32話 簡単な銃

レナトゥスは言う。

「先程言ったことは仮定ではなく実現可能です。実際には生前の私が実現可能にしました。詳しいことは言いませんが国会図書館で通常アクセス可能な知識で再現できます。何度も言いますが使う気はありません。」


エンブランはそうだと言う。

「そうでしょう、我々の敵国はおろか合州国自体いや、人類全体の治安の悪化に繋がります。しかしそれでは、、」


ディスケレは言う。

「しかしだ、では15000隻のこの第3艦隊では何もできないでしょう、なぜですか?」


レナトゥスは言う。

「すまない、本当に根本的なことを知らせていなかった、今から1年以内に銀河系内の量子コンピューターの製造に障害が起きる、これは2から3年かかるものと予想される。なぜこのようなことが言えるのか、この2ヶ月で全ての準備は整っている。私が行ったのはハデコ連合テオワ領での民主化運動の活発化による、製造設計の妨害だ。最低でも2年は新規の製造はできない。」


エンブランは言う。

「どういうことですか、そんな気が狂ってること実現不能です。そんな国家への工作が成功していたのは今から2万年もまえですよ、正気ですか?」


レナトゥスは言う。

「ニンゲンモドキ」

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私はこの艦隊の司令官だ 砦二光 @revelator_Hirakun

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