、なんとかフデマから話をそらすっス」

「パパさん。小説は順調に進んでいます。予定通り、プラハで大団円を迎えることになるでしょう」

「それがあなたのプロットというやつですか?」

「そうです」

「なるほど。それでは一体どれが伏線なのでしょう? 伏線の1本や2本用意してますよね? まさか伏線もなしに書いているのですか? そういえばフデマとフデマカセは語感が似ていますね」

「カフカさん、ヘルマンの話をするっス」

「次の回でヘルマンが出てきます」

「ヘルマンとは?」

「最強のラスボスです。私のこれまでの道行きはヘルマンとの闘争でありヘルマンからの逃走だったのです」

「カフカさん、ヘルマンは今日のノルマで書くはずだったんじゃねっスか」

「あ、忘れてた」

「この腐れ脳オヤジ」

「おや、ふたりでひそひそ何か相談ですか? ずいぶん仲良くなったのですね。コバヤシと仲良くなる人はめずらしいですよ。なにしろコバヤシはフェリーツェ以外の人間としゃべってはいけないのですからね」

「ボス、その件は勘弁してほしいっス」

「もちろん勘弁してますよ。水曜夜のコバヤシ。私の命令に背く者には原則的に死が待っています。しかしあらゆる事態を想定して完璧な規則をつくったとしても想定外はつきまとう。想定外を想定しない組織はその硬直した規則によって自壊するものです。今回はまさにその想定外が発生したわけだ。そういうことだね? コバヤシ」

「その通りっス」

「フェリーツェがいなくなったこと。これは誰にとっても想定外だった。私はコバヤシ部隊を信頼している。完璧なシステムだからではない。むしろ、彼らを信頼できるからこそ、システムは適切に駆動するのです。信頼は想定外に立ち向かうための唯一の武器です。私はコバヤシを信頼しているし、コバヤシは私を信頼している。そしてフェリーツェもまた、私たちを信頼していた。だから私たちもあの子を信頼していたのだ。しかし、私たちの信頼は裏切られてしまった。私は途方に暮れています。想定外に立ち向かうための信頼が失われる、そんな高階の想定外にはなすすべもありません」

「あの、パパさん。フェっちゃんは私たちを裏切ったわけではないと思うんですが」

「カフカさんはあの子と連絡を取り合っているのですか?」

「いえ」

「では作家の直感という奴ですか?」

「はい」

「おや、珍しくはっきりした回答が聞けました。“いやあ”と来られた日には私はどんな顔をすればいいのかわかりませんからね」

「フェっちゃんのことを書いていて、なんとなく感じるんです。何を考えているのかはわかりません。フェっちゃんの台詞にも、地の文にも、私たちのことは出てきませんから。でも、私はフェっちゃんを信じます。信じているから、書き進めることができるのです。小説とはそういうものです。自分が書いている作品のことを信じられなかったら、私は何も書けなくなります」

「伏線は?」

「すみません。伏線なんかないです。そんなもの、本当はないのです。読者とか批評家が勝手に伏線を見つけ出してくるだけのことで、小説家は伏線なんてつくらないのです。伏線をつくったとか言ってる奴らは小説家ではありません。あいつらはクロスワードパズルをつくってるだけです。私の小説はクロスワードパズルではありません。私の小説は小説です。小説は生きているんです。生きることに伏線なんてありません。筆任せです。すみません。フデマなんて通貨はないのです」

「謝ることはありません。たいへん興味深い意見です」

「何しろ金融業界に疎いもので」

「カフカさん、フデマの話は終わってるっス」

「そう。フデマの話は終わっている。今はまさにフデマカセの話をしているのです。そうですね? カフカさん。あなたは筆任せで小説を書いている。なぜなら小説は生きているから。うねうねと姿を変え、頼りになる伏線は1つもない。そんな得体の知れない生物の体内にフェリーツェは閉じ込められていると。そういうことですね?」

「カフカさん、早くヘルマンの話をするっス」

「ヘルマン……。すべての元凶はヘルマンです。私の宿敵。私が小説を書きつづけなければならないのはヘルマンのせいです。フェっちゃんとお人形がプラハにたどり着き、ヘルマンを倒すことができれば、この悪夢も終わります」

「ヘルマン・カフカ。あなたのお父上のことですね?」

「え?」

「いろいろ調べさせてもらいましたよ。なるほど、エディプスコンプレックスというやつですか。ありきたりですね。父を殺し、母を姦淫する。すべての成長物語の原型です。男はみんなマザーファッカーだ。カフカさん。あなたはマザーファッカーですか?」

