第4話 完成したチョコ
「「ご馳走様でした!」」
「美味しかったでしょ?お母さんの料理」
「めっちゃ美味しかった!期待以上でした!」
「それは嬉しいわ!ありがと♪」
お皿を下げて、洗い物を済ませながら言う。
「そろそろいいんじゃない?結構時間たったし」
「え?なにが?」
「忘れてるじゃん。チョコだよ」
「あー!完全に忘れてた」
「じゃあこっちに持ってくるからコップとか退けといて」
「おっけー」
「じゃーん!こんな感じになりましたー!」
「おー!」
「後はブロック型に切ってチョコは完成」
「あ、包装はどうする?」
「あ、たしかに忘れてた」
「包装ならここにあるわよー」
お皿を洗い終わった果穂のお母さんが、
テーブルの横にあるソファーへ歩いていく。そして袋を持ってきてくれた。
「これねー美絵ちゃんの言ってたぁー。じゃーん!!」
「黄色のリボンとピンクの入れ物ー!」
「お母さんそれいつ買ってきたの?」
「ちょっと足りない食材を買いに行った時よ♪」
「あっ、あの時!」
「それ使っていいんですか?」
「いいよー!使って使ってー」
「ありがとうございます!」
「じゃあこれで包装問題も解決したし!仕上げに入りますか!」
「よっしゃー!」
「このぐらいの箱だとこんくらいかな?」
そう言い果穂はチョコをブロック型に切っていく。
「ほらこれ食べてみ。お母さんも」
「あらいいの?」
「食べていいの?入れるんじゃ」
「味見よ。実際一番これが大事」
「そっかじゃあ食べよ」
「私も食べよ」
パクッ
「なにこれうま!」
「美味しいー」
「さすが私」
「ほんとありがとー!」
「いいよ全然」
「じゃあ入れよっかチョコ」
「はーい!」
※※※
「今日はほんとありがとう!ご飯までいただいちゃって」
「またいつでも遊びに来ていいからね♪」
「明日学校でなー!」
「じゃあねー!」
「....今思ったのだけどあのチョコ、誰に渡すんだろうね果穂」
「さあ?好きな人とかじゃないの?だってあんなに気合い入れて作って、包装まで完璧にしてさぁ」
「青春ね」
「だよねぇー」
「果穂はそういうのないの?」
「あるわけないよ」
「あら...そう」
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あとがきです。
まどうふです。
短くして読みやすくしてみました。
最近小説を書く時間がどんどんと減っているのでもっと時間が欲しいと日々思ってます。
少しでも可愛いな。とか先が楽しみだなと思ってくれたら嬉しいです!
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