第7話 ワレ
ご飯は朝昼晩3食きちんと食べれる。
夜はシャワーが浴びれるし、着替えだってある。
寒すぎず、暑すぎず快適な空間温度。
これはある意味異常だ。
私達はなぜこんな所に呼ばれた?
なんで何不自由ない暮らしをしているんだ?
一方ここにも鍵を忘れてしまった女の子がいた。
「鍵がない!?ワレの鍵がないぞ!?」
ガシャガシャガシャガシャ
「どこいった!!ワレの自転車のカギィ!」
まさか、教室に置き忘れたのでは??
取りに行くのめんど!
しょうがないか!
歩いて帰るしかないか!
「今日は歩いて家まで帰るぞ!いつもと違う気分を味わえるしいいな!」
ワレの名は
ワレは鍵を教室に置き忘れ、歩いて家まで帰っている最中だ。
ワレがドジをするとはまさにギャップ萌えである。
今から皆には、ワレが家まで帰るまでを見届けてもらう。
準備はいいか。
「何あの子、1人でニヤニヤしてるんだけど…」
「それね、スマホ見てる訳でもないし、なんなんだろ…」
いかんいかん。
ワレとしたことがつい顔に出てしまったか。
フフッ
「みーたーなー!」
「「ギャー!!」」
ちょっとやりすぎてしまったか。
まぁあれくらいが記憶に残り被害を与えない最大限の怖さだ。
良き良き。
うん?なんだ??
森が光ってる??
ワレは恐る恐る、いや、とんでもないものが待っているのではと、少し興奮しながら森に入った。
だが、そこはただの森だった。
しかし、驚くことが1つある。
それは、この現象にワレ以外気がついていないことだ。
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