「私の母はもう亡くなっています」

「では誰をファックするのです?」

「ファックしません」

「ファックしないとオチがつかないでしょう? あなたの成長のためです。ヘルマンを殺すのなら、次は誰かをファックしないと」

「ファックしたくありません」

「おや、特定の女性の顔が浮かんでいるようですね? その人となぜファックしたくないのですか?」

「だって、あの子は子どもだし……」

「子どもだとまずいのですか? ええ、法律的にはまずいですよ。でも、それがなんだというのです? 小説は無法地帯ではないですか。書きたいことを書けばいいのです。自分の欲望を取り繕わずに出せばいいのです。好きなだけマスターベーションすればいいのです。私の娘で。あなたはそうしたいのでしょう? 散々あの子の願いを聞いてきて、自分の小説を死にゲーにまで変えられて、何の見返りも要求しない気なのですか? それは親切ではなくカマトトというのです。あなたは愛する女性を、フェリーツェをファックしたいのでしょう?」

「ちがう」

「構いませんよ。私が認めます。どうせ小説の中の話ですから。あなたが小説の中で私の娘をファックしても、それはあなたの妄想ですから。表現の自由があります。心の中で姦淫して目をえぐられる時代は神の死とともに終わりました。あなたがそうしたいのなら、私の幼い娘をファックすればいいのです。そういう小説を書けばいいのです。私が許します。さあ、お書きなさい」

「あの、チーズナンがのびてしまいますよ」

「カフカさん、どちらかというとチーズナンは最初からのびてるっス」

「チーズナンが冷めてしまいますよ」

「ええ、それは私も気になっていたところです。食べましょう。私たちのようにサービス業に従事する者は食べ物を自ら生み出すことができません。感謝しましょう。農家の人にも、インドの人にも。食べ物を虚無への供物にしてはいけません。ただ、考えることをやめてもいけません。私たちはもう大人です。考えるのにいちいち声に出す必要はないのです。心内言語で考えましょう。では、あらためて。いただきます」

「いただきます」

「いただきます」


 そうして、私たちはチーズナンとカレーを食べ終え、辛くなった口内をラッシーで洗い流すまで、一言も口を聞かなかった。チーズナンをちぎり、のびるチーズをくるくる巻いて、カレーに浸す。まるで糸を紡ぐ人のように、同じ動作を何度も何度もくり返した。私たちは食べ物を分かち合っても、決して分かり合えることはない。人と食卓を囲んでいても、私たちはいつも孤食だ。シェアできるのはチーズナンばかりで、人生をシェアすることはできない。


「ごちそうさまでした」

「ごちそうさまでした」

「ごちそうさまでした」

「カフカさん、結論は出ましたか?」

「はい」

「聞かせてください」

「私たちは分かり合えません」

「思考放棄ですか?」

「何かが分かることなんてあり得ません。私には、わたしのことさえも分かりません。分からないから書くのです。書くことが思考です。思考することは歩くことです」

「筆任せというやつですね」

「そうです。しかし、筆に任せられるのは、筆を信じているからです。筆を信じられるのは、フェっちゃんを信じられるからです。自分の小説を信じているからです。信じられなくなったら、私はもう1行も書けなくなります。信じる根拠はありません。これ以上のことは、書いて証明するしかありません」

「それでは、私は誰を信じればいいのですか?」

「フェっちゃんを信じてください。私のことは信じなくてもいいですが、あの子のことは信じてあげてください」

「私は娘に裏切られたのですよ?」

「あの、もしフェっちゃんが戻ってきたら……。いえ、戻ってきます。戻ってきたら、小学校に通わせていいでしょうか?」

「何の話ですか? 本人が学校に行きたいと言ったのですか?」

「いえ。ただ、普通の小学生になった方がいいと思うのです」

「それはあなたの小説家としての勘ですか?」

「そうです。その方が良い展開だと思います」

「伏線は?」

「ありません」

「それでも信じろと?」

「お願いします」

「カフカさん。私は先日、あなたの小説をピストルで撃ち抜きました。デビュー作から最新作、あと、あのゴミのようなエッセイ集も含めて全部ね。あなたのファンだったからこそです。あなたのデビュー作を読んだとき、私はまだただの鉄砲玉でした。人生なんて考えたこともなく、瞬間瞬間を生きていました。そんなとき、あなたの小説に出会いました。手に取ったのは、書店でたまたま目に入ったから。最初のページを読んで飽きたら捨てようと思いました。瞬間瞬間を生きていたのです。しかし、私は結局、最後まで読み通すことができた。お世辞にも読みやすい小説ではなかった。面白いのかどうかも相当微妙です。しかし、ここには自分に関係のあることが書いてあると思った。明らかに現実離れしたフィクションなのに、極めて個人的なことが書かれていると感じた。それが何なのかわからないまま、私はあなたの小説のファンになっていた。今でも、微妙な小説だと思います。エンターテイメント性は皆無だし、芸術的にも高度だとは思えない。なぜあなたが小説家としてやっていけるのか、私には分からない」

