応援コメント

第12話 秋雨の夜」への応援コメント

  • 祭りの賑やかさと、秋の雨の寂しさと、夫婦の温かな愛情を感じるエピソードですね。
    読後感。なんとなく寂しい気持ちになってしまうのは、レネさんと奥様が苦労してきたことを読んだことがあるからなのかもしれません。
    大変なことも多かったでしょうが、苦労したぶん、この先の人生を心穏やかに過ごして欲しい。なんて生意気にも願ってしまいます。

    短いながらも、良いエッセイ集ですね。心にじんわりと染み渡ります。

    作者からの返信

    読後感、何となく寂しくなりますか。まあ、寂しい夜の話ですけどね。

    私たちの苦労話、気がつかないうちにそんなに書いてしまっていたんですね。自分でも意外でした。

    この先、本当にこころ穏やかに過ごしたいですね。

    何としても、限られた範囲の中で、妻をできるだけ幸せにしてやりたいし、そういう意味では嬉しいお言葉です。

    良いエッセイ集と言っていただき嬉しいです。
    私は短いものしか書けないんです。1番長いのは「異国の忘れもの」かな。
    それでもあんな長い小説をあれだけうまく書けるそわ香さんの才能には,本当に遠く及ばない事は言うまでもありません。
    そわ香さん本当にすごいです。
    物語も、構成も、とにかく作品の出来が良く、完成度が高いと思います。
    今後も素敵な作品を書き続けてください。
    オホシサマありがとうございました。

    編集済
  • あれ、もうお終い? と感じてしまいました。1万文字以内にするため、既に公開されている別のエッセイの中からピックアップされたものだとはわかっているのですが、9,000文字にしてもあっという間でした。
    たぶん、レネさんが眼の前でお茶を飲みながら語ってくださっているような、独特の味わい深い文章がそう感じさせるのだと思いました。すぅっと沁みわたるように入ってくる優しい、深いお人柄を感じさせる文章は他の誰にも真似できないものだと思います。
    書くほうが落ち着いたらまた〈夕暮れ時の幻想。過ぎた日々の夢〉のほうにもお邪魔させていただきます。

    作者からの返信

    烏丸さま。

    お忙しい中、お読みいただき感謝です。しかもそんな素晴らしいお褒めの言葉にオホシサマを添えていただき、ありがたい限りです。本当にありがとうございます。
    コメントありがとうございました。
    いつかまた気が向いたら、「夕暮れ時ー」にお寄りいただければ本当に嬉しいです。

    でも、そういう意味では、私も書き忘れましたけど、「居場所のない彼女」、字数の割にはとても短く感じましたよ。
    そして烏丸さんが随分色んな経験を積まれているんだなあ、と、コメント欄にも感心してしまいました。
    そういう経験からくる話も、また読んでみたいですね。

  • 秋雨の夜、風呂、選挙権。この離れ業をさらりとひとつのお話にしてしまう素晴らしさ。
    奥様の気持ちはなんか想像できる気がします。選挙権を得てはじめて本当の市民という感覚が味わえるように思えます。しかも前の国がそういう国ではなかったら尚更ですね。

    少しずつゆっくり読もうと思いつつ、やっぱり手が進んでしまいました。繰り返し読んでも色褪せない文章は本物だなと思います。生意気言いましてすみません。レネさんの文章には憧れるものがあるので。
    長々と失礼しました。とても気持ちのよいひとときをありがとうございました。

    作者からの返信

    そんなに褒めていただいて本当にありがとうございます。
    妻は帰化して本当に良かったと言っています。
    色々長年迷いもあったようですが、結果的に私も良かったな、と。
    でも妻は自分が大連の生まれ、育ちであることは、絶対隠さないようです。
    言葉もうまく、もう日本人と言っても通用すると思うのですが、本人は、国籍は日本だけど、大連の生まれであることを忘れたくないようです。
    故郷とはそういうものなのでしょう。

    こちらこそ、また読んでいただき、こんなに褒めていただき、こんな嬉しいことはありません。
    本当にありがとうございました。