「私にも分かりません」

「とくにエッセイは文句なしのゴミです。とくにあのノイラートの船のくだり。ポンコツ大学生のコピペレポートを読まされているようでした。人生経験の無さが露骨に出ていましたね」

「いやあ」

「でも、小説には何かがある。それが何なのか。分からないから書くのですね?」

「はい」

「私も、分からないから読むのです。教えてください。フェリーツェは私のもとに帰ってくるのでしょうか?」

「帰ってきます」

「なぜそう言い切れます? 分からないのでしょう?」

「フェっちゃんは、お人形と旅行に行っているだけなのです。日本旅行に行ってくるって、そう言って出かけたのですから。私はそれを信じます。この小説は、お人形が旅行に出かけたことで始まったのです。旅行は、家族のもとに帰ってくるまでが旅行です」

「それはプロットですか?」

「いいえ。私にプロットはつくれない。でも、この小説はハッピーエンドで終わります。信じてください」

「信じても裏切られます。この想定外は防ぎようがありません。もし、あなたの言うことが嘘なら、私はあなたを撃ち殺す。でもこの脅迫は無意味なのでしょう? あなたは計画性のない人間ですから。自分に望ましくない結果を避けるためにはどうすればいいか、簡単な手順を考えることさえできない脳無しです。きっとあなたは私にピストルを突きつけられながら、自分がなぜこれから殺されるのかも理解できずに“いやあ”なんてとぼけたことを言うのでしょう。しかたない。私はあなたを信じます。もちろん信じられませんよ? 信じられなくても、信じる以外にないのです。必ず小説を完成させてくださいね」

「任せてください」

「そんな言葉を信用できると思いますか?」

「いやあ」

「しかし信じます。あなたの前では、私はいつも一介の読者でしかない。あなたが何を書こうと私はそれを受け入れるしかないのです」

「ありがとうございます」

「しかし、私の気に入らない結末だったら撃ち殺します」

「え」

「これは脅迫ではありません。ただの腹いせです。信用を得たからといって暴力から逃れられるわけではないのですよ」

「カフカさん、ジブンもそのときは顔面に強烈な奴お見舞いしてやるっス。あと、下腹部のあたりをスタンピングして内蔵潰してやるっス」

「いやあ」

「ティッシュをどうぞ。チーズナンをつかんでみんな手がベトベトになってしまいました。これがいいのです。食卓をみんなで囲んだ証です。この会食を通して納得のいく結論にたどり着いたわけではなりません。本当を言えば、私たちは何ひとつ合意に達していないし、お互いの意見に誰ひとりピンと来ていない。理性的な対話だったとはお世辞にもいえません。それでも、私たちはチーズナンをシェアし、みんな仲良く手をベタベタにした。この記憶は私たちが死ぬまで残るでしょう。これがどんな意味を持つことになるのか。それは、あなたの小説次第です。楽しみにしています」


 私たちは各々の手のベタベタをティッシュで拭った。指先、指のまた、手の平、手の甲、そしてもちろん口の周りも。それでもベタベタはなかなか取れず、私たちの目の前にはたくさんの使用済みティッシュが積み重なっていった。食事のたびにこれでは、インドの家庭は猛烈な勢いでティッシュを消費しなければならない。日本でよかった。


 しかし、そうも言ってられない。ネットは広大だわ。そう言い残して、フェっちゃんは日本旅行に出かけたまま、今でははるか西方で死にゲーを繰り広げているのだ。「日本と世界は海ひとつでつながっている」海国兵談における林子平の警告は、1941年、林柳波はやしりゅうはの手になる童謡「海」に引き継がれ(♪ 海は広いな大きいな)、やがてクサナギ少佐の名言「ネットは広大だわ」に結実した。日本でよかっただなんて、どのツラ下げて言えるのか。


 これからどうすればいいのか。相談したくてもフェっちゃんはいない。死にゲーなんてやったこともないのに、私に死にゲーが書けるだろうか? 何かを変えなくてはならない。狭い書斎で体育座りして小説の神様が降りてくるのを待つだけではだめだ。降りてきてほしいのは、小説の神様ではなく、死にゲーの神様だ。そうでなくては、ヘルマンを倒すことはできないだろう。

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